ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

カセットテープ・コレクション 〜 キャメル’79年初来日公演とFM放送と北玲子氏

2017年01月29日 | プログレ
 1979年1月23日、新宿厚生年金会館にて行われたキャメルの初来日公演が3月にFM東京にてオンエアされ、その時にナレーションを担当したのが北玲子さんであった。

 同月16日、渋谷公会堂におけるライブに私も出向いた。当時キャメルは「ブレスレス」というアルバムを発表し、そのツアーで初来日した。メンバーはアンディー・ラティマー( ギター、フルート、ヴォーカル )、アンディー・ワード( ドラムス )、リチャード・シンクレア( ベース、ヴォーカル )、デイヴ・シンクレア( キーボード )、ヤン・シェルハース( キーボード )、メル・コリンズ( フルート、サックス )の6名。あえて言うならば、キャメル+キャラバン+キング・クリムゾンが合体したメンバーでの編成。キーボードのピーター・バーデンスはもういなかったが、私はクリムゾンの関係でメル・コリンズ、そしてハットフィールド&ザ・ノースにいたリチャード・シンクレアをこの目で見られるだけでも嬉しく、大いに期待した。もちろんそれは素晴らしいライブであった。ツイン・キーボードの迫力、メルのジャズよりのサックス、リチャードの独特のヴォーカルとフュージョンチックなベース、MCも務めたアンディ・ワードのドラム、そしてアンディ・ラティマーの哀愁に満ちたギターなど大満足のライブだったのだ。

 後日、その模様がFM東京で放送されることになり私はとても楽しみにしていた。いよいよその日が来て、1曲目はブレスレスから「エコーズ」。ライブの興奮がよみがえる。ところが2曲目に入る前、パーソナリティの説明ではインストルメンタルの曲に言葉による物語を加え、解釈を施した、いうなら一つのお節介を試みてみた、ということで、「テル・ミー」〜「スノー・グース」の演奏のバックに、小説版スノーグースを読み上げるナレーションが重なって入って来たのだ。ライブの再現を望んでいた私にとっては本当にとんでもないお節介で、怒り心頭の状況に陥ってしまった。カセットテープにエアチェックをしたものの、それから数十年も耳にすることはなかった。

 今回押し入れから引っ張り出して来たカセットの山からこのライブ・テープを見つけて聴き直した時、ナレーションは後に同じFM東京にて開始された番組「スペース・フュージョン」のナレーターの北玲子さんだったということに気がついた。30数年経って聞くとすでに怒りの感情はなく、郷愁に満ちた新たな気持ちが込み上げてきた。恐らく北さんの声や語り方が好きな方々はこのオンエアが至福の時となったに違いない。今私もそういう気分になっている。

 それにしても驚いたのは、すでにこのこと(キャメル・ライブ放送に北玲子氏のナレーション)を話題にして動画サイトに上げている人がいるということ。世の中は広いと思う。


カセットテープ・コレクション~FM東京深夜放送「ジュン・エ・ロペ~スペース・フュージョン」

2017年01月24日 | ミュージック
 FM東京で1970年代の終わりから80年にかけて放送していた「スペース・フュージョン」というラジオ番組をご存じだろうか。記憶では土曜日の深夜(日曜午前3~5時?)に聞くことができた。当時イタリアのPFMなどのバンドが日本でも人気を博し、広がりつつあるユーロロックを中心に紹介する番組であった(と思う)。ナレーションはその語り口に独特の雰囲気を持つ北玲子さんが担当し、オープニングの決まったフレーズがあった。それは「始めに宇宙カオスがあった。カオスは豊かなる大地ガイアと地獄タルタロス、そして神々の内で最も美しい存在エロスとの混在であった…」と始まり、そのバックにはキング・クリムゾンの「エグザイル(放浪者)」が流れていた。さらに毎回冒頭に神話が紹介され、それが深夜の時間帯に何とも言えない不思議な宇宙世界へ聞き手を誘ってくれるのだった。学生時代、一人暮らしをしていた私のノスタルジックな思い出のひとつである。

