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ミスター・リンカーン(米国)
紅いのに可憐。はなびらが柔らかなビロードみたいで、惹き込まれました。
もう第5戦。あっちゅうまにロシア杯!
NHK杯は、色々ありましたが、昌磨くんの「下の名前がわからない(選手に顔をペインティングしてもらって訳のわからない振り付けを踊りましたエキシビション)」に、全て持っていかれましたっ。
それは…デニス・ヴァシリエフス選手です!
ラトビアの若い男の子。ステファン・ランビエール先生の内弟子として、踊り魂に満ちた滑りで沸かせてくれます。
ちょっと今は四回転に苦しんでるかな?
山本草太くん。ジュニア時代からトップを走っていましたが、骨折してほぼ一年半のブランクからカムバック。3Aをパンクさせたら、すかさず跳び直した闘志。スケーティング巧者なので見ていて気持ちいい。
昌磨君のミスでちょっとボロノフにチャンスが来た?かに見えましたが、逆にボロノフが優勝を意識して硬くなってしまったような。
女子はノーミスの三原舞依ちゃんでも表彰台に上がれないハイレベル。
ルールが改訂されて、回転不足のないジャンプを跳べる人が有利になりました。
その中で、上位陣はそれぞれのベストを尽くして見ごたえありましたね。
宮原選手の円熟してきた表現力、素晴らしい。体つきが「鍛えたバレリーナ」みたいに力強くなってきて、あのか細い知子ちゃんとは思えない!
今回はちょっと女子にばかり目がいってしまいましたが、須崎&木原ペアの成長もしっかりチェック。ロシアのザビアコ組が赤丸急上昇。スケールの大きなロシアらしい演技でした。
ペアとダンスは、オリンピック上位組がみんな抜けて顔ぶれが一新され、またあらたな勢力図になりそう★