世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

風あざみ

2018年07月30日 | Weblog
今年は梅雨明けが早かったせいで、夏が長く感じる。
もう井上陽水の「少年時代」が似合う時期だと勝手に思ってるんだけど、まだ7月なのな。
例年、曼珠沙華が咲く長月の末ごろまで暑いから、あと2ヶ月は暑いのか!?ひゃー。耐えられない!もう夏なんて過ぎちゃって、風あざみ、吹いちゃいなYO!

そんなこんなで今週も始まってしまった。
月曜日は毎週「一週間乗り切れるかな」という不安に押しつぶされそうになる。
どんな不安かというと、不条理な流れから不快な目に遭ってキレないか、とか。
なにか失敗するんじゃないか、など。
上司に怒られるんじゃないか、とか。
あ、上司にはまだ怒られていない。不思議。


今日も友人わたとメール。
わたは私がドツボ(上記とは別件)で溺れていると救世主のように浮き輪を投げてくれる。
彼女は基本クールでハードでさっぱりした性格なので、甘やかな言葉を発しない。
的確な状況を淡々と書き連ねて納得させる。
ああ、なんか、安心した。
8歳で出会って今年で32年目。
あの頃からわたは私の救世主だった。
給食が食べられないと泣きじゃくる私に「りょうこっこ、あと3口だよ!」と寄り添ってくれたのもわただったし、遠足の時にバス酔いしやすい私をずっと笑わせていたのもわただった。

そのうち、わたの名言集が黒い看板となって貼り付けられる日も近いだろう。
…郊外や田舎に行くとたまに見かけるアレ。
私もわたもこのキリ看のコレクション癖があり、たまに実家付近でキリ看を見つけると報告し合っている。
こんなことで盛り上がれるのってわたぐらいしかいない。

冒頭の映画「少年時代」は映画の主題歌だった。
戦時中、東京から富山へと疎開してきた少年が田舎の学校でのけ者にされたり優遇されたりする。番長である少年と仲良くなるのだが、まあ一筋縄ではいかなくて・・・っていう物語。ラストシーンで井上陽水のピアノ前奏が入るタイミングが秀逸。何度見ても泣いてしまう。

私とわたの友情は、映画の彼らに匹敵するか、それ以上の絆で結ばれているのでとても強靭だ。

今年も葉月がやってくる。
懐かしさが一番似合う月。

イメージとしての夏は甘美で切ないけど、実際あるのは、うだるような暑さとアラフォーが放つ生々しいメールの内容だったりする。

早く涼しくなって!



15年前

2018年07月30日 | Weblog
今回の台風の進路、とても変。
東から西へ。そして一回転。



今日は定時後、宅急便が届くので、マッハで帰宅。まだ明るい。
届いたのは、ヘアケア剤。長崎からわざわざ取り寄せている。髪には一番手間とお金をかけているかも。ちょっとした租庸調である。滞納したら麻原彰光みたいな髪型になっちゃうからね。修行するぞ修行するぞ!
CMCプロは心強い味方。



さて、窓の外を見ると南東の夜空にひときわ目立つ星を発見。
スカイツリーの横。

今宵の火星も大きく赤く輝いている。
明日が火星の最接近日。15年ぶりですって。
…15年前、何していたっけ?