 先日実家に置いたままにしていた昔のカセットテープを持ってきて、何本かを整理していたら、このスペース・フュージョンを録音していたテープが見つかったのである。涙が出るほど懐かしかった。放送日が不明なのだが番組の最初から録音されていて、定番の語りを聞くことができる。この回の神話は「クレタの娘、ガラティアの物語」。当時そのバックに流れるジャズ・ロック風の曲が気に入り、実はその後長年に渡り探し求めることになる。覚えていたのはロベルト・コロンボというアーティスト名。しかし曲名がわからない。今のYouTubeは便利なもので、探すと何曲かがアップされていた。ひとつずつ確認し、とうとう探し当てることができた。(”Caccia Alla Volpe” by Roberto Colombo)その曲がしっかりカセットの中に残っていたのである。しかも、当時発行されていたFM番組誌(週刊FMかFMレコパル)の断片が挟まれていた!そして、この日のメイン(スペシャル・アピアランス)はイタリアン・スペシャル7としてIl Volo(イル・ヴォーロ)のアルバムを紹介。それを聞いて、良いバンドだなあと思ったもののすっかり忘れていた。たった1本のカセットテープではあるが、タイムマシンに乗って過去に戻った気分にしてくれた。(ちなみにジュン・エ・ロペは番組スポンサーだったはず。)

 他にもないかと100本ほどあるテープを探したが残念ながらスペース・フュージョンはこれ1本のみであった。しかし、ナレーションの北玲子さんが出演している音源がもうひとつ見つかったのである。(続く)


エディ・ジョブソン〜U.K.特別公演完全再現ライブ「カーテン・コール」Blu-ray

2017年01月22日 | プログレ
 2013年エディ・ジョブソンはジョン・ウェットンと組んでU.K.の2枚のアルバムを完全再現したライブを川崎クラブチッタにて行っていた。その模様を収録したBlu-rayを最近購入した。高額だったので最初は購入を躊躇したが、動画サイトで確認したギター&ドラムのサポート・メンバーの力量が高く、またサラウンドの音声トラックもあることから結局購入してしまった。だが、結論から言うとかなり物足りない内容だった。

 恐らく79年の時のように自ら会場に足を運んでいたらそれだけで足りた部分もあったのだろう。映像版ではそうした臨場感が乏しくなる上、ジョブソンもギターのアレックス・マハーチェクも演奏に集中してほとんど動きがない。ということで、画面を通すとあまり盛り上がれないという感覚になってしまったのである。ライティングも地味で、音だけで勝負という意味合いが強かったのかもしれない。

 この時ジョブソンはVAX77というキーボードを2台に重ねて演奏していたとのこと。これは正式にはMIDIコントローラーで、全ての音源をソフト・シンセにて適宜切り替えて使用していたらしい。従って鍵盤のセットも極めてシンプルで、両腕を左右に広げて2台のキーボードを弾くという往年のスタイルは見られない。またランデヴー 6:02等の曲でのバックヴォーカルもなし。その分ウェットンが一手に歌を引き受け頑張っていたのと、ドラムのマルコ・ミネマンが激しく叩きまくっていたのが救いである。

 注目したのはジョブソン記載による全曲の解説である。まず、バンド結成当時はヤマハ初のシンセサイザーCS80のサウンドに触発され愛用していたことが随所の記述でわかる。79年の日本公演でもメインに使っていた。次に、「憂国の四士」収録の「ソーホーの夜」「瞑想療法」の2曲はライブで演奏するのが難しい曲で、オリジナル・ラインアップで演奏されたことは一度もなかったとのこと。特に後者は今後の演奏もあり得ないが、今回の披露に対しメンバーは良くやってくれた、と記載している。テクニシャンの集まったスパーバンドでもそうした難曲があったことを面白く思った。もうひとつは、「デンジャー・マネー」のNOTHING TO LOSE。「これはエイジアの初ヒット作だったか?ジョンはその後この手の曲をたくさん作り…この曲のおかげで自分は今後何をしたくないのかがはっきりわかった。」と明確に言っている。つまりポップな路線をジョブソンは好まなかったということなのだろう。私もその後生まれたスパーバンド「エイジア」のアルバムをあまり好きにはなれなかった。非常に共感できる部分だった。

