世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

私の中の戦国大合戦

2009年06月29日 21時40分56秒 | Weblog
自律神経には交感神経と副交感神経がある。
緊張や興奮すると交感神経が、リラックスすると副交感神経が頑張っているっぽい。
最近、嫌なことに遭遇すると、私の中で交感神経と副交感神経が壮絶な戦いを開始する。

「…んもう嫌!…だめぽ…イライラ」
「ま~のんびりいきましょうや~まったりまったり」
「何でそんなに穏やかにいられんの?お前」
「ふふふ。副交感神経だからよ。イライラしたって仕方ないじゃない。うふ」
といった具合に。

この戦い…ちょっとした桶狭間のようである。
桶狭間の戦いが展開しているうちに嫌なシチュエーションは過ぎ去っていたりする。

戦いと言えば、「クレヨンしんちゃん アッパレ!戦国大合戦」である。
この作品は私の中で5本の指に入るぐらい好きだ。
クレヨンしんちゃんといえば、PTAの人々が嫌うお下劣極まりないと評されるアニメ番組だが、これには裏切られた。
戦シーンのスケールの大きさ、ストーリー、丁寧で詳細な戦国時代の描写は秀逸である。



3年半前に初めて観たときの感想はこちら。
http://blog.goo.ne.jp/ryoko-davidoff/e/22325c3596406c37eb1fca8f208f2fc7

本作品は劇場版のもので、映画館で多数の同伴者(親)を泣かせたとして有名な作品だ。
廉姫と又兵衛の切ない恋物語、そして野原一家の結束力「野原一家ファイヤー!」…思い出すだけで、嗚呼涙が出てくる。
文化庁メディア芸術祭アニメ部門大賞を初め、数々の賞を取った。

あの作品が実写版となるらしい。
BALLAD 名もなき恋のうた
監督は「ALWAYS 三丁目の夕日」の山崎貴監督。
こりゃ、楽しみだ。
公開は9月。
まだまだ先…。
8月の夏旅が終わったあとのもう一つの楽しみといったところだろうか。

…って楽しいことを考えているときの私の中は、副交感神経がだいぶ勝っていると思う。


BALLAD 名もなき恋のうた 30秒CM
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告げる人

2009年06月29日 21時13分48秒 | Weblog
選挙前になると必ず電話をしてくる友達がいる。
「●●●(政党名)をよろしくね」
と。

彼女とは小学校3年~4年生の時に同じ組だった。
中学時代は同じ中学に通ったものの、彼女は学校に来なくなってしまった。
だから近況はもとより中学時代からの彼女のことは全く知らない。
記憶にあるのは、重めのおかっぱ頭とグレーのスボンを履いていた彼女の姿だけだ。

なのに、選挙前になると必ず電話をしてくる。
近況報告なんて一切なし。
彼女が告げてくるのは●●●の素晴らしさだけ。

私って…何?

と思うと共に、彼女は選挙を告げるメッセンジャーなのだと思うようになった。
ちゃんと私を当時のあだ名「りょうこっこ」と呼ぶ彼女。
彼女の中の私も、きっとあの頃のままなのかもしれない。
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