ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

YouTubeチャンネルの "hirohiko archives" について

2022年10月24日 | ミュージック

 学生時代からFMで放送されたライヴ音源等をエアチェックしたカセットテープがミカン箱2箱分くらいある。転勤族であったにもかかわらず捨てずに持ち歩いてきた。自分にとっては懐かしく、かつ貴重な音源として大切にしてきたものだ。特に東京に住んでいた学生時代は、北海道にはない民放のFM局がたくさんのライブ音源を放送していたので、夢中になって聴いていたものだ。そして今、思い立ってYouTubeのチャンネルにアップしてみた。それが"hirohiko archives"である。思いがけず現在チャンネル登録数が300を超えた。自分のオリジナル曲のチャンネルが十数名なので破格の数字である。ありがとうございます。

 カセットテープは意外と長持ちする。だいたいのメーカーは今も安定して再生できるのだが、Sc…製だけはテープがよれてきちんとは再生できないことがある。まあ、40年以上経つのだから仕方ないのかもしれない。

 一番最初にアップしたのが、75年8月にNHK-FMで放送された弘田三枝子と四人囃子がコラボしたスタジオ・ライヴの1曲「空と雲」だった。これは、上京前の時にラジカセで録ったもの。音質もあまり良くないのだが、当時弘田三枝子さんが亡くなった直後のアップだったのでたくさんの方に聴いていただいた。

 (以下、画像にリンクを貼っています。)

   

 現在の一番人気はユーミンの78年10月のスタジオ・ライヴだ。「流線型 '80」をリリースする直前のもので、一桁違う視聴回数になっている。次点がサザンオールスターズの78年スタジオ・ライヴで、デビューした年の勢いある演奏が聴かれる。ユーミンとサザンの人気はさすがだが、これらの音源は他の方のアップがなかったためたくさん聴かれていると思われる。そして、それに続くのが吉田美奈子や八神純子のライヴ。70年代に活躍したアーティストの人気は今も根強いと感じる。私自身も、良いものは良い!と思う。

  

  

  

 

 ところで、サザンと言えば、78年11月(だと思うが)に私の通っていた大学の学祭で大学生協主催のコンサートがあった。所属していた軽音サークル内でも先輩から青学にとてもうまいバンドがある、と聴いていたのだが、プロのバンドではあったがまだ学生臭さも残っていてとても親近感が沸いたことを覚えている。「勝手にシンドバッド」のようなノリの良い曲のみならず、メロディの美しい曲もたくさんあって、俄然ファンになったものだ。(その翌年、「愛しのエリー」が生まれることとなる。)先述の音源はその生協ライヴの1ヶ月後に収録のものであった。

 このように私のチャンネルは他人のふんどしで相撲を取るような試みをしていることになるが、私の思いは公共放送を通じて人々に楽しみを与えてくれた過去の娯楽を記録として残したい、そして聞き逃した人達に改めて聞いてもらいたいということだ。ただ、心配なのは楽曲に対する著作権である。これについては、アップロードする際にYouTube側が内容を判断し、大方は「著作権の申し立て」があり制限される。しかし、だいたいの曲はYouTube側で著作権の対応を関係方面に行っているため、制限されるのはチャンネル公開者に広告収入が得られないことで、アップロード自体は可能だ。ただ、著作主や放送局などから削除要請が来たらそれに従う必要はある。個人的には、オフィシャルのソフトとして発売されている場合はアップしないことにしている。

 さて、hirohiko archivesについてはリンクを貼ったので、もしよろしければ聴いてみてください。他にサントリーオールドが当時のTVアニメとコラボしたCM集や、パット・メセニーのライブ音源などもあります。願わくば、オリジナルの楽曲チャンネルの方がもう少し伸びてくれると良いのだが、、、(笑)。

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