 この映像版はU.K.としてではなくエディ・ジョブソン名義でリリースされた。私はあまり気に入らなかったが、彼の音楽キャリアの中での貴重な記録ではある。だからこそ有能なミュージシャンとして今後どういった活動を進めていくのか、大いに期待するところである。

U.K. 1979年初来日公演の思い出

2017年01月20日 | プログレ
 UK UK UK UK…!延々とわき起こる冒頭のU.K.コール。これはライブの主催者側がアーティスト登場前に観客に依頼し発生したものだ。国内盤ライブアルバムNIGHT AFTER NIGHTの解説にも述べられている。ということはそれを書いた川上史郎氏はその時その会場にいたに違いない。そして私自身もそうだった。U.K.の日本公演は今まで私が見た中で間違いなく最高のライブのひとつであった。

 1979年5月。3人組になり2枚目のアルバムを発売したプログレバンドU.K.が来日した。4名のスーパースターが集合したスーパーグループとの位置づけだったU.K.(そしてそれはそのとおりだったが)は、78年にファーストアルバム「憂国の四士」を発表した。実は私はあまり気に入らなかった。多分期待したとおりの楽曲ではなかったと感じたのだろう。(今は大好きなアルバムとなっているが。)しかし、その後ギタリストのアラン・ホールズワースとドラマーのビル・ブルフォードが抜け、フランク・ザッパの元でエディ・ジョブソンが共演したロック系ドラマー、テリー・ボジオが加入した3人編成によるセカンド・アルバム「デンジャー・マネー」はすぐに気に入った。多少ポップな要素も加わっていたが、1曲目のDANGER MONEYのようにプログレ・ファンが安心して聞くことのできるサウンドが満ちあふれているアルバムだった。そして、何よりもジョブソンのキーボードとヴァイオリンがとてもかっこよかった。そのU.K.が来日する、これは行くしかない。私は友人と示し合わせ、2回分の公演のチケットを購入した。

 さて、冒頭の話しだ。私達が行った2公演(79年5月30日中野サンプラザ、6月4日日本青年館)とも公演前に主催者がステージに登場し、本日の公演はライブ録音されますと宣言した。当然のことながら観客は大喜びである。そこで求められたのがU.K.コール。後日日の目を見たライブアルバムには私と友人の声も含まれているはずだ。そしてライブのオープニング曲はDANGER MONEY。このイントロが凄かった。ジョン・ウェットンの弾く(踏む)Moog Taurus Bass Pedal(ジェネシスでもおなじみ)の重低音が座席にまで響いて来たのである。それは椅子が震えるほどだったと記憶している。初めて聞くボジオの重たいドラミングも印象的だった。40年近く過ぎた今でも強烈な印象を忘れていないその曲は残念ながらアルバムには収録されていない。そこで後年西新宿に多くあったブートレッグの専門店で当時の日本公演の海賊版を探し求めた。今手元にはDANGER AFTER NIGHTという大阪での録音盤がある。比べると公式アルバムは多少のオーバーダビングを施しているかもしれないと思えるほど、サウンドは厚くて乱れがない。しかし当時実際に目にしたのは、たくさんのキーボードに囲まれて弾いたりヴァイオリンソロを奏でるジョブソンの勇姿、ウェットンの張りのあるヴォーカルと時おり伴奏楽器のようにも聞こえるベース・ギターさばき、そしてたくさんのタムとシンバルに囲まれ運動選手のように力強くたたきまくるボジオのドラムから成る迫力満点の素晴らしいステージだった。

