ところで、1960年制作のジャック・ドゥミ初の長編映画「ローラ」の音楽をルグランが担当しており、「夢見るロラン・カサール」という曲をいくつかのCDで聴くことができる。その曲がシェルブールのカサール氏が歌う曲(後のWatch What Happens)と全く同じなのである。この映画の詳細もわからないため不思議に思っていたのだが、本作品の中でカサール氏が過去を告白する時に、かつてローラという好きな女性がいた、というフレーズがあるのにようやく気がついた。両作品は関連があると思われるがどうなのだろうか。
ところで私が大阪にいた11月23日よりスタートしたイエスの日本公演<YES WORLD TOUR 2014 in Japan>。こちらは「写真」ではなく“ライヴ音源お持ち帰りサービス”「Re-Live (リライヴ)powered by LIVEtoGO」が実施された模様。これは、全6公演会場のみで限定販売される「Re-Live (リライヴ)パッケージ」を3,500円で購入することで、11月25日東京・TOKYO DOME CITY HALL公演のライヴ音源をお持ち帰りできるサービスで、配信期間内でダウンロードする仕組みとのこと。ネットを当たり前に利用する今ならではの新しいサービス。これからどう展開するのだろうか。