上砂理佳のうぐいす日記

3月31日(月)から4月6日(日)まで銀座中央ギャラリーの「10×10版画展」に銅版画小品を出品します★

広島・宮島旅2★

2016-06-09 | うぐいすよもやま日記


さて「弥山(みせん)」に登りました。
ロープウエー乗場まで無料バスが出てます。歩けば山道を30分ほど…ちょうどいいハイキングなのですが今回は腰痛でとても歩けない!
前回、弥山に来た時にバスに乗った記憶が無いので、当時は往復歩いてたんでしょうか。若かったな~(とほほ)。
乗り継ぎロープウェーで20分ほど。降りてまたもうちょっと登って、やっと、獅子岩展望台まで到着。


スコーンと快晴


広島は牡蠣の養殖が盛んですね。
前回来たときも、養殖用のいかだがとても印象的でした。
海の青の上に、島がフワッと浮いている感じや、白い船が白い航跡で、スローモーションで進んでいくのを、見るのが大好きです。
「あの感じ」を、絵で描きたいのですが、私はまだ海の絵が下手。
なかなか描けません。
だからいつも、とにかく目に焼き付けて、「海」を体の中に入れて、いざ絵を描くときに「あの感じ」が、体から湧き出てくるようにしてます。
湧き出てくるのと、絵を描く技術が、一致したら素晴らしいものが描けると思うんですが、なかなか一致せずもどかしい思いです。


下山したらもう日は落ちて、海はキラキラ


シルエットも夕暮れ


海辺のカフェの店先で、「ハンマーダルシマー」を弾く男性が。
この店で働いて、ときどきこうして演奏してるそうな。
これが、素晴らしく美しい音色なんです。
波がたゆたう…光を浴びた穏やかな海をイメージしたオリジナル曲を
エンドレスで演奏してました。


小舟が出ていました。
二人の男の人が、それぞれ船首と船尾で長い櫂をあやつり、巧みに大海原へ漕いでいきます。
ハンマーダルシマーの、キラキラした繊細な音色が島中に響き渡り、シルエットの小舟が消えていく。
最高に好きな瞬間。
こういうのを、絵に出来たらな…って思います。


鹿さんのアップ。可愛いよ


最後に、雑貨&カフェギャラリーの「lepilo(レピロ)さん」にもう一度寄って、電車の時間を聞いて宮島よさようなら~。

ここで時間を聞いておいて良かったです…実は弥山に登って降りてくるのに予想外に時間がかかって、私はあと1本でも乗り継ぎが遅れていたら、帰りの新幹線チケットがフイになるところでした~
JR西日本の「おとなび」ってご存知ですか。友達に教えてもらって、超割引で西に行けちゃうんです。期間限定で年齢限定ですが…(トシばれるな)。
ネットの早割で買うと、乗り遅れたら新たにチケット買わないといけないので、絶対に指定列車に乗らないといけないんですよね。

宮島口は、行きは広島市電の「宮島口行」に乗ってみました。平和公園とか原爆ドーム前も通ります。
広島駅から1時間余りもかかるけど、海が近づくと風景が「鎌倉の江ノ電」っぽくて、なんともいえぬレトロムードで素敵どす。

今回、本当にびっくりしたことは。。。
行けども行けども外国人!観光客!
…でいっぱいだったこと。
原爆ドームや平和公園は「オバマさん余波」?かなと思いましたが、宮島での外国人遭遇率の高さと来たら。
弥山へのロープウェーも、バスも、80%はガイジンさんでした。
帰りの宮島フェリーなんか95%位(!) 3階デッキは日本人私一人(笑)。
また、人種も多用なようで、行きのロープウェーで相乗りした男性カップル。
推定年齢60歳(?)デカイし、サングラスがマフィアっぽくて怖いよ(笑)。
でもこのお二人が、密室内でラブラブモードなので、めっちゃ申し訳ない気分になった(笑)。
また帰りのロープウェーは、スペイン語と英語が飛び交う男女4人の合コン状態に「乗ってください」と係員さんに放り込まれ(笑)、なかなかキツイものが
このコら二十歳ぐらいやろなあー。
このコはこのコ好きなんやろなあ~とか、妄想で景色を楽しむどころでは(笑)。

外人さんがぜ~んぶいなくなったら、お客さんめっちゃ少ないことになる…から、これでいいのでしょうが、観察していたら彼らはほとんどレストランには入らないです。やはり高いからでしょうか。
ほとんどがコンビニで買ったおにぎりや「もみじまんじゅう」を、歩きながら食べたり海岸でランチ。なんつうかフリーダムだけど、お店も入って欲しいですね。

京都も大阪も、ものすごい「外国人率」ですが、なんだか日本が乗っ取られそうで(笑)、「日本人、しっかりせなアカンぜよ」と思ってしまいました。
この傾向はいつまで続くのか。東京五輪まで!?★
コメント
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