- ROSE PETAL -

何気ない日々のできごとを

小さな花びらのようにかさねてみます

小学校の読み聞かせ

2021-03-04 | 絵本(読み聞かせ)

今朝は、小学校に読み聞かせに行って来ました。

今年度は、コロナウィルスの影響で 読み聞かせは、10月からのスタートになりました。

その後も県内の感染者の増加に伴い、12月~2月は中止になり、きょうが最後の読み聞かせになりました。

3年生に聞いてもらったのは、

王さまライオンのケーキ 

      はんぶんのはんぶん  ばいのばいの  おはなし

    マシュー・マケリゴット 作・絵    野口絵美 訳    徳間書店

 

春のはじめのある日、アリは王さまライオンの食事会に招かれました。

初めて招待されたアリは、王さまに失礼があってはいけない!とドキドキして食事会に向かいました。

でも、他の8匹の動物たちは遅刻するわ、お行儀も酷いものでした。

食事が終わると王さまライオンは、デザートのケーキを「自分の分をとって隣にまわしなさい。」と言うとゾウにケーキを渡しました。

ゾウは、ケーキを半分に切って、残りをとなりのカバにまわしました。

他の動物たちも同じことをしたので、最後のアリには小さなかけらだけで、隣の王さまにまわせません。

そこで、アリは、明日美味しいイチゴのケーキを焼いてくる約束をします。

すると、欲張りで見栄っ張りな動物たちが、私はアリの2倍、ならば、私はそのまた2倍・・と、ケーキを焼く約束がどんどんエスカレートしていきます。

次の朝、アリはケーキを王さまに届けに行きました。

王さまは言いました。

「なんと見事なケーキだ。半分こして、一緒にいただこう」

王さまライオンはとてもイケメンで、優しそうで魅力的に描かれています。

他の動物たちも個性的です。

おはなしの内容も好きですが、2年生で九九を習い、3年生は分数を学習するので、この絵本で算数的にも興味を持ってもらえたら嬉しいです。

コメント (2)
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