世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

友達という名のタイムマシン

2010年05月04日 22時14分01秒 | Weblog
中学時代からの親友わかめちゃんと遊んだ。

…その前に。

今日は昼から、妹・芋子の高校時代からの友達などが10人近く我が実家に集まり、庭でバーベキューをしていた。私は二階で旅ブログを更新することに没頭していたから挨拶しかしなかったのだが。大変賑やかだった。
飲兵衛の父も何気に参加していた。
父は酔った挙げ句、自分の大学の後輩であるホーリー君に絡んで悪酔いさせてしまった。

バーベキューに参加していたA君の娘イオちゃん5歳に話しかけられた私。

亮子「幼稚園、楽しいか?」
イオ「ううん。色々大変なの」
亮子「なんでよ」
イオ「バラ組(年少クラス)さんの面倒も見なくちゃいけないし。制服のお着替えも手伝わなけりゃならない。もう、大変なの」
亮子「んなもんさぁ、放っておけばいいんだよ!」
イオ「そうはいかない。先生に怒られちゃうもん」

という会話をした。
今の5歳児って大変なんだなあ。

17時過ぎに、わかめちゃんが車で我が家に来てくれた。
出迎えた芋子が、
「亮子は友達が少ないので仲良くしてやってください」
と挨拶。
「そんなことないですよ!亮子には吉熊がいるし」
とわかめちゃん。


久々に会うわかめちゃんは元気そうだった。
地元で教師をしている彼女は生徒は勿論、後輩教師の指導もしているらしい。
anegoって感じでかっこいい。

石焼ビビンバ屋みや御苑にてチーズビビンバとマンゴーソースがかかった杏仁豆腐を食した。






スプーンでお焦げを作りながら、身の上話を永遠にした。

彼女は生徒たちに私のことを話したことがあるらしい。
「これから20年後も笑って話せるような友達を作ろう」
という話の引用で。なんだか嬉しかった。ありがとう!

食後、彼女が勤務する学校付近をドライブ。
長閑な環境だった。
ここで「二十四の瞳」のような先生をやっている彼女が見えたような気がした。

我が家に私を送り届けてくれたわかめちゃん。
家に上がってもらい、暫し家族と談笑。
ちょっとした家庭訪問!?
旬風のロールケーキを食べながら、昔話に花を咲かせた。

わかめちゃんが帰ったあと、芋子が
「わかめちゃんといるときの亮ちゃんって、中学時代の亮ちゃんに戻るよね」
と言った。

たしかにそうかもしれない。
高校時代の友達と話せば高校時代に、大学時代の友達と話せばやはり大学時代の自分に戻る。
気持ちがタイムマシンに乗って、昔に戻るような感覚に陥るんである。

20年後もその先も、ずっと友達と繋がっていたい。

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弘前城・角館・北上展勝地の桜~東北桜の名所五景~ 2

2010年05月04日 22時05分23秒 | Weblog
5/3

朝5時起床。
昨夜到着したときには暗くて分からなかったが、窓からの眺めが良いことが判明。
山の頂きには雪が残っていた。


7時。
安比高原を後にして、いざ弘前に北上!
弘前には前々から行きたいと思っていた。
弘前への熱い思いを胸に、爆睡。(今日も酔い止め薬はガンガン効いてくれた)

9時20分弘前城に到着。
外堀の桜がとても綺麗に迎えてくれた。
「北の方で待ってたよ」
そう言っているように見えた。

スゴい人混み!


でもこれだけ綺麗な桜を見るのだもの。
仕方がないことなのかもしれない。
弘前城と桜と青空を一気に楽しめるだなんて滅多にないチャンス。
最近、綺麗なものを見るとその儚さを思い、悲しくなる。
弘前城と桜を見つめつつ、やはり切なさが押し寄せてきた。













お堀の桜も豪華絢爛。
モコモコ咲いていた。







岩木山との見事なコラボ。


日本一古いソメイヨシノ。
その存在感に圧倒された。





弘前の思い出に、香水をGET。
弘前さくらものがたり」。
資生堂と弘前市とのコラボ商品だ。
尾道でも資生堂とのコラボ香水「尾道オードプァルファム」が販売されていて毎年購入している。「弘前さくらものがたり」も桜ベースなのだが、ほのかに林檎の瑞々しい香りが加わっていてフルーティな感じ。



途中で南部せんべい(カレー味)をGET。
空腹凌ぎ。


弘前市内を出て、続いては小岩井・一本桜の見物。連続テレビ小説「どんと晴れ」にでていた木。どんと晴れとは「めでたしめでたし」という方言らしい。
咲きっぷりは…ガーン。未開花!まあ…雄大な岩手山を背に一本桜を見られたので、どんと晴れ。


辺りは牧場が広がっていた。すかさず、サンシャイン牧場を思いだし、携帯にて畜産の世話をする(畜産のモバイルバージョンが開設されていて感動)。

私は割とコンサバティブな洋服を好む。
妹は反対にスポーティな感じの服を着用することが多い。
行動も、土が嫌いな私に対し、妹は芋堀大会や収穫祭によく参加している。
小岩井を走り抜けるとき、ふと
「芋ちゃんってこういうところ、似合うよね」
と呟いた。
本人も自覚しているらしく、将来はオーバーオールに身を包み、「芋子さんのチーズケーキ(仮称)」などをネット販売したい云々という妄想話を発展。似合いすぎ!

