目を閉じると、瞼の重みを感じる。
肌が乾燥しているので、目尻付近で「クシャ」っと音がしそう。
皺発生の恐怖に襲われる。
こうやって皺は次第に増加するのだなぁ。
勤務中、SF級の時間の流れを感じた。
とにかく時間がないんである。
やらなくてはいけないことに上質さを求めると、
時間をこんなに早く感じることができるのね…。
♪時は無限の繋がりで
終りを思いもしないね
大人の階段登る
君はまだシンデレラさ
幸せは誰かがきっと
運んでくれると信じてるね
「想い出がいっぱい」
中学1年生の合唱コンクール。
この曲は1年1組の自由曲だった。
あの頃は、1学期が今の1年の長さに匹敵していた。
毎日、二酸化マンガンや「これはケンのペンです」を英訳するなどの授業を受け、
帰宅部ゆえ早々と帰宅して、夕方からのドラマの再放送を観ていた。
夕御飯食べて読書して、友達に手紙書いて寝る…といった地味な中学1年生であった。
筑波山への遠足も定期テストも合唱コンクールも全て1学期に行われていたのに、
入学してから夏休みに突入するまで、本当に長く感じた。
「時は無限の繋がりで…」
ソプラノの箇所を歌いながら「本当だよね」と思っていた。
だが、今はそう思えない。
こんなに時間の過ぎていくのを早く感じるのだもの。
きっと「死」なんて、あっという間に来るに違いない。
めまぐるしく流れる時の中で、
目尻に皺が出来ようが、
胃変が起きようが、
突き進むしかない今の私。
限りある時間を意識できるようになった私は、
筑波山だけでなく、
大人の階段をも登れているのだろうか。
でもシンデレラより、竹取物語のかぐや姫の方が好き。
殿方達からのプロポーズをあんな難題を突きつけて断る、
あの傲慢さが堪らねーよなぁ…。
肌が乾燥しているので、目尻付近で「クシャ」っと音がしそう。
皺発生の恐怖に襲われる。
こうやって皺は次第に増加するのだなぁ。
勤務中、SF級の時間の流れを感じた。
とにかく時間がないんである。
やらなくてはいけないことに上質さを求めると、
時間をこんなに早く感じることができるのね…。
♪時は無限の繋がりで
終りを思いもしないね
大人の階段登る
君はまだシンデレラさ
幸せは誰かがきっと
運んでくれると信じてるね
「想い出がいっぱい」
中学1年生の合唱コンクール。
この曲は1年1組の自由曲だった。
あの頃は、1学期が今の1年の長さに匹敵していた。
毎日、二酸化マンガンや「これはケンのペンです」を英訳するなどの授業を受け、
帰宅部ゆえ早々と帰宅して、夕方からのドラマの再放送を観ていた。
夕御飯食べて読書して、友達に手紙書いて寝る…といった地味な中学1年生であった。
筑波山への遠足も定期テストも合唱コンクールも全て1学期に行われていたのに、
入学してから夏休みに突入するまで、本当に長く感じた。
「時は無限の繋がりで…」
ソプラノの箇所を歌いながら「本当だよね」と思っていた。
だが、今はそう思えない。
こんなに時間の過ぎていくのを早く感じるのだもの。
きっと「死」なんて、あっという間に来るに違いない。
めまぐるしく流れる時の中で、
目尻に皺が出来ようが、
胃変が起きようが、
突き進むしかない今の私。
限りある時間を意識できるようになった私は、
筑波山だけでなく、
大人の階段をも登れているのだろうか。
でもシンデレラより、竹取物語のかぐや姫の方が好き。
殿方達からのプロポーズをあんな難題を突きつけて断る、
あの傲慢さが堪らねーよなぁ…。