香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

純文学って。。。

2018-03-22 21:53:20 | 本のこと
今回の芥川賞作品
若竹千佐子さんの
『おらおらでひとりいぐも』読んでみた



74歳、ひとり暮らしの桃子さん。
おらの今は、こわいものなし――
リズムあふれる文体で新しい「老いの境地」を描いた、
第54回文藝賞受賞作。
齊藤美奈子氏、保坂和志氏、町田康氏絶賛。

 
スラスラと読み進められるんだけど
どうしてなの?
同じようなことをぐるぐると。。。
老いについて、覚悟も恐怖も諦めもあるけど
なんか、どうも、わたしには
とっても後ろ向きな考え方にしか見えず
もっと年をとったらわかるのかな?
いやぁ、純文学って難しい

坂木司さんの
『何が困るかって』



平凡な日々の風景に溶けこむ、あの人、この人、そしてあなた。
それぞれ隠しているのは、どんな物語?──
ちょっとした嫉妬心から始まる「いじわるゲーム」の行方、
子供の頃耳にした奇妙な「都市伝説」が導く戦慄の結末、
「鍵のかからない部屋」から出たくてたまらない“私”の物語……。
日常と非日常のあわいを描く、奇妙で少しぞっとする、
不思議な読み心地のショートストーリー集。


ショートショートだから読み終えることができた
読後感が最悪だと思いながら読んでいたけど
だんだんとそれに慣れていく自分もいた
思いも掛けない、呆れるような結末がクセになる
覆面作家の坂木司さん、男なのか女なのか

吉永南央さんの
紅雲町珈琲屋こよみシリーズ
『まひるまの星』



北関東の小さな町で、コーヒー豆と和食器を扱う店
「小蔵屋」を営むおばあさん、杉浦草。
人生経験と、丁寧に紡いできた人間関係を通して、
街で起こる事件のあれこれを解決に導いてきたが、
ある日、町の山車蔵の移転問題がもちあがり、
小蔵屋の敷地が第一候補に。
町内の話し合いが必要だが、
草は亡き母の遺言で「うなぎの小川」にだけは
この二十年行くことができず、
移転問題の話し合いが思うようにいかない。
かつては親友だった「うなぎの小川」の女将と
お草の母の間に、一体なにがあったのか。
祭りの音が響く真夏の紅雲町を歩き回るうち、
お草は町全体に関わる過去のある重い事実にたどり着く。

ほっこりとあたたかな日常の奥に覗く闇がドキドキさせる、
ヒットシリーズ第5弾。


安定のお草さんのお話
年を取り、体が弱ってくるけど
生活を大切にして、周りの人たちの気持ちを大切に
丁寧に静かに、思慮深く生きているお草さんが好きだな



今年はヒアシンスを買わなかったなと思っていたら
この前、買い物に行った時に花が咲いていないのを見つけて
毎日楽しみにお水をあげていたので、
今は香りもお花も楽しんでいる



昨日はお彼岸のお参りで室蘭に行ってきた
関東地方はこの季節に雪が降ったりしたようだけど
北海道はいいお天気で、道路の雪はほぼなくなっていた
しかし、山の上にあるお墓は雪に埋もれていて
管理事務所からスコップを借りて掘り出してお参り
この時期としては珍しい。。。と思う
札幌ー室蘭間300km運転して、なんだか頭が疲れたので
夕方、ちょっとだけJog
頭スッキリした〜

明日は健康診断なので、慌てて9時前に帰ってきた
9時までに夕食取らないとダメなので。。。
今晩はお水だけで過ごさなければ