コメント欄はとじておきます。
〈聖書の教え〉
私は7年8ヶ月間、モスクワの日本大使館に勤務した。
2002年に、いわゆる宗男疑惑の渦に巻き込まれ、東京地検特捜部に
逮捕される少し前に、大学と大学院の指導教授だった緒方先生から手紙が届いた。
そこには旧約聖書の「コヘレトの言葉」から、以下の箇所が引用されていた。
何ごとにも時があり 天の下の出来事はすべて定められた時がある。
生まれる時、死ぬ時 泣く時、笑う時 嘆く時、踊る時
求める時、失う時 裂く時、縫う時 (等々)
緒方先生は「今はあなたの言うことに誰も耳を傾けないとしても、必ず流れが変わる時が来る。
黙する時、語る時のタイミングを間違えるな」というメッセージを
聖書の引用を通じて私に伝えてくれた。
私が職業作家になれたのも、「黙する時、語る時」を間違えなかったからだと思う。
これを読み恩師って、ありがたいと思いました。人生の師がいないのは寂しい。
それは座右の銘でもいいと思います。← 個人の感想
ソ連って、杉原千畝氏とも深い縁があり、千畝氏の復権にも佐藤優氏も尽力しているらしいし。
* 何事にもふさわしい時があるものだ。 旧約聖書「コヘレトの言葉」
* アダムはりんごが欲しかったから食べたのではない。禁じられていたから食べたのだ。
マーク・トゥエイン
* 主は与え、主は奪う。 旧約聖書
〈 思想 〉
* 資本主義の欠点は、幸運を不平等に分配してしまうことだ。
社会主義の長所は、不幸を平等に分配することだ。 ウィンストン・チャーチル
* いちばん簡単で、いちばん明白な思想こそが、いちばん理解しがたい思想である。
ドストエフスキー
* 重要な思想を誰にでもわからせるように表現するほどむずかしいことはない。
A.ショーペンハウアー
〈 運 〉
* 悪運が強くないと政治家は駄目。運が七割。 岸信介
* 不幸を最小限に食い止められるなら、それは幸運だ。 マキャヴェッリ
〈 感情 〉
* 迷う時には真実を話せ。 マーク・トウェイン
* 足を滑らせてもすぐに回復できるが、口をすべらせた場合は
決して乗り越えることはできない。 ベンジャミン・フランクリン
* 至上の処世術は、妥協することなく、適応することである。 ジンメル
* 心とは、理屈で割り切れない理屈をつけるものである。 パスカル
〈 自律 〉
* われわれは自らが繰り返して行うことの産物である。
したがって優秀とは行為ではなく習慣である。 アリストテレス
* あなたが、他の人々に求める変化を自分で行いなさい。 M.ガンジー
* 毎日、自分の嫌いなことを二つずつ行うのは、魂のためによいことだ。
S.モーム
* 我を知らずして外を知るということわりあるべからず。
されば己を知るものを知れる人といふべし。 吉田兼好
〈 怒り 〉
* 腹が立ったら、何か言ったり、したりする前に十まで数えよ。
それでも怒りがおさまらなかったら百まで数えよ。それでもダメなら千まで数えよ。
ジェファーソン
* 許すはよし、忘れるはなおよし。 ロバート・ブラウニング
* 怒りを鎮め、トラブルの原因をより深く理解するには、書くことが一番である。
M.I.ローゼン
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アダムのりんご、禁じられていたから、というのが面白い。
〈思想〉で、チャーチルの名言は、皮肉が込められている。
社会主義の長所は、不幸を平等に分配することだ。
当たっている。これが良いという人がいるのでしょうか?