香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

日々変わらず

2016-02-20 15:21:22 | 本のこと
弟のこと、いろいろとあるけれど
日々は変わらず過ぎていき、笑ったり泣いたり
仕事もし、少しずつですが本も読みます

道尾秀介さんの
『笑うハーレキン』



経営していた会社も家族も失った家具職人の東口。
川辺の空き地で仲間と暮らす彼の悩みは、
アイツにつきまとわれていることだった。
そこへ転がり込んできた謎の女・奈々恵。
川底に沈む遺体と、奇妙な家具の修理依頼。
迫りくる危険とアイツから、逃れることができるのか?
道尾秀介が贈る、たくらみとエールに満ちた傑作長篇。


結構前に読み終えていたのですが
道尾さんの小説はストーリーはハラハラドキドキだけど
安心して読めるんですよね
お話の底に流れているのが、優しさなので
大丈夫、最後は納得して読み終えると信じちゃってる
どうなっちゃうんだろうとワクワクしながら
楽しい時間を過ごすことができました

朱川湊人さんの
『なごり歌』



昭和48年、小学校3年生の裕樹は県境に建つ虹ヶ本団地に越してきた。
一人ぼっちの夏休みを持て余していたが、同じ歳のケンジと仲良くなる「遠くの友だち」。
あなたの奥さまは、私の妻なんです――。
お見合い9回の末やっと結婚にこぎつけた仁志が、
突然現れた男にそう告げられる「秋に来た男」。
あのころ、巨大団地は未来と希望の象徴だった。
切なさと懐かしさが止まらない、連作短編集。


昭和の子供の頃のことを思い出して
ちょっと感傷的になりながら読んでいました。
巨大団地という特殊な場所で
いろいろな人たちの思いが重なり、すれ違い、通り過ぎる
朱川さんの小説も好きだな



今日は、実家の換気扇が壊れてしまっているので
知り合いの設備屋さん見に来てもらうため
家から実家まで走って行ってみました
街の中、豊平川を渡って、中心部は信号が多いので
なるべく止まらないように、クネクネと走っていたら
東札幌の住宅街でちょっと方向が分からなくなってしまった
時間に遅れそうになり、後半はスピードアップ
はぁ、疲れた

夜はお友達とスープカレー鍋飲み会
出かける前に掃除、洗濯と動き回っていたら、
フッと15分ほど、ソファの上で気絶
久しぶりに走ったからね~