桜木紫乃さんの
『氷の轍(ワダチ)』
シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。
二人デ居タレドマダ淋シ、
一人ニナツタラナホ淋シ、
シンジツ二人ハ遣瀬ナシ、
シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。
(北原白秋「他ト我」より)
北海道釧路市の千代ノ浦海岸で
男性の他殺死体が発見された。
被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、八十歳。
北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、
滝川の自宅で北原白秋の詩集『白金之独楽』を発見する。
滝川は青森市出身。八戸市の歓楽街で働いた後、
札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。
真由は、最後の最後に「ひとり」が苦しく心細くなった
滝川の縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。
北海道警釧路方面本部。新たな刑事の名は、大門真由。
ドラマが11月5日に柴崎コウさん主演で放送されるようです
HPは → こちら
新刊なんだけど、どうしても読みたくてダウンロード
途中で止められず、寝不足になりながら…
血の繋がりより何より、生きていくことに必死で
自分でも意識しないうちに、人に守られ
でも、人の苦しみ悲しみにはとことん鈍感
そんな人生を送っている人と、
その人間を守ろうとする人、自分に厳しすぎる人
たくさんの悲しみに満ち溢れた小説だった
ドラマも楽しみ
吉田修一さんの
『作家と一日』
ポルトガルのビーチでパトカーに乗り、
新宿ゴールデン街でヘヴィメタバンドと意気投合し、
仕事場で猫と戯れる……。
『悪人』『横道世之介』『怒り』『さよなら渓谷』など
数々の話題作を発表し続けてきた作家・吉田修一が、
些細だけれど大切な“一日”をつづります。
ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載「空の冒険」
2年分のエピソード24篇を収録した、著者初のエッセイ集。
吉田修一さんの小説も、エッセイも間違いなく面白い
飛行機に乗る機会はそんなの多くはないけれど
読める時は必ず読むエッセイ
まとめて読んで、旅に出たーーーいとしみじみ
ずっと車はレンタカーで済ませていたんだけど
親とのこととか、自分の行動範囲とか、色々と考えて
今、車のこと勉強中
なんか、楽しい
『氷の轍(ワダチ)』
シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。
二人デ居タレドマダ淋シ、
一人ニナツタラナホ淋シ、
シンジツ二人ハ遣瀬ナシ、
シンジツ一人ハ堪ヘガタシ。
(北原白秋「他ト我」より)
北海道釧路市の千代ノ浦海岸で
男性の他殺死体が発見された。
被害者は札幌市の元タクシー乗務員滝川信夫、八十歳。
北海道警釧路方面本部刑事第一課の大門真由は、
滝川の自宅で北原白秋の詩集『白金之独楽』を発見する。
滝川は青森市出身。八戸市の歓楽街で働いた後、
札幌に移住した。生涯独身で、身寄りもなかったという。
真由は、最後の最後に「ひとり」が苦しく心細くなった
滝川の縋ろうとした縁を、わずかな糸から紐解いてゆく。
北海道警釧路方面本部。新たな刑事の名は、大門真由。
ドラマが11月5日に柴崎コウさん主演で放送されるようです
HPは → こちら
新刊なんだけど、どうしても読みたくてダウンロード
途中で止められず、寝不足になりながら…
血の繋がりより何より、生きていくことに必死で
自分でも意識しないうちに、人に守られ
でも、人の苦しみ悲しみにはとことん鈍感
そんな人生を送っている人と、
その人間を守ろうとする人、自分に厳しすぎる人
たくさんの悲しみに満ち溢れた小説だった
ドラマも楽しみ
吉田修一さんの
『作家と一日』
ポルトガルのビーチでパトカーに乗り、
新宿ゴールデン街でヘヴィメタバンドと意気投合し、
仕事場で猫と戯れる……。
『悪人』『横道世之介』『怒り』『さよなら渓谷』など
数々の話題作を発表し続けてきた作家・吉田修一が、
些細だけれど大切な“一日”をつづります。
ANAグループ機内誌『翼の王国』の人気連載「空の冒険」
2年分のエピソード24篇を収録した、著者初のエッセイ集。
吉田修一さんの小説も、エッセイも間違いなく面白い
飛行機に乗る機会はそんなの多くはないけれど
読める時は必ず読むエッセイ
まとめて読んで、旅に出たーーーいとしみじみ
ずっと車はレンタカーで済ませていたんだけど
親とのこととか、自分の行動範囲とか、色々と考えて
今、車のこと勉強中
なんか、楽しい