香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

灯台からの響きと日々のこと

2020-09-13 20:31:40 | なんでもない話
本日中に2度目の投稿できるかな

前回の読んだ本の中に載せなかった小説
宮本輝さんの『灯台からの響き』



本の間から見つかった、亡き妻宛ての古いハガキ。
妻の知られざる過去を追い、男は灯台を巡る旅に出る――。
地方紙で連載されていた人気作、待望の書籍化!

板橋の商店街で、父の代から続く中華そば店を営む康平は、
一緒に店を切り盛りしてきた妻を急病で失って、長い間休業していた。
ある日、分厚い本の間から、妻宛ての古いはがきを見つける。
30年前の日付が記されたはがきには、
海辺の地図らしい線画と数行の文章が添えられていた。
差出人は大学生の小坂真砂雄。記憶をたどるうちに、
当時30歳だった妻が「見知らぬ人からはがきが届いた」と言っていたことを思い出す。
なぜ妻はこれを大事にとっていたのか、そしてなぜ康平の蔵書に挟んでおいたのか。
妻の知られざる過去を探して、康平は旅に出る――。
市井の人々の姿を通じて、人生の尊さを伝える傑作長編。


大好きな宮本輝さんの最新刊
心根が優しい人達がたくさん出てくる小説だった
大切な人の突然の死が、どんなにか人の心に影響を与えるのか
人それぞれだけれど、その人の気持ちを考えると涙が出てきた
育ちが良い人間が出てくるところは相変わらずだけれど
それも素直に受け止められる、優しい小説だった
宮本輝さんがいつまでもお元気で小説を描き続けてくださるように

前々回のブログをアップしてから、コロナ禍の中だけれども
車で、札幌近郊を色々とドライブしたりしていた
実は、車を買い換えて、8月の末が納車だったので
それまでの愛車N-WGNと別れを惜しんでのドライブだった

7月には、あいろーど厚田までドライブ



帰り道に石狩のハマナスの丘公園へ
思いがけず灯台を近くから見ることができた









違う日には、五天山公園でマルシェが開かれれていると聞いて
五天山公園、大倉山ジャンプ場へ母と一緒に
山道だったけど、79歳の母は頑張って登っていた すごい





8月になって、札幌百合が原公園へ


 


たくさんの百合や花々が咲き乱れていて
夢中になって観て歩いていたら、いつの間にか1.5周していて
ここはどこ?状態となりGoogleさんに帰り道を案内してもらっちゃった

モエレ沼公園へも、Jog &Walking
今まで行かなかった、小さい方の丘にも登ってみたりした





N-WGN最後の週末は、札幌芸術の森と支笏湖へ
お天気に恵まれて、快適なドライブ









そして次の週の金曜日
仕事がしばらく忙しく、休日出勤も続いていたので
せっかくだからと有給をとって新車君を出迎えたのだ



ハイブリッド車って静かだね〜
大切に、長いお付き合いをしたいなぁ

車でばかり走っているわけには行かない
でも、少し、いやかなり痩せなければ走れない
ということで、ダイエットしながら、ちょっとづつ朝Jog続けている



Jogコースの北大は、緑が濃くて、
朝でもたくさんのランナーが走っているので
なんとなくシャキッと走らないとなと思いつつ、ドタドタと。。。

仕事で札幌市内を色々と走ることがあり、
ひとりだと、なんとなく外食は避けているんだけど
先日は、新人の若者と一緒だったので、
サッポロファクトリーで、ランチ
その前に、隣の永山記念公演の中のお店に行ったのだけど
ゆっくりランチをする方々ばかりのお店でいっぱいで
諦めたのだった 







涼しくなり、走りやすくもなってきたので
頑張ってダイエットして、一番走れた時に近づけて
仕事もプライベートも充実させたいという
野望がいっぱいの秋の始まり

暑い夏だったなぁ

2020-09-13 18:21:52 | 本のこと
今年の夏は、暑くなるのが遅かったけれど、
長く続いて、つい先週まで続いていた
コロナ禍での夏は、マスクと一心同体で
不快感満載だったけれど、今日の様に
急に寒くなってしまうと、なんだか寂しい