 本公演で初披露された新曲Night After Nightはイントロの難しそうなフレーズをジョブソンがいとも簡単に弾く驚きの曲だったし、4人編成だったファースト・アルバムの曲をどのように演奏するのかという興味もあり、本当に堪能したライブであった。その後定番となったウェットンの「キミタチ、サイコーダヨ」のフレーズもこの時が初出だったはず。

 手元に残る当時の公演チケットを眺めながら良き思い出に浸っていた私だが、2013年ジョブソンはウェットンと組んでU.K.の2枚のアルバムを完全再現したライブを川崎クラブチッタにて行っていた。(続く)

ジェフ・ベック “BLOW BY BLOW” 45回転200g高音質アナログ盤2枚組

2017年01月17日 | ミュージック
 先月末に中古レコードショップの店頭ワゴンにて半額で買ったLPジェフ・ベック「ブロウ・バイ・ブロウ(ギター殺人者の凱旋)」について触れた。収録されている曲の良さ、スリリングな演奏の一方で叙情的なストリングスが加わるなど、プログレ好きの私も大いに気に入っているアルバムである。さらにリリース当時にジェフ・ベックがマックス・ミドルトン等と来日し行われた札幌公演に自分が行ったことも、このアルバムが好きな理由のひとつである。その詳細はこちらに紹介している。その時のエピソードをさらに加えると、She’s A Womanの演奏時だったか、ベックがトーキングモジュレーターを口にくわえて歌おうとした時にホースが外れてしまい、イントロのフレーズが本来より多く演奏された場面があった。なぜか得をした気分だった。

 さて、前回45回転盤が欲しくなった!と述べた。結局それが今手元にある。これは33回転のLPを45回転2枚組に再構成し発売したものだ。発売はThe Analogue Productionsでベック作品では次作のWiredも出ている。高額なので絶対に買うことはないだろうと思っていたが、年末に入手したLPが思いのほか高音質だったので、ならばより高速再生となる45回転盤はアナログ盤としてさらに素晴らしい音質なのではと期待したのだ。1スタンパーにつき1000枚のプレスという限定扱いも背中を押した。(実際扱っているショップがあまり見つからない。)

 写真のとおり、オリジナル・マスターテープを使い、Quality Record Pressingsにて製造されたとのこと。ジャケットは2枚組であるためゲートフォールド型に変更されており、中にベックの写真が載っている。盤も200グラムの重量がある。肝心の音の方だが、第一印象では低音のふくよかさと左右の分離の良さを感じた。とりわけオープニングのYou Know What I MeanやスリリングなScatterbrainではCDの音圧に勝るとも劣らない迫力あるサウンドだが、アナログ特有の暖かさも感じられる。まさに最高の音質を目指した作りだ。ただ、LPでは連続して聞かれるTheloniousとFreeway Jamが3面から4面へと分断されていて、4面1曲目は3面のラストが少し被さって始まることになる。これは仕方のないことであろう。

 ところで、改めてLP盤の方を聞き比べてみた。実はこの45回転盤に肉薄する迫力あるサウンドなのである。70年代の日本のプレス技術も高いものがあったのだろうと感心させられた。

 本作には5.1サラウンド音声を収録したSACD盤も出ていて、以前からこちらも欲しいと思っていたのだが、今回の出費の関係で未だ手が届かずの状況である。


YAMAHAシーケンサーQY300のフロッピーディスク・ドライブを修理

2017年01月06日 | 音響製品
 「久しぶりにYAMAHAの音楽シーケンサーQY300を納戸から引っ張り出し電源を入れてみた。このシーケンサーはGM音源とフレーズが内蔵されており、また表面に鍵盤に相当する入力キーが備わっているのが特徴で、さらにコード入力などもできるためこれ1台で曲作りが可能。私が社会人バンドを結成していた時のアルバムづくりに大いに貢献してくれた。内蔵メモリに10曲分が保存されているので、まずはそれらを再生してみた。ところが2DDのフロッピーディスクを挿入し、他の曲をロードしようとしたらそこでエラー表示が出て、データを読み込まない現象が発生。何枚かを入れ替え確認したがどうもFDDに異常が生じているようだ…。」という状況が実は2年ほど前にあり、その後放置していた。

