『殿、利息でござる』を見ました。
磯田道史氏が、穀田屋十三郎のことを本に書いた経緯を
以前、ブログに書きました。その時、早く見たいと思っていました。
今月、封切られて、なにはさておき見ました。
封建制度では農民たちは苦しい生活でした。
ドラマや映画では、農民たちが主人公というよりは誰でも知っている
歴史上の人物を見ることが多い。
農民が主人公の話ってあまり見ないので、江戸時代の庶民の
暮らしは大変だったとあらためて思いました。
城主の言うことは、理不尽なことでも受け入れなければならない。
大河ドラマで茶々を演じている竹内結子が居酒屋の女将で、
お姫さまが女将になっていました。
『武士の家計簿』の作者・磯田道史が実在の人物について綴った
『無私の日本人』の一編 『穀田屋十三郎』を、
阿部サダヲが主演、江戸時代に実在し、町を救うため無私の想いを貫いた
町人・穀田屋十三郎の活躍をユーモアたっぷりに描く。
町一番の知恵者を瑛太、十三郎の弟で造り酒屋の主を妻夫木聡が演じる。
今のお金にしたら3億円くらいを町の有志が自腹を切って集めたって
奇跡のような本当の話でした。
某都知事が見たら、どんな感想を述べるのでしょうか。
この映画が上映されたタイミングと彼のスキャンダル(?)が
同じで、ちょっと気の毒な気もしますが・・・