香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

アルフィーと諸々

2016-09-18 19:48:18 | 本のこと
ブログ、ちょっとサボってた
続けようかどうか、少し考え中
ただ、本屋とかで見つけた本で
「あれ?これ読んだ?」なんて思うと
このブログで検索したりしていたという…
なんともお恥ずかしい利用法もあったりするのだ

レイチェル・ウェルズの
『通い猫 アルフィーの はつ恋』



飼い主を亡くした悲しみを経て、
エドガー・ロードで“通い猫”として暮らすようになったアルフィー。
ある日、空き家だった48番地に新しい家族が越してきた。
だが何かから隠れるように人目を避ける一家の不審な様子に、
近隣住民はざわつきだす。
アルフィーはその一家と、
彼らが飼う心閉ざした白猫のことが気になり……。
悩める者のため1匹の猫が立ちあがる!? 
全英絶賛ハートフル猫物語、第2弾。


以前ブログにアップした通い猫アルフィーの奇跡第2弾
ブクログの献本に応募したら当選
う〜ん、第2弾はいらなかったのでは、、、
何もかもうまくいくので安心して読めるけど
アルフィーは元気に暮らしているんだと思っていたら
それでよしかなと思うのだよ

吉田修一さんの
『乙女座の夫 蠍座の妻』



のんびりマイペースすぎる蠍座の妻と、
人目が気になる時間厳守の乙女座の夫。
そんな2人だから休日も、
それぞれやりたいように過ごすほうがいい。
ある日ぼくの日帰りドライブにくっついてきた妻が、
何だか華やいで見える。
「なんか、いいことでもあった?」「あとで言う」
ぼくは子供のころから車の中という空間が好きだった。
ハンドルを握って景色が後ろへ流れていくと浮かぶ、
楽しい空想。あれ、もしかしてもしかすると?


とっても短い小説。コラムみたいな?
ふわ〜と優しく温かい匂いがしてきそう

益田ミリさんの『お茶の時間』



ゆるっと、ふわっと、今日もどこかへお茶しに行こう。

ちょっと気分を変えたいとき、カフェに足を運ぶ方は多いと思います。
少し騒がしい店内で、「あそこの女子会では何に盛り上がっているのだろう?」
「あのカップル、初々しいなぁ」「あっちの男性はパソコンで何をしているのだろう?」
、そんな風に周囲を見渡しながら、
実は自分自身もあれこれと思索にふけったりしているのではないでしょうか。

まったりゆったりしているからこそ、ふと人生について考えることもある。

じんわり染みて後を引く面白さ。
益田ミリが描く、カフェあるある満載なコミックエッセイ!


益田ミリさんのエッセイは、うんうん、そうだね!と同意したり
ちょっと苦い思いをしたり、心の中がホッとするんだよね

木内昇さんの『光炎の人』上下

 

日露戦争の行方に国内の関心が集まっていた頃。
徳島の貧しい農家に生まれた少年は、
電気の可能性に魅せられていた。「電気は人々を救う」。
皆の暮らしを楽にしたいという思いを胸に、
少年は大きな一歩を踏み出した。


貧しい農家に生まれた少年は、
技術との出会いを機に生きる喜びを知る。
そして手にしたチャンス。
だが情熱は、いつしか野心にのみ込まれていき――。
世の中を変える技術。その開発に携わる者が守るべき一線とは。


夢中になって読んでいた
電気のこと、明治から昭和の時代のこと
専門的な事や歴史上のことなど、難しいことも多かったけど
ぐいぐいと引っ張られるように物語の中に引き込まれる
人は、こわい。破滅へと向かう人は特にこわい
本人はそんなこと全然わかっていないのがこわい
楽しい話ではないけど、読んでよかった

映画『怒り』



吉田修一さん原作の『怒り』は原作のファン
その時のブログ記事
配役がぴったりじゃないか…と思い
あの最後の切なく悲しいシーンはどうなるのか
映像で確認したくて、初日に見に行ってきたら
やはり、ポロポロと涙で、エンドロールを見ていた

3連休中日、2日仕事に出たらまた1日休み
そして、1日仕事に行って、週末、、、ちょっと面倒
足底筋膜炎、完全に治ってはいないのだけど
少しずつ走ったりしている
でも、土日とちょっと痛くて走りは休み
2日とも約束や用事があり色々と出かけて歩いたら
2万歩近く歩くという、、、歩けるじゃん
明日は、ゆっくり走れるところまで走ろう