香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

たまっている。。。

2018-04-07 22:14:38 | 本のこと
去年の走れなかった時期と
仕事の忙しさから
体脂肪と体重がたまっておりますが
一緒に、読んだ本など
ブログネタも溜まっておるわ

まずは本から
浅田次郎さんの
『長く高い壁』



日中戦争中の万里の長城。探偵役を命じられた従軍作家が辿り着く驚愕の真相とは?
浅田作品初の戦場ミステリ。

1938年秋。流行探偵作家の小柳逸馬は、従軍作家として北京に派遣されていた。
だが、突然の要請で、前線へ向かうこととなる。
検閲班長の川津中尉と共に、
北京から半日がかりで辿り着いた先は、万里の長城、張飛嶺。
そこで待っていたのは、第一分隊10名が全員死亡という大事件だった。
なぜ、戦場に探偵作家が呼ばれたのか。10名は戦死ではないのか!? 
分隊内での軋轢、保身のための嘘、軍ならではの論理――。
従軍作家の目を通し、日中戦争の真実と闇が、いま、解き明かされる。
「戦争の大義」「軍人にとっての戦争」とは何かを真摯に捉え、
胸に迫る人間ドラマ。


浅田さんの戦争ものはちょっと身構えていて
読み始めるのに少し時間がかかってしまったけど
読み始めると、
まるで浅田次郎さん自身のような作家の先生が
軽やかに、でも心には深くお話を進めてくれた
やはり切なく辛いが、心に残る
なんども読みたい小説だった

柚月裕子さんの
『朽ちないサクラ』


警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 
警察不祥事のスクープ記事。新聞記者である親友に裏切られた……
口止めした森口泉は愕然とする。
情報漏洩の犯人探しで県警内部が揺れる中、
親友が遺体となって発見された。
警察広報職員の泉は、
警察学校の同期・磯川刑事と独自に調査を始める。
次第に核心に迫る二人の前にちらつく新たな不審の影。
事件の裏には思いも寄らぬ醜い闇が潜んでいた……。


わたし、柚月裕子さんと「ランチのアッコさん』とか書いている
柚木麻子さんを一緒くたにしていたので、
あんなエンターテイメントバリバリ作品を書く人の
警察小説って???と思って読んでいなかったというおバカさん
すごく読みやすく、思いっきり世界に入り込んでいた
これからも読み続けたい作家さんが一人増えたな

森谷明子さんの
『花野に眠る』




野原のまんなかにある秋葉図書館。
のどかなこの図書館でも季節はうつろい、
新人司書・文子の仕事ぶりも板についてきた。
だが相変わらず利用者はあれこれ持ち込み、
文子を悩ませる。絵本にお菓子に料理に……とさまざまな謎を、
本や先輩司書の力を借りて見事解決を目指すのだけれど。
そんななか、お隣の地所から驚くべきものが発見され──
。本好きに捧げるやさしい図書館ミステリ。


シリーズものなんだけど、
ストーリー展開含めて気負ったものがなく
読み終わって、ほのぼの暖かい気持ちになるミステリー
きっと、この作家さんの本能なんだろうな
めぐり逢えたことに感謝

くらもちふさこさんのムック本
『くらもちふさこデビュー45周年記念 ときめき最前線』



デビュー45周年を迎えた漫画家くらもちふさこを大特集。
最新Q&A、単行本未収録作のほか、
萩尾望都、槇村さとる、いくえみ綾、望月ミネタロウ、
柴崎友香らの寄稿、貴重な資料も満載!


くらもちふさこの「おしゃべり階段」、
「ポケットにショパン」はわたしの青春のバイブル
忘れられないコミックなのだ
偶然見つけたムック本、なぜ今?と不思議だったけど
4月から始まった朝ドラの「半分青い」の主人公が
師匠と仰ぐ漫画家が、くらもちふさこさんなのね
ドラマでは、豊川悦司さんが演ずる男性漫画家になっているけど
いやぁ、楽しみだなぁ
高校生の頃、別冊マーガレットが発売になる日が
どんなに楽しみだったか、今でも覚えている
くらもちふさこの世界はおしゃれで身近なようで憧れで
懐かしく楽しい気持ちに浸ってしまった

中山うりさんのNewアルバム『カルデラ』



あまり近場では手に入りにくいので、○マゾ○から取り寄せて
今日、手に入ったアルバム
カルデラ、今日は何回も聴いたよ
また、ライブに行きたいなぁ。北海道に来て欲しいなぁ。

先週までは、もうすぐ春ね!と思える陽気だったけど
今週中過ぎからは、すっかり気温は冬



出勤は歩いたり、帰りは走ったり元気に行動していたけど
寒くkなると、体も縮こまり、静かに過ごしている
でも、ふきのとうは街中のビルの隙間にも元気に咲いていた
わたしも、元気に頑張ろう