発表されましたね。
男子は誰もが予想したとおりでしょう。
女子はなんと3人だけでした。
●男子マラソン
川内優輝(埼玉県庁)
中本健太郎(安川電機)
堀端宏行(旭化成)
前田和浩(九電工)
藤原正和(Honda)
●女子マラソン
木崎良子(ダイハツ)
野口みずき(シスメックス)
福士加代子(ワコール)
■選考方法にギモン
那須川はたった3つしかない国内選考レースで日本人1位、全体の2位でも選ばれなかった。確かに、日本人トップ狙いとも思える消極的なレースで不満に思ったけれど、誰もが「日本人トップ」をまずは目指していたはずで、そこは選考基準の示し方に問題がありはしないだろうか?
「入賞の可能性がある」選手に絞り厳しい基準を示したことが3人しか派遣しない理由だそうだが、オリンピックや世界陸上では必ずしもタイムは参考にならない。夏に走るのでなんといっても暑さに強いこと、さらに能力の高さだけでなく勝負強さが求められる。26分台では必ずしもダメと言うことにはならないはずだ。
しかも那須川が走った横浜国際はまさにその暑さの中でのマラソンだったのだから。
那須川のタイムはたしかに余り速くはなかった(2:26:42)けど、過去の優勝タイムを見ると
2011テグ エドナ・キプラガト 2:28:43
2009ベルリン 白雪 2:25:15(2位尾崎好美 2:25:25)
2007大阪 キャサリン・ヌデレバ 2:30:37(3位土佐礼子 2:30:55)
2005ヘルシンキ ポーラ・ラドクリフ 2:20:57
2003パリ キャサリン・ヌデレバ 2:33:55(2位野口みずき 2:24:14、3位千葉真子 2:25:09)
2001エドモントン リディア・シモン 2:26:01(2位土佐礼子 2:26:06)
というわけで、2005年、さすがのラドクリフを除けば驚くような優勝タイムではない。
那須川にとても期待しているかといえばそういうわけでもないけれど、マラソンはやっぱり経験が重要で、若い渡邊裕子とかせっかくの5枠を使わない手はないと思うのだが。
だいたい、3人の可能性もあるなら、「タイムはどんな気候条件でも2時間25分以内」とか事前に明確にしておくべきだった。
このところ結果が出ていないという点で選手の方にもさらなる努力が求められるのは仕方のないところであはる。
今回代表に選ばれた選手たちには代表という気概を前面に出して少なくとも入賞、できればなんとか表彰台にあがるような活躍を期待したい。
みなさん、がんばってください。
男子は誰もが予想したとおりでしょう。
女子はなんと3人だけでした。
●男子マラソン
川内優輝(埼玉県庁)
中本健太郎(安川電機)
堀端宏行(旭化成)
前田和浩(九電工)
藤原正和(Honda)
●女子マラソン
木崎良子(ダイハツ)
野口みずき(シスメックス)
福士加代子(ワコール)
■選考方法にギモン
那須川はたった3つしかない国内選考レースで日本人1位、全体の2位でも選ばれなかった。確かに、日本人トップ狙いとも思える消極的なレースで不満に思ったけれど、誰もが「日本人トップ」をまずは目指していたはずで、そこは選考基準の示し方に問題がありはしないだろうか?
「入賞の可能性がある」選手に絞り厳しい基準を示したことが3人しか派遣しない理由だそうだが、オリンピックや世界陸上では必ずしもタイムは参考にならない。夏に走るのでなんといっても暑さに強いこと、さらに能力の高さだけでなく勝負強さが求められる。26分台では必ずしもダメと言うことにはならないはずだ。
しかも那須川が走った横浜国際はまさにその暑さの中でのマラソンだったのだから。
那須川のタイムはたしかに余り速くはなかった(2:26:42)けど、過去の優勝タイムを見ると
2011テグ エドナ・キプラガト 2:28:43
2009ベルリン 白雪 2:25:15(2位尾崎好美 2:25:25)
2007大阪 キャサリン・ヌデレバ 2:30:37(3位土佐礼子 2:30:55)
2005ヘルシンキ ポーラ・ラドクリフ 2:20:57
2003パリ キャサリン・ヌデレバ 2:33:55(2位野口みずき 2:24:14、3位千葉真子 2:25:09)
2001エドモントン リディア・シモン 2:26:01(2位土佐礼子 2:26:06)
というわけで、2005年、さすがのラドクリフを除けば驚くような優勝タイムではない。
那須川にとても期待しているかといえばそういうわけでもないけれど、マラソンはやっぱり経験が重要で、若い渡邊裕子とかせっかくの5枠を使わない手はないと思うのだが。
だいたい、3人の可能性もあるなら、「タイムはどんな気候条件でも2時間25分以内」とか事前に明確にしておくべきだった。
このところ結果が出ていないという点で選手の方にもさらなる努力が求められるのは仕方のないところであはる。
今回代表に選ばれた選手たちには代表という気概を前面に出して少なくとも入賞、できればなんとか表彰台にあがるような活躍を期待したい。
みなさん、がんばってください。