木工作家、渡辺雅夫さんの個展を見に行きました。桜やスギやヒノキやら、いろんな木の素材を組み合わせて、家具・時計・灯り・オブジェなどを製作・販売してる作家さんです。私がとある展覧会で、壁掛け時計を購入して、彼は私の版画を買ってくれて…そこからの長いお付き合い。この時計、上に雪をこんもりかぶったおうちと木がついてるの。メルヘンなんだわ。
実は、渡辺さんと出会った直後に阪神大震災が起こり、購入した時計が壁から落下して秒針が取れて紛失してしまいました(当時は部屋中、家具が倒れて滅茶苦茶)。
その秒針は普通の針とは違って、木を削って直径1.5cmくらいのまあるい、ウズラタマゴ状態にしてあり、時計中央に取り付けたそのタマゴが、1秒ごとに「クックックッ」と、わずかずつ回転していくのです。その動くサマがなんとも可愛い。めちゃお気に入りだったので「紛失して悲しい~」と、思わず作者の渡辺さんに手紙で書き送ってしまいました。
と、10日ぐらいたって、「同じタマゴ形秒針を、急遽作りました。ネジも同封するので、こうやって取り付けるといいよ」と図解までついた手紙が来ました。あああ~、こうして私の大事な時計は(お値段もかなりしたが)かわゆく見事に復活。渡辺さんの気配りにもじじ~んとカンゲキしたのでした。
さて、今回の個展は中之島リーガロイヤルホテルに隣接した、アクシスギャラリーという所。誘った友達と共に、急ぐ急ぐ。6時から個展アトラクションのギターコンサートがあるの。なにか手土産を…つうことで、ロイヤルホテルでオレンジのバラの花を買う(店名忘れたけど、ここのバラ専門店は素晴しい品揃えで有名)。ガラスの小瓶付きとはいえナント、薔薇1本で800円もする。高っ!でも美しいのでナットク。
渡辺さんは松下「ぱなそにっく」のデザイナーでしたが、早期退職して、木工1本で生活しておられるのです。今日は同じ松下の同僚や先輩の方々が、手に手にギターをたずさえて、個展を盛り上げに集まって来られました。このコンサート、「ほんの趣味です」という割には、すんばらしい演奏なんだわ。きあめくような美しい音色。プロ級。なんせ、私の大好きな押尾コータローさんの曲をいっぱいやってくれたんだもの(押尾さんの曲はテクが難しいのだ)。あ~素敵~。。。って展覧会の作品も良かったんだけど。
ギター演奏でホレボレして、そのあとのパーティでエエ気になってワインをしこたま飲んでしまった。渡辺さん、バラ1本の土産であんだけ飲ませてくれてありがとう(笑)。
階下のオーガニックレストランで、今度は冷酒。うーん。オーガニックだよなあ。サラダのホウレン草がナマみたいなんだけど、これでいいのかなあー。なんか土くさいような気もー。
酩酊でワケわかんなくなって電車に乗る。同行の友達がオミヤゲにくれた「AERA」のコピー記事を読む(この人は私のバレエ友達にして先輩で、ヌレエフ大好き)。
おおお。マチュー・ガニオが表紙!(どアップ!)綺麗綺麗。ジョニーとマチューのどちらかを選べ、と言われたら…難しいな、正直。クマテツのドキュメントインタビュー記事。相変わらずクマテツの「ツッパリ美学」は面白い。斉藤由佳里さん、ロシア大学院で学ぶ…などなど、この号のAERAはバレエ目白押し。ええ「アエラ」はバレエを頻繁に取り上げてるの。編集部にバレエ好きがいるね、きっと。
千鳥足で帰宅したら(オッサンか)、日本舞台芸術振興協会から年末のバレエ公演の案内が来てる。おおお、11月にルグリの「オネーギン」が。胸をかきむしられるわ。友人・知人の展覧会案内状も溜まる一方で山になってる。自分の仕事も切羽つまってきた。やっぱ忙しい…。
実は、渡辺さんと出会った直後に阪神大震災が起こり、購入した時計が壁から落下して秒針が取れて紛失してしまいました(当時は部屋中、家具が倒れて滅茶苦茶)。
その秒針は普通の針とは違って、木を削って直径1.5cmくらいのまあるい、ウズラタマゴ状態にしてあり、時計中央に取り付けたそのタマゴが、1秒ごとに「クックックッ」と、わずかずつ回転していくのです。その動くサマがなんとも可愛い。めちゃお気に入りだったので「紛失して悲しい~」と、思わず作者の渡辺さんに手紙で書き送ってしまいました。
と、10日ぐらいたって、「同じタマゴ形秒針を、急遽作りました。ネジも同封するので、こうやって取り付けるといいよ」と図解までついた手紙が来ました。あああ~、こうして私の大事な時計は(お値段もかなりしたが)かわゆく見事に復活。渡辺さんの気配りにもじじ~んとカンゲキしたのでした。
さて、今回の個展は中之島リーガロイヤルホテルに隣接した、アクシスギャラリーという所。誘った友達と共に、急ぐ急ぐ。6時から個展アトラクションのギターコンサートがあるの。なにか手土産を…つうことで、ロイヤルホテルでオレンジのバラの花を買う(店名忘れたけど、ここのバラ専門店は素晴しい品揃えで有名)。ガラスの小瓶付きとはいえナント、薔薇1本で800円もする。高っ!でも美しいのでナットク。
渡辺さんは松下「ぱなそにっく」のデザイナーでしたが、早期退職して、木工1本で生活しておられるのです。今日は同じ松下の同僚や先輩の方々が、手に手にギターをたずさえて、個展を盛り上げに集まって来られました。このコンサート、「ほんの趣味です」という割には、すんばらしい演奏なんだわ。きあめくような美しい音色。プロ級。なんせ、私の大好きな押尾コータローさんの曲をいっぱいやってくれたんだもの(押尾さんの曲はテクが難しいのだ)。あ~素敵~。。。って展覧会の作品も良かったんだけど。
ギター演奏でホレボレして、そのあとのパーティでエエ気になってワインをしこたま飲んでしまった。渡辺さん、バラ1本の土産であんだけ飲ませてくれてありがとう(笑)。
階下のオーガニックレストランで、今度は冷酒。うーん。オーガニックだよなあ。サラダのホウレン草がナマみたいなんだけど、これでいいのかなあー。なんか土くさいような気もー。
酩酊でワケわかんなくなって電車に乗る。同行の友達がオミヤゲにくれた「AERA」のコピー記事を読む(この人は私のバレエ友達にして先輩で、ヌレエフ大好き)。
おおお。マチュー・ガニオが表紙!(どアップ!)綺麗綺麗。ジョニーとマチューのどちらかを選べ、と言われたら…難しいな、正直。クマテツのドキュメントインタビュー記事。相変わらずクマテツの「ツッパリ美学」は面白い。斉藤由佳里さん、ロシア大学院で学ぶ…などなど、この号のAERAはバレエ目白押し。ええ「アエラ」はバレエを頻繁に取り上げてるの。編集部にバレエ好きがいるね、きっと。
千鳥足で帰宅したら(オッサンか)、日本舞台芸術振興協会から年末のバレエ公演の案内が来てる。おおお、11月にルグリの「オネーギン」が。胸をかきむしられるわ。友人・知人の展覧会案内状も溜まる一方で山になってる。自分の仕事も切羽つまってきた。やっぱ忙しい…。