このアルバムはGenesis Revisited IIの別ヴァージョンであり、本編2枚組には未収録のCarpet Crawlersが収録されている。この曲を歌っているのはRay Wilson、フィル・コリンズ脱退後のジェネシスのシンガーとなった人だ。こちらも入手することでGenesis Revisited II はコンプリートとなる。アマゾンのマーケットプレイスでは1000円以下という低価格だったので、ついクリックしてしまった。他の8曲はすべて本編版と同じなのでこの1曲のために買ったようなものである。でもまあ良い、私の好きなThe Lamia, Entangled, Blood on the… などが網羅されているのだから。
Carpet Crawlersは数多い「幻惑のブロードウェイ」収録曲の中でもよく取り上げられる曲だ。ライブ盤Seconds Outにも収録されているし、99年にピーターも含めた一時の再集結時に出されたシングルでもこの曲の再録を聞くことができる(The Carpet Crawlers1999と標記されておりプロデュースはトレバー・ホーン。改めて聞くとポップなリアレンジがなされている)。そして今回レイのヴォーカル・ヴァージョン。確かにシンプルでわかりやすく、メロディが美しい曲だ。このように取り上げられているということは、メンバー全員がお気に入りの曲なのかもしれない。
ところで、レイの加入したジェネシスは全くの別物だった。まるでマイク・ラザフォードとトニー・バンクスによるプロジェクト・バンドだったような気がする。ツアー・メンバーも一新されたのでなおさらだ。だからアルバムCalling All Stations はほとんど聞くことがなかった。だが、レイの渋い声はゲイブリエル的だなというのは強く印象に残っている。そして今回のCarpet Crawlerは後半のシャウトする部分がまるでゲイブリエルが歌っているかのように聞こえた。フランシス・ダナリーや他の参加歌手よりずっと。だから何?と言われればそれまでだが、要は結構楽しめたということである。そういえばCalling All Stationsがダークで広がりのあるサウンドだったのを思い出してきた。この機会にあのアルバムをもう一度聞いてみるのも良いかも。
Genesis Revisited IIのおかげで私自身の「ジェネシスへの回帰」が新たに始まった気がする。
Carpet Crawlersは数多い「幻惑のブロードウェイ」収録曲の中でもよく取り上げられる曲だ。ライブ盤Seconds Outにも収録されているし、99年にピーターも含めた一時の再集結時に出されたシングルでもこの曲の再録を聞くことができる(The Carpet Crawlers1999と標記されておりプロデュースはトレバー・ホーン。改めて聞くとポップなリアレンジがなされている)。そして今回レイのヴォーカル・ヴァージョン。確かにシンプルでわかりやすく、メロディが美しい曲だ。このように取り上げられているということは、メンバー全員がお気に入りの曲なのかもしれない。
ところで、レイの加入したジェネシスは全くの別物だった。まるでマイク・ラザフォードとトニー・バンクスによるプロジェクト・バンドだったような気がする。ツアー・メンバーも一新されたのでなおさらだ。だからアルバムCalling All Stations はほとんど聞くことがなかった。だが、レイの渋い声はゲイブリエル的だなというのは強く印象に残っている。そして今回のCarpet Crawlerは後半のシャウトする部分がまるでゲイブリエルが歌っているかのように聞こえた。フランシス・ダナリーや他の参加歌手よりずっと。だから何?と言われればそれまでだが、要は結構楽しめたということである。そういえばCalling All Stationsがダークで広がりのあるサウンドだったのを思い出してきた。この機会にあのアルバムをもう一度聞いてみるのも良いかも。
Genesis Revisited IIのおかげで私自身の「ジェネシスへの回帰」が新たに始まった気がする。