今回の芥川賞受賞作
村田沙耶香さんの『コンビニ人間』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/91/87927e9fe5035bb7734d493ee3c7a549.jpg)
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。
きっと面白いんだろうけど、どうしようかと躊躇する村田沙耶香さんの本
以前読んだ『しろいろの街の、その骨の体温の』の時の
あまり考えたくない世界の読みごごちの悪さは強烈だったので…
その時のブログは → こちら
コンビニで働くことで、人との付き合い方を学び
人の考えていることを想像でき、生きがいを得る
そんな主人公の、淡々と自分を見つめる目が怖いくらい
人をおそれてはいるけれど、本当に強いのは誰なのか
自分を知らないうちに騙したり流されている人なのか
いろいろなことを考え込んでしまい、最後は身震い
でもちょっと、爽快?安心?不思議な気持ち
白い…でも書いたけど、力強くいい本
道尾秀介さんの『staph スタフ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e3/ae0a1d477b9d847af8a38c99f9173c5a.jpg)
移動デリを営み、ワゴン車で日々料理を売っている掛川夏都。
若い女と不倫した夫を叩き出し、
今は海外で働く姉の息子・智弥と共同生活をおくっている。
ある日、いつものように駐車場の片隅で営業していると、
スーツ姿の男性に「保健所のほうから来ました」と声をかけられた。
衛生状態を調べる、とワゴンに乗り込んだ男は、
夏都を脅してそのまま車を走らせる。
「これはもしかして、誘拐?」
ようやく慌てはじめる夏都だったが、
行きついたマンションの一室で待っていたのは――?
ページをめくりはじめたら途中でやめられない、
ノンストップミステリー長篇!
道尾秀介さんの小説はいつもそうなんだけど
読み始めると、途中で止まらなくなる感じ
解決、、、いや違うし、、、解決、、、いやいや違う
何度もなんども、嬉しい裏切りに遭いながら
最後は、ちょっと切ない気持ちで読み終わり
おもしろかった![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
実は2冊とも、新刊だけれどもちょっと違う形で読みました
『コンビニ人間』は、文藝春秋9月号で選評と一緒に
『staph スタフ』は、電子書籍で
電子書籍は、新刊発売とともにすぐに発売されるものと
かなり時間が経たないと電子書籍にならないものと
全然ならないのと、いろいろなんだなぁ
ラジオクラウドを聞いたり、本を読んだりするために
iPad miniを持ち歩いているので、
どうしても紙の本で手元に置きたいと思うもの以外は
できれば、電子書籍でと思っているのだけど、
読みたい本が、いいタイミングでというのが難しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/85/e4604521d9482b4d991dc6265a3756e5.jpg)
13日のお墓まいりは、暑い1日で
室蘭は、お墓も、お店も、道の駅も、すごい人たち
お天気が良くて、景色が綺麗だなぁと何度も思った日
高速道路も案の定混んでいたので、
次の日まで、ぐったり疲れて静かにしていたので
本を読んだり、映画を見たり、おとなしい夏休みだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b5/d048f2db86720f6ba29493ac9044a1d1.jpg)
最終日の今日は、北大を走って汗をかいて
北海道マラソン、ここまで戻ってきたいなぁと空を見上げておった
村田沙耶香さんの『コンビニ人間』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/91/87927e9fe5035bb7734d493ee3c7a549.jpg)
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説。
きっと面白いんだろうけど、どうしようかと躊躇する村田沙耶香さんの本
以前読んだ『しろいろの街の、その骨の体温の』の時の
あまり考えたくない世界の読みごごちの悪さは強烈だったので…
その時のブログは → こちら
コンビニで働くことで、人との付き合い方を学び
人の考えていることを想像でき、生きがいを得る
そんな主人公の、淡々と自分を見つめる目が怖いくらい
人をおそれてはいるけれど、本当に強いのは誰なのか
自分を知らないうちに騙したり流されている人なのか
いろいろなことを考え込んでしまい、最後は身震い
でもちょっと、爽快?安心?不思議な気持ち
白い…でも書いたけど、力強くいい本
道尾秀介さんの『staph スタフ』
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/e3/ae0a1d477b9d847af8a38c99f9173c5a.jpg)
移動デリを営み、ワゴン車で日々料理を売っている掛川夏都。
若い女と不倫した夫を叩き出し、
今は海外で働く姉の息子・智弥と共同生活をおくっている。
ある日、いつものように駐車場の片隅で営業していると、
スーツ姿の男性に「保健所のほうから来ました」と声をかけられた。
衛生状態を調べる、とワゴンに乗り込んだ男は、
夏都を脅してそのまま車を走らせる。
「これはもしかして、誘拐?」
ようやく慌てはじめる夏都だったが、
行きついたマンションの一室で待っていたのは――?
ページをめくりはじめたら途中でやめられない、
ノンストップミステリー長篇!
道尾秀介さんの小説はいつもそうなんだけど
読み始めると、途中で止まらなくなる感じ
解決、、、いや違うし、、、解決、、、いやいや違う
何度もなんども、嬉しい裏切りに遭いながら
最後は、ちょっと切ない気持ちで読み終わり
おもしろかった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_en.gif)
実は2冊とも、新刊だけれどもちょっと違う形で読みました
『コンビニ人間』は、文藝春秋9月号で選評と一緒に
『staph スタフ』は、電子書籍で
電子書籍は、新刊発売とともにすぐに発売されるものと
かなり時間が経たないと電子書籍にならないものと
全然ならないのと、いろいろなんだなぁ
ラジオクラウドを聞いたり、本を読んだりするために
iPad miniを持ち歩いているので、
どうしても紙の本で手元に置きたいと思うもの以外は
できれば、電子書籍でと思っているのだけど、
読みたい本が、いいタイミングでというのが難しい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/85/e4604521d9482b4d991dc6265a3756e5.jpg)
13日のお墓まいりは、暑い1日で
室蘭は、お墓も、お店も、道の駅も、すごい人たち
お天気が良くて、景色が綺麗だなぁと何度も思った日
高速道路も案の定混んでいたので、
次の日まで、ぐったり疲れて静かにしていたので
本を読んだり、映画を見たり、おとなしい夏休みだった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/b5/d048f2db86720f6ba29493ac9044a1d1.jpg)
最終日の今日は、北大を走って汗をかいて
北海道マラソン、ここまで戻ってきたいなぁと空を見上げておった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kirakira.gif)