ねぇ、君

会社の喫煙所クラスタである先輩紳士のおばあちゃんが亡くなったそうだ。
享年110歳弱。
ご長寿だけれども、だからといって亡くなったことによる親族の悲しみは癒えることがない。
「大往生じゃん」
とは私の祖母が亡くなった際に同僚に言われた言葉で、そのとき、少し腹が立った。
ご冥福をお祈りいたします。

今日の仕事は、今までやったことがないことをした。
土地所有者云々のことをして、「総務っぽい！」と実感した。
また外国人からの外線電話があり、英語で対応できたことが個人的に快挙である。
ずっと地味に国際秘書検定の勉強をしてきたことが報われたような気がする。


ノー残業デーなのでマッハで帰宅。

ネットでのお買い物の商品をゲット。
バスマジックリンはすぐになくなるので、業務用を買った。
4.5リットルだってお！




そして先日、百貨店でいいなあと思っていた靴がネットで割安で売られていたので、ポチった。
それがこのコ。
メルモのこの美しいフォルムが好きで、もう何年もメルモの靴を買っている。とても履きやすい。


夕食はカニ丼。
あっという間に食べてしまった。




少しだけ荷解きをした。
引っ越しの本棚担当は父だった。
本棚へ入りきれなかった本は段ボールに入っていて、最近見かけない嶽本野ばら先生の作品はそこに収められていたっぽい。
いつも手の届くところに置いておかないと情緒不安定になる「カフェー小品集」。
もう何度も読み返した。
今日も読み返してて、脳細胞の一つ一つが喜んでいたのを感じた。

「ねぇ、君」
という野ばら節が散りばめられているこの作品を携えて、私は舞台である小樽や京都に行った。



大好きな本に、その作者のサインが入っていることの嬉しさったら筆舌しがたい。

私はたぶん、先輩紳士のおばあちゃんのように、100歳も生きないと思う。
その時が来たら、この作品を棺に入れてほしい。
ねぇ、君。
そうじゃないと成仏できないような気がするんだ。


そうそう、高校時代の恩師から手紙が届いた。
封書だったのでびっくりした。
先日、引っ越しハガキを出したので、そのレスポンスである。
先生、71歳なのにドイツ行ったり乗鞍岳登ったり、元気そう。




さて、週の後半に突入。
週末が見えてきた。
頑張るぞ。
えいえいおー！！