香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

来年の手帳

2012-10-11 20:44:03 | なんでもない話
今年も、ほぼ日の手帳をネット注文して
今日、届きましたーーー

去年というか今年の手帳は、スマートノートとの兼用を考えて
大きなカズンにしたのですが、
毎日持ち歩く手帳としては、大きすぎたと反省
今年は通常の大きさにして、可愛いノートも同じ大きさにしたのです
ただ、ノートの厚さが思いがけず厚かったけど、
やっぱり可愛い 手帳も可愛い 満足じゃ
今年のピンクカズン手帳は、現段階で結構充実した使い方をしたので
来年は、手帳とノートを使いこなして行きたいな
手帳には、予定やスマートノートの行動と思考の他に
毎日のジョグ記録、体重、歩数、読んだ本の記録などなど
わたしにとって、なんだかドンドン大切なものになっている気がします
2012年の手帳もあと3ヶ月、健康でご機嫌な内容を記帳していけますように

今週の月曜日、25年間使っていたオーブンレンジから
突然、火花が出てびっくり とうとう壊れてしまった
そんなに料理上手ではないわたしですが、オーブンは必要なので
また、オーブンレンジを購入しました

さっき、届いたのですが、使い方がわからん
しばらくは、説明書を熟読ですね~
古いオーブンレンジは大型ゴミに来週出しますが
外観はとってもきれいなので、申し訳ない気持ちになってしまう

ここ2日くらい道尾秀介さんの『ノエル』を読んでいたのですが、
今日、仕事で大通まで行ったときに通った本屋さんで
宮部みゆきさんの『ソロモンの偽証3』が並んでいたので
『ノエル』をちょっと中断して、またもやソロモンの世界に出かけます

水のかたち

2012-10-09 21:57:53 | 本のこと
宮本輝さんの新刊 『水のかたち』

(上)
 東京の下町で暮らす平凡な主婦、能勢志乃子。50歳の誕生日に、
 近所の古い喫茶店で、年代ものの文机と茶碗と手文庫を買い受
 ける。後日、その茶碗の驚くべき価値が判明して、志乃子は骨
 董の世界に足を踏み入れて行く。
 予期せぬ出会いと友情が引き寄せる、新たな人生の喜びーーー

(下)
 志乃子が貰い受けた手文庫には、小さな手縫いのリュックサッ
 クと、1946年に北朝鮮から決死の逃避行を試みて、三十八度
 線を越えて帰国した家族の手記が入っていた。命をかけて困難
 に立ち向かう人々の歴史。数奇な運命が連環し、志乃子は持ち
 主を探し始める・・・。
 ひたむきに胃来る人々の喜び、哀しみ、怒り、そして祈りーー


宮本輝文学らしく、心に残る言葉が今回の小説にもたくさんありました
読み終わった小説の中にはたくさんの付箋が貼られました
「負けるな、負けるな、あきらめるな。心は巧みなる画師の如し、だ」
「石に一滴一滴と食い込む水の遅い静かな力を持たなければなりません」
「きみは努力することをあきらめなかった。」
書き出したら切りがないほどなのです
そして、宮本輝さんの小説は、本当に文章がきれいで読みやすいです
それなのに、わたしはどうしてもこの小説が好きになれないのです
物語の中で、どうしても腑に落ちないストーリーがあり
また、志乃子を平凡な主婦と書いているけれども
お金持ちの、目利きの親戚がいて、優秀な仕事をする人を紹介されて
自分自身も、天才的な骨董の目利きで、あれよあれよと幸運が訪れる
どこが平凡なんだろうと思う、それはわたしの嫉妬なのかもしれません
まわりの人たちが、善意あるとても素敵な人たちで、志乃子を助けてくれる
そのまわりの人たちの欠点などが、とても人間らしく
わたしには、志乃子だけが、ファンタジーのように思えてしまうのです
こんなに、悪い方に心を揺らされる宮本文学は正直初めてです
何年かたって、もう一度読んだとき、違う思いで読めるかもしれない
志乃子にやさしい視線を向けられるかもしれない そう願っています

    

