ハケット先生の新作ライブ盤が到着した。確かリリースが今月20日頃なので、1週間と少しで本国UKから届いたことになる。思ったより早く手にすることができた。なぜUKに注文したかと言うと、プレ・オーダーでハケット先生の直筆サインが頂けるからであった。現物を見ると確かに外側ケースの上部に、白字でサインが書かれている。
さて、本ライブ盤はCD3枚+DVD2枚の豪華5枚組である。今年5月に行われたロンドンのハマースミスでの公演がフルに記録されている。実に収録時間2時間41分20秒。CDはこれを3枚に分割。DVD(5.1サラウンド音声あり)では一気に見ることができるのだが、ステージに上がり、降りるまで曲間も含めてノーカットで収録されていると思われる。従ってこの日のセットをそのまま体感できるのだ。さらに6月に私が行った川崎クラブチッタでの来日公演と違う点がいくつかある。
1ステージ上に3面のスクリーンがあり、曲に応じて映像が映されること。
2リードヴォーカルとギターにゲストミュージシャンが参加したこと。
3ジェネシスの曲ではなく、ハケット先生のソロ作であるShadow of the Hierophantが演奏されたこと。
4Eleventh Earl of Marが演奏されたこと(逆に日本では2日目のステージでギターソロのHorizonがセットリストに加わったのだが)。
特にスタジオ盤と同じゲストヴォーカリストを迎えてのステージが構成されたのはさすが地元での開催と言える。中でも、Afterglowにおけるジョン・ウェットンの歌唱力は少しも衰えを感じさせないほど素晴らしいものであった。また、The Lamiaでは、これまたスタジオ盤どおりにマリリオンのSteve Rotheryがギターで参加、なるほど終盤のギターソロはそういうことになっていたのかと、納得の場面であった。
未視聴の方々のために、これ以上詳しいことは触れないが、実に見応え(聴き応え)のあるライブである。ただ一つ難点を挙げるとすれば、ヴォーカルのキーの合わない曲があり、LamiaでのNick KershawもメインのNad Sylvanも少々苦しそうな場面があること。とりわけEleventh~は本当に高い音程が必要でメロディが変わってしまっている。学生時代に私のバンドもこの曲をやり、ヴォーカルを担当した私自身が苦労したので実感するのだ。しかし、ハイライトのSupper’s Readyではオリジナルと寸分違わない演奏と、 Nad の頑張りで感動的だった川崎でのステージを思い出させてくれる。
Behind the ScenesのDVDもついて、一粒で3度おいしい作品と言える。
さて、本ライブ盤はCD3枚+DVD2枚の豪華5枚組である。今年5月に行われたロンドンのハマースミスでの公演がフルに記録されている。実に収録時間2時間41分20秒。CDはこれを3枚に分割。DVD(5.1サラウンド音声あり)では一気に見ることができるのだが、ステージに上がり、降りるまで曲間も含めてノーカットで収録されていると思われる。従ってこの日のセットをそのまま体感できるのだ。さらに6月に私が行った川崎クラブチッタでの来日公演と違う点がいくつかある。
1ステージ上に3面のスクリーンがあり、曲に応じて映像が映されること。
2リードヴォーカルとギターにゲストミュージシャンが参加したこと。
3ジェネシスの曲ではなく、ハケット先生のソロ作であるShadow of the Hierophantが演奏されたこと。
4Eleventh Earl of Marが演奏されたこと(逆に日本では2日目のステージでギターソロのHorizonがセットリストに加わったのだが)。
特にスタジオ盤と同じゲストヴォーカリストを迎えてのステージが構成されたのはさすが地元での開催と言える。中でも、Afterglowにおけるジョン・ウェットンの歌唱力は少しも衰えを感じさせないほど素晴らしいものであった。また、The Lamiaでは、これまたスタジオ盤どおりにマリリオンのSteve Rotheryがギターで参加、なるほど終盤のギターソロはそういうことになっていたのかと、納得の場面であった。
未視聴の方々のために、これ以上詳しいことは触れないが、実に見応え(聴き応え)のあるライブである。ただ一つ難点を挙げるとすれば、ヴォーカルのキーの合わない曲があり、LamiaでのNick KershawもメインのNad Sylvanも少々苦しそうな場面があること。とりわけEleventh~は本当に高い音程が必要でメロディが変わってしまっている。学生時代に私のバンドもこの曲をやり、ヴォーカルを担当した私自身が苦労したので実感するのだ。しかし、ハイライトのSupper’s Readyではオリジナルと寸分違わない演奏と、 Nad の頑張りで感動的だった川崎でのステージを思い出させてくれる。
Behind the ScenesのDVDもついて、一粒で3度おいしい作品と言える。