 最近思い立ってネットでこの状況を調べてみたら、同じような現象が頻繁にあるらしく、多くの報告例を見ることができた。それによると、上位機種のQY700はノートパソコン用FDDの流用での交換が可能だが、300の方は配線関係でそれが難しい、しかし大方はFDD内のゴム製ベルトの損傷に原因があるとのこと。そうした報告を参考にしながら、ダメ元で自力修理を試みようと考えた。

 最初に必要なのは交換用のゴム製ベルト。かろうじてヤフー・オークションで見つけることができた。ただし、以前から比べ3倍の値段だったのは仕方がない。それが到着し、いよいよ分解開始。案の定ベルトが新品と比べて伸びきっていた。何とか交換し作業を終えてフロッピーディスクを挿入。無事にロードできた。ついでにセーブも問題なし。これであと10年は使うことができるのでは。

 このように不器用な私でもネット上の他の皆さんの実践が役に立ち修理することができたが、昔であればこの機材も燃えないゴミになっていたかも。それにしても、QY300以前に酷使していたシーケンサーQX3は今回のようなFDDトラブルも発生せず、今も昔同様に動いている。シンセサイザーDX7も同様。30年前のYAMAHA製品は壊れにくく凄かったのだなあと、改めて実感したところである。


2016 年末恒例中古レコード・バーゲン・セールの成果

2017年01月03日 | ミュージック
 年末に毎年恒例のバーゲンを狙って札幌狸小路のFresh Airさんを訪問、店前のワゴン内半額、店内20%引き等のセールを漁った。今回の成果は写真のとおり。ワゴンでゲットしたのはビートルズのFOR SALE国内オデオン盤、ジェフ・ベックの名盤BLOW BY BLOW、そしてかねてから欲しかったが買う機会がなかった映画「南太平洋」のサントラ盤の3枚。店内の商品からはYESのファースト・アルバムドイツ盤とKING CRIMSONの中では一番好きなLIZARDのUS盤、計2枚を2割引で購入。

 良かったのはジェフ・ベック。帯を見て邦題が「ギター殺人者の凱旋」というのに改めてびっくりしたが、内容がやはり素晴らしい1枚である。CDよりもLPの方がぐいぐいと耳に入ってくる。昨年確か45回転の2枚組アナログ盤がリリースされていたはずだが、俄然それが欲しくなった。ビートルズは古すぎて盤は傷だらけだったがジャケは良い味を出している。南太平洋も薄いペラジャケだがこちらは盤も良好。YESのファースト・アルバムのアナログ盤は初めての購入である。そしてドイツ盤は中々迫力のあるサウンドだった。一般的にドイツ盤は音が良いと聞いたことがあるが、私の持っているLED ZEPPELINのセカンドはそれほどでもなかったのだが、こちらは良かった。またLIZARDはマトリクス-AAでファースト・プレスではなかったのであまり期待しなかったが、予想外に音圧の高い、迫力あるサウンドであった。YESのFRAGILEやCLOSE TO THE EDGEの米国盤を思い出させた。ビートルズ以外はジャケットも良品だったので、今回も良い買い物をさせてもらった。

 年末の札幌地方、50年ぶりという大雪で私の肩と腰は除雪車が家の前に置いていった瓦礫のような雪の固まりの処理で大打撃を受けた。それを癒すための一助となった年末セールのレコード達であった。

 今年もよろしくお願いします。