世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

親心

2010年07月25日 23時37分09秒 | Weblog
小石川植物園で開花に成功したという世界で一番大きな花「ショクダイオオコンニャク」を見に行きたいとも思っていたのだが、この暑い中を歩くのはちょっとね…と躊躇っている内に、気付いたら夜だった。休みの日って何でこんなに早く過ぎるのかしら。
それにしても気になる。「ショクダイオオコンニャク」…臭いらしい。
一昨日、mixiのアプリ「サンシャイン牧場」でコンニャクの花を咲かせたから良いか。


旅行会社から旅行のパンフレットと書類一式が届いた。
熟読。

来月のニューヨークの旅。勿論、相棒・吉熊も連れていく。
吉熊に「飛行機に乗せてあげっからな」と誓った昨年の初春(免許証更新で鮫洲に行き、帰りに寄った羽田空港にて)。念願が叶いそうだ。


「あなたたちにこの青い海を見せてあげたかったんさー」
と、母ヨーコたんは言った。
高校1年生の夏休みに、グアム島へ連れてもらったときだ。

独身時代の母は、友達と色んなところに行っていたらしい。
今の私よりもぶっとんでいた。
香港でチャイナ服を着た若き日の母ヨーコたんの写真を見て妹は「亮ちゃんより綺麗」と言っていたっけ。


グアム島は青い海に囲まれた綺麗な土地だった。
ホテルオークラの前はプライベートビーチになっていて、我々親子5人はカラフルなナマコに驚いたり、泳いだり、浮き輪でぷかぷかしたりした。毎年行っていた茨城の海水浴場とは何かが違っていた。

私たち子供が「~したい」ということがあったら、私の両親はいつも助けてくれていた(浪人は駄目だったけれども)。

成人式で着物が着たい、大学に行きたい、東京に住みたい、…等。
今も。

思い返せば、それって経済的に多大なる負担を掛けていたと思う。
それでも、子供が喜ぶんならば叶えたいという親心には頭が上がらない。

吉熊を飛行機に乗せたい、そんな思いが今日、親への感謝にリンクした。

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恋は遠い日の花火ではない。

2010年07月25日 23時22分28秒 | Weblog
某ファミレスで食事をし、ふらふらと帰宅。
片手にはマツキヨの袋。
ボディソープが安かったので購入したのである。

そんな私に
「あのう。この辺に●●軒っていうラーメン屋があるかと思うのですが知りませんか?」
と尋ねる殿方。
見てくれはB'zのボーカル似。
私好みではないがカコイイ。

●●軒というのはこの辺で有名なラーメン屋である。
「ええっと、あそこに看板が出ていますよ」
と教えて差し上げた。

その殿方は、
「あのう。あなた、僕の好みのタイプなので、一緒にラーメン食べませんか?」
と言うではないか!!!!

「いやー、私、もうオバサンなので」
と、目元はそのままで口角を上げる笑顔をとっさにしてしまう私。
林真理子先生の小説「満ちたりぬ月」で、たしか絵美子という女が新宿で年下の殿方にナンパされたときに目じりの皺を隠蔽するべく行っていた手法である。


「ダメですか?」
との押しに、
「これから家に帰ってブログを更新しなければならぬ身なのです」
と武士みたいな口調で断ってしまった。動揺して。

私が殿方に声を掛けられるのは、ここ最近ではキャバ嬢の勧誘ぐらいしかない。
このように「一緒にラーメンを食べましょう」みたいな勧誘を受けるのは年に1度あるかないかである。

面倒なんだが嬉しい。

サントリーのCMの長塚京三のように
「よし!」
とスキップしちゃう自分がいた。
Suntory Old (若い子はもういいんです篇)


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