香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

光の犬

2018-01-13 22:53:41 | 本のこと
年も明けてもう13日
毎日毎日が、何も考えないとあっという間に過ぎていく
充実した毎日を過ごしていきたいな



去年、恵庭の道の駅で購入した蘭の花が
年明けとともにまた咲き始めた 可愛い

この前読み終わって、読んでいた時間がとても大切でよかったなと思った本
松家仁之さんの『光の犬』



北の町に根づいた一族三代と、
そのかたわらで人々を照らす北海道犬の姿。
助産婦の祖母の幼少時である明治期から、
父母と隣家に暮らす父の独身の三姉妹、子どもたちの青春、
揃って老いてゆく父母とおばたちの現在まで……。
百年以上に亘る一族の姿を描いて、
読後、長い時間をともに生きた感覚に満たされる待望の新作長篇!


松家さんの火山のふもとで沈むフランシスにつぐ3作目
前2作ともとても好きなので、だいぶ前に購入していたのだけど
静かに、落ち着いて読む気持ちになかなかなれず
5日頃からやっと読み始めて、少しずつ読み続け、幸せな時間を過ごした
ハッピーエンドとか、推理小説とか、全然そういうことはなく
淡々と家族それぞれの視線でそれぞれの人生を書いてあるのだけど
たくさんのことを考え、感じる小説だった
変わった旅をした気持ちにもなったな

なかなか読書に身が入らなかったので
読みやすく間違いないと思っている有川浩さんの
『キャロリング』が今年初読了本



クリスマスに倒産が決まった子供服メーカーの社員・大和俊介。
同僚で元恋人の柊子に秘かな思いを残していた。
そんな二人を頼ってきたのは、
会社に併設された学童に通う小学生の航平。
両親の離婚を止めたいという航平の願いを叶えるため、
彼らは別居中の航平の父親を訪ねることに――。
逆境でもたらされる、ささやかな奇跡の連鎖を描く感動の物語。


有川さんの小説は、ライトノベルというのかな
読みやすく、気持ちも明るくなる
きっと、納得できる筋が通っているからなんだろうな
年末に、「3匹のおっさん」のドラマ再放送があったけど
現実はもっと厳しいかもしれないけど、
こういう世の中であってほしいなって思う
そんな気持ちのまま、優しい気持ちで読み終わることができた



昨日の仕事帰り、すごい雪だったので
今日はお天気悪いのかなと思って起きたら快晴
北大までJogの途中、
札幌競馬場横のナナカマドの樹と、雪の帽子と青空が綺麗で
しばらく見とれてしまった



北大はちょうどセンター試験の最中だったと思うけど
もう試験が始まっている時間だったので意外と静かだった
環境客の方々も多かったけど、走っている人もパラパラといたな
まだ全然調子が戻らないけど、諦めずに少しずつでも走れるようになろうっと