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私はこのアルバムに収録されている曲のうち、GirlとMichelleは実はポール・モーリアのオーケストラ演奏で最初に知った。小学生の頃で、つまりビートルズの曲だとは知らなかったわけだが、特にMichelleは美しい曲だなと思っていた。こうしたこともその後ビートルズ・ファンになったきっかけのひとつである。
Rubber Soulは彼らのアルバムの中でも特にお気に入りの一枚である。好きな曲がたくさんある。1曲目のDrive My Carのイントロのかっこよさ、ドスのきいたポールの歌声には本当にしびれる(死語?)。Nowhere Man(「ひとりぼっちのあいつ」という名邦題!)のコーラスの凄さ、You Won’t See Me、 In My Life、 ジョージのIf I needed Someoneの美しい旋律、Michelleの不思議な英語は実はフランス語だった驚き、そしてRun For Your Lifeの印象的な旋律…。
余談だがシタールが初めて使われた名曲Norwegian Wood は「ノルウェー製の家具」が正しい訳だと言われており、私もそう思うが副題のThis Bird Has Flownが続くとどうしてもノルウェーの「森」をイメージしてしまう。
今手元にあるアナログ盤はリマスター後のUSAステレオ盤、モノLPボックスのモノラル盤、そして65年12月6日にリリースされたキャピトル盤のステレオ仕様の3枚。キャピトル盤はRubber Soulからの10曲にHELP!から2曲を加えた変な構成。しかしI'm Looking Through Youの冒頭で2回ギターをやり直すヴァージョンが収録され、また音圧的な迫力があってつい聞き込んでしまう1枚だ。
さて、50年後のビートルズ追体験、次は来年6月のYesterday And Todayと8月のRevolverである。