コメント欄は閉じておきます。
前回のつづきです。
ピックアップした所を書いています。
〈 作家と文学 〉
* 創作は常に冒険である。所詮は人力を尽くした後、
天命に委かせるより仕方はない。 芥川龍之介
〈 教育 〉
* ある真実を教えることよりも、いつも真実を見い出すには
どうしなければならないかを教えることが問題なのだ。 ルソー
* 子どもを不幸にする一番確実な方法は、
いつでも何でも手に入れられるようにしたやることだ。 ルソー
* まずは母語を学び、母国の文化を知る。母国を語ることができなければ、
これからの国際競争には勝てないと、私は思います。 アンドリュー・J・サター
〈 国家と社会 〉
* 民の不満に耳を塞ぐような国に、豊かな国と呼ばれる資格などない。
ウィリアム・モリス
* 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。
やはり向こう三軒両隣りにちらちらするただの人である。
ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。 夏目漱石
* 愛国心とは、自分が生まれたという理由で、
その国が他よりも優れているという思い込みのことである。 バーナード・ショー
〈 宗教 〉
* 宗教を愛し、それを守っていくには、それを守られぬものを憎んだり、
迫害したりする必要はない。 モンテスキュー
* 人間は、一匹の虫も作れないが、1ダース以上の神々を作った。
ミシェル・ド・モンテーニュー
* 神が存在するということは不可解であり、神が存在しないということも不可解である。
パスカル
〈 戦争 〉
* 愛国心という卵から、戦争が孵化する。 モーパッサン
〈 政治 〉
今回の安保法案が採択されたことで、明日にも戦争が起こるわけではない。
戦争法案ならばもっと気合が入っていて、わかりやすい内容になるはずだ。
個別的自衛権と集団的自衛権には重複する部分がある。
実際に有事になったときは、もう1度ゼロから議論のやり直しになることは確実だ。
* 人間が頭を使わないということは、支配者にとってなんと幸運なことか。 A.ヒトラー
* 政治とは、支配者と民衆の間に結ばれる単純な契約である。 ルソー
* 政治の仕事がスムーズに進んでいたら、それはただの独裁政治でしかない。
ハリー・トルーマン
〈 歴史 〉
同じ出来事でも、国家によって持つ意味が異なる出来事もある。
1945年8月15日が日本人にとっては敗戦という重大な出来事のあった日だ。
韓国人、朝鮮人にとってこの日は日本の植民地支配から開放された喜びの日なのである。
このように同じ出来事であっても、国家や民族によって、意味が異なる場合も少なからずある。
自国中心史観の罠に陥らないためには、各国の義務教育教科書に書かれた
歴史を勉強し、日本の教科書に書かれている内容との違いを知ることが重要だ。
* 歴史は、我々がこれから犯すであろう過ちについて教えてくれる。 ローレンス・J・ピーター
* 日本がアジア諸国の独立を促したというけれど、
占領地の民衆に対してどんなふるまいをしたのか、それはひでえことをしたってことを、
ちゃんと裏にくっつけておかないとダメなんです。 吉本隆明
* 幸福で安全だった時代は歴史のうえでは白紙になる。 ヘーゲル
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安保法制を野党は戦争法案とレッテルを貼っている。
自衛隊がアメリカと一緒に戦争などできない。そんな訓練なんてしていないし足手まといでしょう。
東アジアの不穏な動きなどもあり、戦争に巻き込まれないための法案でしょう。
平和を守るためです。
戦争法案と言っている人々もいつか気がつき、流れが変わる時が来ると思います。
誰一人、戦争に賛成の人なんていません。