帰国後も火のついたワイン熱は下がらず、その後20年間、現在に至っても自称赤ワイン愛好家である。12本しか入らないが専用冷蔵庫も買った。この間、あるイタリアンフレンチ・レストランで出してくれたボルドー、ポイアック産のポンテ・カネが一番のお気に入りだ。5級に格付けされているワインで、ふくよかな味わいと美しいアロマを持ち、深酒しても後に全然残らない。息子の産まれた年のワインとして何本か保管している。彼が二十歳になったときに一緒に飲むのがとても楽しみだ。
フランスと言えば高級かつ有名なワインが多いのだが。昨冬小樽の某ホテルに宿泊したとき、そのフロントの隣にセラーが置かれワインが保管されているという不思議な光景に遭遇した。その時そこにあったワインが凄かった。思わず許可をもらい写真を撮ってしまった。97年のペトリュスや95年ものラ・トゥールなどのラベルが見られる。ペトリュスは20万円以上の値段が付いていた。よほどのことがない限り一生飲むことのない銘柄ばかりだ。ただ、過去に利き酒をしたことがあるのだが、高級なワインだからといって必ずしもおいしく感じるとは限らない。多分、普段飲み慣れているクラスのワインが私には一番合っているようである。
時を経て好みも変わり最近はブルゴーニュ産の赤、特にピノ・ノワールを飲むことが多い。しかし、ピノも世界中至る所でつくられている。ワインの魅力はまさにワールド・ワイド。今の職場にもワイン愛好家がおり、各国のワインを持ち寄りながら楽しむ機会がある。料理と合わせながら、そして楽しく話をしながら、私のワイン体験度数はさらに広がっている。
フランスと言えば高級かつ有名なワインが多いのだが。昨冬小樽の某ホテルに宿泊したとき、そのフロントの隣にセラーが置かれワインが保管されているという不思議な光景に遭遇した。その時そこにあったワインが凄かった。思わず許可をもらい写真を撮ってしまった。97年のペトリュスや95年ものラ・トゥールなどのラベルが見られる。ペトリュスは20万円以上の値段が付いていた。よほどのことがない限り一生飲むことのない銘柄ばかりだ。ただ、過去に利き酒をしたことがあるのだが、高級なワインだからといって必ずしもおいしく感じるとは限らない。多分、普段飲み慣れているクラスのワインが私には一番合っているようである。
時を経て好みも変わり最近はブルゴーニュ産の赤、特にピノ・ノワールを飲むことが多い。しかし、ピノも世界中至る所でつくられている。ワインの魅力はまさにワールド・ワイド。今の職場にもワイン愛好家がおり、各国のワインを持ち寄りながら楽しむ機会がある。料理と合わせながら、そして楽しく話をしながら、私のワイン体験度数はさらに広がっている。