上砂理佳のうぐいす日記

NTTドコモ回線の不具合は復旧したようです。ブログにアクセス出来なかった方にはご迷惑をおかけしました★

大輔さん、穏やかに過去を語る★

2017-09-04 | 大ちゃんたら大ちゃんたら
BSの番組表を見ていたら、たまたま「アキレアの橋」というBSフジの2時間番組が。なんと「高橋大輔」とあるではないですか。
オリンピックシーズンが始まるから、フィギュア特集なんですね。
録画しとけばよかったかしら…なかなかの良い番組でした。柔道の野村さんがホスト役なんで、もう大ちゃんも仕事で仲良しになってるし!なごやかな対談形式で、「大輔のフィギュア人生を振りかえる」って感じでした。

これが2年前位なら、まだ正視出来なかったかなあ…バンクーバー五輪後の大輔さんがジリジリと降下していく現実を、ファンはなかなか受け入れ難かったので、当時は何を見ても辛い気持ちが甦りました。
でも、あんなに悲惨(?)だった2013年全日本も、ソチ五輪も、もう穏やかな気持ちで滑りを見ることが出来ます。
大ちゃん自身が穏やかに当時を語っていたので良かったのかな。
世代交代も、もうスンナリ納得出来ますわ。
無理やりドラマ仕立てにしないシンプルな演出も、BSならでは。

結構、「初出」も多くて、使い回し映像じゃなかったですね~。世界ジュニア前の全日本ジュニアSPを映してくれたのも良かった(フジだからか)。
歌子先生のお宅でのトンカツも、映像長かった(笑)。
髪型を見せるのを超嫌がってた18歳当時って、あれも初出じゃないかな。臨海のリンクかなあ(それか、まだ高槻のO2があった頃?)。どんだけ自意識過剰なの大ちゃん(笑)。
「名古屋のファントム」ぐらいから、涙が出てきて、あの「駆け上がる」頃の大ちゃんの若さが、ヒリヒリ来ます。
大ちゃんの仲間たち、織田君や小塚君、美姫ちゃんや中野さん達が、みんな学生だった頃は、いつかこういう映像を「懐かしの過去」として、見返すのかなあ~と漠然と思ってた。
けど、もう今、「みんなあの頃は若かったね」なんですね。

手術後になかなか戻らない4回転とか、あらたな怪我とか、羽生君や町田君が追い上げてきてから、大ちゃんの焦りが感じられて、切なく苦しい期間が長かったですが、それも今となっては良かった(?)
なんか、「良いことも悪いこともひっくるめて人生」を、リアルに見せてくれた波乱万丈の人で、「人間臭い」から応援せずにはいられなかった(笑)。
それになんといっても、「男子フィギュアは面白い」「日本の男子もやれる!」ということを、世間に知らしめてくれた功績は大きいのよ。
「ユーリ!」なんてアニメが、まず製作されること自体が信じられない(笑)。昔はぜーったい考えられなかった!
実際、男子の方が体力あるし、出来るワザも豊富だから、競技としては面白いはずなんですよね。それに、コーチとかライバルとか振付師とか音楽とか…フィギュアは「人間ドラマ」としても面白い。

大ちゃんが最期に「自分は運が良かった」と語ってくれたのも、嬉しかったですね。
「運が良かった」=「幸せだった」ってことですから。
ほんと、この境地まで来るの、長かったなあ★
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする