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長らくアコギに凝ってきた自分だが、目下のところ消費税が上がる前に是非とも欲しいのがテレキャスターである。3年ほど前に2009年製のフェンダー・メキシコ・テレキャスを手にして初めてその素晴らしさを実感したことを本ブログで紹介したが、その気持ちは今も変わっていない。成り行きでその1本が息子のところに行ってしまったので、私としても新たにと思っている。ということは本家USA製を入手するしかないだろう。しかし、一方でフェンダー・ジャパンという優秀だが安価な製品もある。GM1月号ではその辺も含めた記事が掲載されている。
大きくChapter1から4まで組まれていて、その他関連記事が3本。国内外有名ギタリストの所有するテレキャスの写真も多数掲載されており、それを眺めるだけでも楽しい。また調整の仕方が載っているのもとても参考になった。「聴かずに死ねるか!テレキャスター名盤50」では6枚しか聴いたアルバムがなかった。これは私がテレキャス・サウンドにまだ馴染みがないということで今後の課題としたい。
そんな中「現行テレキャスター15モデル1本勝負!」において今現在発売されているモデルが紹介されていて、そこにジャパン製が含まれていた。「USA製と遜色のないサウンドが好印象。」という評価。日本人の手の小ささに対応できるスリムCシェイプのネック・グリップだともある。また「向井秀徳と行く!フェンダー・ファクトリー・ツアー」では日本製モデルの制作工場(どことは明らかにされていない?)を訪問し丁寧な製造過程を紹介している。その記事内で昨年フェンダー・ジャパンというブランドは消滅し、その後Japan Exclusiveという新シリーズに変わったことを知った。
ということでどうしても本家とジャパンを比べたいと思い、札幌の光栄堂楽器さんにお邪魔した。外観だけでもと思って入店したら茨木店長さんが丁寧にUSAとジャパンの違いを説明してくれ、また実際に触らせてもくれた。(ありがとうございます!)エレキギターはたいして弾けないのでちょっと困ったが、まずはアンプに繋がない状態でも弦の響きが違うのがわかった気がする。USAの方が深くて良い音を出すと思った。店長さんの話ではジャパン製も決して悪くはないですとのことだったが、価格が約四分の一なのは確かに魅力的。USAかJapanか?結論は先送りして、まずは試奏できる程度の上達が先のようである。