上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

梅ジャム、でけた。

2005-06-17 | うぐいすよもやま日記
ネギもいいけど、ウメもね…(深い意味はない)。

昨夜は、世界選手権以来の徹夜をしてしまいましたっ。
風邪ひいてハナがつまって一睡も出来ない。とにかく横になったら息が出来ないんだわさ。
ああ、アレルギー性鼻炎のスケーターに深く同情する私。ハナかむジョニーを笑えん(何度も言うけど、かみ方がコレ可愛いんだ)。
実際、リンク上で呼吸困難に陥ったら、勝負以前に生死の問題ですよ。ほんま。

観念して夜の1時~3時、「梅ジャム」を作りました。
夜中にナベをかきまわしていると、何やら「魔女」めいてくるな…。微熱もあってモーローとしてる。
ちょうど購入してあった南高梅(和歌山産のポピュラーな梅)が黄色く熟してきたので…時は今しかない!
なぜ、こんなに切羽つまってるのか。今日の夕方納品に行く得意先の女の子に「梅のジャム作るからね。あげるよ」と宣言してしまってるのである。
「うわー!期待してます!」と言われてしまった。お世辞でも嬉しいやないか。オバサンの意地にかけて美味ジャムを作らなくてはならない。

《梅ジャムの作り方》
★材料 青梅1kg グラニュー糖 梅の正味重量の70~90%
    フタも煮沸消毒した小ビンを用意しておく 
★作り方
1 梅は洗って竹串でヘタを取る。
  ホーロー鍋にたっぷりの水で下茹で(アク抜き)する。弱めの中火。
  鍋に手を入れて静かに混ぜて、ガマン出来ない程度の熱さになったら、
  水を入れ替える。これを3回繰り返し、竹串が梅にスッと通る位に
  なったらOK。ざるにあけて梅をさます。
2 包丁で梅を種と果肉にわける。
  果肉部分だけをフードカッターに入れて攪拌(かくはん)する。
  以前、ズボラしてミキサーに梅をまるごと入れたら、種と果肉が
  いっしょくたに粉々になり、大惨事に!
  (粉になった種をあとで取り除く作業は不可能)。
  フ-ドカッターが無い場合は、包丁で細かく刻む。
3 正味の梅の量をはかり、好みで梅の70~90%のグラニュー糖を用意。
  ホーロー鍋に梅を入れ、計った砂糖の4分の1量を鍋に入れる。
  弱めの中火にかける。
4 木ベラかゴムベラで、鍋底に焦げつかないように静かに混ぜ、
  8分煮る。残りの砂糖を3回に分けて入れ、各5分ずつ煮る。
5 最後の砂糖を入れ終わって5分たったら、頃合を見て火を止める。
  (少々ユルくても、冷めると固まります)
  熱いうちに、煮沸消毒しておいたビンに小分けにして入れる。
  大きなビンにいっぺんに入れると、カビがいったん生えたら全体に
  まわりやすいので。
  サランラップを二重にしてフタをぴっちりする。
6 完全に冷めたら、ラップの上からフタをして冷暗所か冷蔵庫へ。
  1年もちます!

★青梅はすっぱめ。完熟梅だとまろやか味になります。お好みで。
 (青梅は、数日静かに置くと熟します)
★ステンレス製品はサビるので、鍋はホーローで。
 フードカッターの刃も、包丁もすぐに拭くこと。
★ビンを煮沸しないと確かにカビが生えました。鍋で軽く煮て消毒を。
★出来たジャムは冷凍保存も出来ます。

参考文献は
「梅干し・ウメ酒・うめ料理Q&A/藤巻あつこ著(主婦と生活社)」。
私は「家庭用・梅の種取り器」を開発してくれる人がいたらノーベル賞を
ささげたい。正直、めんどくさい!
…でも美味しいので。やめられないのでございます。
コメント (6)
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