世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

涙とジントニック

2018年05月07日 21時49分13秒 | Weblog
ある程度予想していたのだけれども、同窓会ロス、半端ない。

朝起きて、身支度を終えて家を出て、電車に揺られて職場に到着。一服して仕事をしていても、つい同窓会のワンシーンが断片的に目の前をチラつき、仕事にならねええええええ!!
衣替え作業と稟議書を書かなくてはいけないのに。

あのクラスは本当にいいクラスだった。
卒業式のあと、最後のホームルームの時間にて、担任ツネヲ先生が
「こんなにいいクラスは初めてだったよ」
って嗚咽するほどに。

ツネヲが理科の先生だからか、文化祭では「人体神秘の世界」と称し、段ボールで口から肛門までの迷路を作ったことなど、鮮明に思い出される。四つん這いで進みゆくタイプの迷路だ。
私は小腸の担当だったので、ビニール手袋に綿を入れて柔突起を大量生産した。他の器官はどうだったっけ。小石を敷き詰めた器官や行き止まりの盲腸もあったような気がする。19時までかかって作業をした日もあった。
文化祭当日のことはよく覚えていないんだが、好評だったような気がする。

誰かのアイデアをみんなで創意工夫を凝らし、より素敵にできるクラスだった。
しかも取り組むときはいつもマジだった。
合唱コンクールでハレルヤを英語で歌ったことも、マジだったから覚えているんだろう。きっと(ソプラノの超音波がきつかった)。

あと、中学時代、私の後ろの席だった男子!
書道の時間、私の三つ編みの毛先が彼の硯の中に入ってしまい、彼は困惑していた。
今回の同窓会でも彼はあの困ったような笑顔をしていて、かわいかった。




体育館での卒業式の後、みんなと別れるのが辛くて泣きながら教室に戻った。
我々の学年は11クラスもあったので、1組の我々がきちんと退場しないと後がつっかえる。
立ち止まりたいのを堪えながら指導された通り教室までを歩いた。
職員室、肌寒い渡り廊下、そして北校舎の一番西側にある1組の教室。
担任ツネヲの上記の言葉にもっと泣き、解散。
校庭で花のアーチをくぐり、ここでも後がつっかえるのでオータニまで歩かされた。
泣きながら。


2018年初夏、あの春の涙の味が目の前のジントニックに重なった。
大人になるのもまんざらではない。

まあ、暫くは仕方がないのかな。このロスっぷり。



私の居場所(日常)は、ここ。
あのクラス(の雰囲気)はいつでも帰れる場所なんだと思い込むことで乗り切るしかない。
みんなにもそれぞれ今の居場所があるのだし、そこで頑張っているんだろうから。
段ボールで迷路は作る機会はきっともうないけど、時間を作ってまた集まることはできる。
それまでまた生きるよ。私の日常を。
またね。


連休明け

2018年05月07日 21時13分10秒 | Weblog
ランチは日替わり弁当。
久々のヒレカツ。


夕食は昨日母が持たせてくれた焼きそばとスープ。
ごちそうさまでした。


帰りは大雨に降られて大変だった。
無心で歩いて帰宅。
ふー。やれやれ。

連休明けはやはり疲れる。
早く寝てしまおう。