今日、仕事で岩見沢まで行って来ました
岩見沢駅が建て替えられてから、初めて行きました

考えてみたら、昔の駅舎も見たことなかったのです
ホームは古いままなのですね~
駅を降りた町の様子は、アーケードが続いていて
なんとなく富良野の町の雰囲気に似ている気がしました
仕事なのに、ちょっとしたプチ一人旅をした感じです

札幌マラソン2012

2012-10-08 13:18:22 | 走ること
昨日は父の命日でしたが、おとついに家族で三回忌をして
ちゃっかりと第37回 札幌マラソンに出場してきました
少し寒い日が続いていた札幌ですが、当日は気持ちの良く晴れて
気温はそんなに高くはなかったので、絶好のマラソン日和でした

真駒内公園の中を会場に向かう人たちです

初めての札幌マラソン、右も左も分からなかったのですが
f-runの人や、お仕事で知り合ったtoncomamaさんが声をかけてくれたので
何も用意してい行かなかったのに、戸惑うこともなく
楽しくおしゃべりしたり、アップしたりしてスタートを待ちました

小学生、中学生、車椅子の3キロや5キロ、
そして10キロとハーフに参加する人たち13000人もいるのですね

わたしは、ハーフマラソンに挑戦したのですが、確か7000人?の出場者がいて
真駒内公園から、市道を走って北上して、幌平橋を渡り
豊平川左岸通りを通って、札幌駅前通りを走り
札幌三越のところで折り返し、駅前通りを戻り
豊平川右岸通りを走って真駒内公園に戻ります
真駒内公園に入ってから5キロほどあるのですが全体的に気持ちのいいコース
市道や駅前通りには沿道で応援してくれる方もたくさんいてうれしかった
駅前通りを戻った9キロ地点で時間制限の関門があって
そこを通り抜けることが出来るかが心配だったのですが
f-runの方々の助言通り、まずそこまでは頑張ると走っていたら
意外とぎりぎりではありませんでした
でも、豊平川右岸通りの最初の方は応援の方もいなくて
走っている人たちだけで、結構歩いている人とかもいて
(わたしの場合、後ろの方なので、そういう現象なんでしょうね)
疲れてしまって、給水のあと、少し歩いたりしてしまいましたが
後半、気持ちを持ちかえして、ゆっくりでも走ろうと鼓舞
走っているとき、ずっと頭の中で流れていたのは
斉藤和義さんの『大丈夫』
だいじょ~ぶ、なるようになる~のさ
いつでもそうやって、わらってたじゃない

真駒内公園に入ってからが長いよと言われていたので覚悟していたら
天気も良く、景色がきれいで、気持ちよく走れました
f-runのgenさんが、旗を持って応援にきていて
さすがにみんな走り終わったろうというころ、ひょっこりわたしが現れて
びっくりしていましたが、応援がすっごく心強かったです
あと3キロ地点では、とっくの前にゴールしていたおおひろさんが
戻ってきて、伴走してくれたお陰で、スピードを出して走れちゃったりして
あと1キロでは、わたしとしてはかなり頑張って早く走れました
toncomamaさんが大きな声で応援してくれていて
ああ、マラソンってすごいなぁ、いいなぁって涙でちゃいそうでした
ゴールしてすぐに時間を確認しなかったのだけど、
帰って来て速報を見たら、2時間24分23秒もかかっていました
40代女子320人中284位という、後ろの方もいいところでしたが
一生懸命走ったし、頑張ったし、自分がいま出来ることをやったと思うので
とても晴れ晴れとした気持ちです

今週は・・・

2012-10-01 20:57:30 | なんでもない話
今日から10月
誕生日月なので、本屋さんのポイントが2倍
ということで、欲しかった本を大人買い

そして、今月号まで5年間定期購読していたエクラ

定期購読していた理由の宮本輝さんの小説の
対談集が掲載されているのだ
今週は、朝はジョギング
昼間からちょっと残業もあり~の仕事
そして、夜は読書三昧だぁ
10月12日には、宮部みゆきさんの
『ソロモンの偽証 第2部 法廷』が発売になるので
頑張って読破するぞーーー