田沢湖畔にて、きりたんぽ鍋を堪能。
きりたんぽ、大好物~。


田沢湖の美しさに感無量。
柔らかなミルキーブルーの湖が何とも言えない。


田沢湖に伝わる「辰子伝説」をガイドさんから聞き、「美を求めることは罪なのであろうか」という疑問が沸き起こった。永遠の美を求めたぐらいで龍になっちゃうだなんて、なんて無惨な伝説なんだろう。

辰子像
黄金!
バブリー!


角館に到着。


桧木内川と武家屋敷を散策。
町全体が桜色。
唐土庵にて生もろこしのお土産を買い、青柳家にて蔵にある珍しい物を見た。
猿の頭…とか。
あと昔行われた人体解剖のグロい写真とか…。
立派な打掛だとか。









青柳家の嫁が京都から嫁いだ際に枝垂れ桜を持ち込んだことから角館が小京都と言われるようになったらしい。
嫁、GJ!


小京都のの趣きがいたるところに漂っていた。





桧木内川にて今年最後の桜と戯れた。
さようなら、桜さん。







角館を出て、ひたすらバスに揺られる。
ガイドが気を利かせて「U字工事」のDVDを車内のテレビで放送してくれた。
鹿沼インター近くの「エーゲ海」ネタに激しくワロス!

それにしても凄い渋滞。
鶴巣インター付近を過ぎたあたりで、とり飯が配布されて食べた。22時。こんな時間に食べたら太っちゃうと思いつつ、モリモリと食べてしまう。


2時。
大晃ドライブインにてガイドさんや添乗員さんとお別れ。
一泊二日という短い旅だったが、ちょっと名残惜しい気持ちになる。

結局、宇都宮の実家に到着したのは午前3時!

疲れたけれども、数々の見事な桜を堪能できて満足。
目を瞑ると、淡いピンク色が瞼に広がる。
2010年の春は、一生分の桜を楽しめた。

「あと何回桜を楽しめるか分からない」という切羽詰まった母ヨーコたんの謎深い発想から生まれた今回の桜の旅。
いつも大胆に家族を引っ張る彼女のバイタリティに感謝。
そしてそんな母を尻目に、ずっとお酒と戯れていた寡黙な父。
スポンサーである彼なしでは今回の旅はなかったので、やはり感謝。
あと、普段は優しいのに思いっきり毒舌な妹・芋子。
あんなに面白い妹を持って姉は幸せだ。

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弘前城・角館・北上展勝地の桜~東北桜の名所五景~ 1

2010年05月04日 22時05分04秒 | Weblog
「もう何回桜を見られるか分からない」
母のそんな思い付きで行くことになった今回のみちのく桜紀行。
ちなみに母は余命宣告はおろか、いたって元気。たぶん私より元気。
「もうツアー申し込んでおいたからね」
と突然連絡を受けたのは4/26。びっくりした。ゴールデンウィークに何の予定も無いと見透かされている32歳の娘・私って…。

ツアーには両親と私、妹・芋子と吉熊で参加した。

5/2
朝4時45分起床。前日は全く眠れずに些かナチュラルハイ気味。
大晃ドライブインを大型バスで6時30分に出て、目指すは北上展勝地!
途中、いくつかのサービスエリアで停車してくれたので、トイレと喫煙は不便しなかった。渋滞も心配していたのだが、そんな酷くもなかった。
ツアー人数は40人。テンションが高い小太りのガイドさんと逮捕される前の堀江ライブドア前社長みたいな添乗員も同行。

北進すればするほど桜の開花に追い付く感じがしてうきうきした。
そう。
もう2010年には桜は見られないと思っていた。
こんな機会に恵まれて感無量。


車内にて牛タン弁当に舌づつみ。


北上展勝地。
北上川に沿うように1万本の桜が咲き乱れている地域。




















父がふと
「啄木の歌で、北上のなんとかっていう歌、なかったっけ?」
と言い出した。

「やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに」
と自然に呟く私。
小5の時、暗記させられた歌だ(暗記できないと下校できなかった)。
20年ぶりに口にできた。


父が出店で購入したホタルイカ飯。これがまた美味しかった。イカアレルギーなことも忘れてモリモリと食した。


北上し、岩手市内へ。
綺麗な町だ。




盛岡裁判所構内にある石割桜。周囲22メートルの巨大な岩の割れ目から咲く桜は圧巻。
ど根性桜なのだが、花自体は小さめ。









安比高原へ向う途中。






19時前。安比高原温泉にある安比グランドヴィラに到着。
「岩手食材王国桜まつりバイキング」を堪能。
好物の苺をたらふく食べた!







芋子と温泉に浸かる。
露天風呂で小一時間裸の語らい。
のぼせたら外気のひんやりとした空気に当たり、また湯に浸かるの繰り返し。

疲れがじんわりと解消していくのを感じた。
零時、就寝。
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ただいま

2010年05月04日 03時17分18秒 | Weblog
度重なる渋滞を抜けて、ただいま雀宮に帰宅…。

これからお風呂に入って寝ます。
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