最近のアナログ盤人気復活を裏付けするかのようにデアゴスティーニ・ジャパンから先月下旬に「ジャズLPレコード・コレクション・シリーズ」が発売された。第1作はマイルス・ディヴィス59年リリースKind Of Blue。他のシリーズ同様第1回販売のみ廉価価格が設定されており本商品は税込み990円であることから購入してみた。
当時のデザインを復刻しているが比較的薄手の紙で作られたジャケットは、逆に輸入盤の味わいを感じさせてくれる。盤は「高音質復刻版を謳い、マスターテープからのリマスターに可能な限り挑み、180gの重量盤レコードでアルバムをプレス、オフィシャル・ライセンスのもと、質の高い音源が忠実に再現された」と中に記載されている。
マイルスの作品は私もCDで何枚か持っている。一番好きなアルバムはMILESTONEでPORGY AND BESSもガーシュイン作品としてお気に入りだ。そして本作Kind of Blueもモード奏法の関連で名盤とされているのでデラックス盤を持っている。アナログ盤は1958 MILESの一枚のみだったので今回で2枚目となる。針を落とすと静かなイントロからSo Whatが始まる。まさに秋の夜長にピッタリな雰囲気だ。音もなかなか良い。
マイルスとは関係ないが、本誌の中でJazz DJ(そういう職業がある?)の大塚広子氏が述べている一節「私がレコードを買った初めの動機は、街で12インチサイズの大きな袋を持って歩きたかった…」には、わかるなあと。CDがなかった当時は皆レコードを袋に入れて持ち歩いていたものだが、それが今はとても懐かしい。私が今中古のレコードを漁っているのもその辺に理由があるのかもと共感してしまった。
今回は千円未満で購入できたが、今後同シリーズは第2号が1843円で以後2759円+税での販売となるそう。いわゆる名盤とされるジャズの音源が手に入るわけだが、お値段的には多分もう購入は無理。どんな作品がリリースされていくのか、動向だけは見守ることにしよう。
当時のデザインを復刻しているが比較的薄手の紙で作られたジャケットは、逆に輸入盤の味わいを感じさせてくれる。盤は「高音質復刻版を謳い、マスターテープからのリマスターに可能な限り挑み、180gの重量盤レコードでアルバムをプレス、オフィシャル・ライセンスのもと、質の高い音源が忠実に再現された」と中に記載されている。
マイルスの作品は私もCDで何枚か持っている。一番好きなアルバムはMILESTONEでPORGY AND BESSもガーシュイン作品としてお気に入りだ。そして本作Kind of Blueもモード奏法の関連で名盤とされているのでデラックス盤を持っている。アナログ盤は1958 MILESの一枚のみだったので今回で2枚目となる。針を落とすと静かなイントロからSo Whatが始まる。まさに秋の夜長にピッタリな雰囲気だ。音もなかなか良い。
マイルスとは関係ないが、本誌の中でJazz DJ(そういう職業がある?)の大塚広子氏が述べている一節「私がレコードを買った初めの動機は、街で12インチサイズの大きな袋を持って歩きたかった…」には、わかるなあと。CDがなかった当時は皆レコードを袋に入れて持ち歩いていたものだが、それが今はとても懐かしい。私が今中古のレコードを漁っているのもその辺に理由があるのかもと共感してしまった。
今回は千円未満で購入できたが、今後同シリーズは第2号が1843円で以後2759円+税での販売となるそう。いわゆる名盤とされるジャズの音源が手に入るわけだが、お値段的には多分もう購入は無理。どんな作品がリリースされていくのか、動向だけは見守ることにしよう。