前回のブログから2ヶ月経ってしまって
途中で何度もPCに向かおうと思いつつサボっていて
読んだ本もたくさんになってしまったので
写真も本の内容紹介もせず、簡単な感想のみでと
自分へのハードルを低くしてアップする事にした

原田マハさん『ゴッホのあしあと』
マハさんの小説「たゆたえども沈まず」の文庫化と一緒に
ゴッホについてのこの本が出版されたのだ
ゴッホについて読み始めたり映像を見ると切なくなる
読まないわけには行かなかった本

綿矢りささん 『手のひらの京』
綿矢りささんの小説は、芥川賞受賞作を文藝春秋で途中まで読んで
挫折してしまってから、初めて手に取って読んでみた
美しい文章と、繊細な心情と、京都の街並み山並みが心に染みて、
今までの食わず嫌いを反省してしまった
とても好きになった小説

池澤夏樹さん 『光の指で触れよ』
「素晴らしい新世界」の物語の数年後を描いた小説
その本を読んではいないんだけど、気になって読む事にした
すごく読み終えるまで時間が掛かったけれど、
コツコツと少しずつ読んでいる時間は貴重な時間だったな
「時」というものを自分なりに何度も考えた小説だった

若竹七海さん 『暗い越流』
若竹七海さんのミステリーは、読書力が弱っている時にも読める
わたしにとって間違いのない作家さんのひとり
大好きな「葉村晶」も出てきて、面白くてあっという間に読了した

中山七里さん 『セイレーンの懺悔』
中山七里さんも、わたしにとって間違いのない作家さん
このミステリーも途中で本を閉じるのが辛くてやめられず
あっという間に読み終えてしまった

近藤史恵さん 『マカロンはマカロン』
〈ビストロ・パ・マル〉シリーズ3作目
殺人が起きない、日常の謎が鮮やかに解かれていき
美味しそうな料理や、シェフらの暖かい視線がとても心地よい

三上延さん 『ビブリア古書堂の事件手帖Ⅱ
ビブリア古書堂シリーズの最新刊
このシリーズは読まずにはいられない

吉永南央さん 『黄色い実』
こちらのシリーズもの
〈紅雲町珈琲屋こよみ〉シリーズ7作目
主人公のお草さんが大好きで、楽しみにしている
切なくて、でも凛としている考え方で筋が通っていて
読んでいる時間はとっても幸せだ

南杏子さん 『いのちの停車場』
新聞の特集で知って読んだ小説
親を看取るという事、自分が病気になるという事、働けなくなる事
普段は忘れていたい事がこの小説の中に満載になっていた
切なくて切なくて、何度も泣いた でも読んで良かった
吉永小百合さんが主演で映画化されると、大麻所持で捕まった方関連で知った
ちょっと年齢的にどうかとは思うけど、吉永小百合さんはピッタリだな
逮捕された方の役も、配役としてピッタリだと思う

志賀内泰弘さん 『京都祇園もも吉庵のあまから帖』
これも新聞で知った小説
あたたかくて、ちょっとピリッとした風も吹く
読んでいてい気持ちの良い小説だった

小林聡美さん 『聡乃学習』
大好きな俳優 小林聡美さんのエッセイ
ププっと笑ったり、ふむふむと頷いたり
いいなぁ、好きだなぁと改めて思ったエッセイ
先週の「安住紳一郎の日曜天国」でゲスト出演していた
ラジオクラウドでまだ聴けるんじゃないかなぁ 
小林聡美さんの飄々とした雰囲気が大好きだな

読んだ本を挙げているだけで長くなってしまったので
こんな時期でもちょっと遊びに行った事や
ふとした事など、また後日(今日?)アップしようと思います
読んでくれてありがとう