世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

花あかり

2019年03月25日 22時39分49秒 | Weblog
会社帰りに六義園の夜桜を見に行った。

駒込駅から歩いてすぐという立地が嬉しい。気軽に行けるので年パスを買っている。



門から歩き、遠くからあのピンクの塊の一部を見ると、毎年鳥肌が立つ。



この瞬間、本当に来てよかったと思う。
生きていてよかったとすら思う。

今年もモリモリと咲いていて感激。











隣の桜との共演。




ここで一句。

人生と
重ねし今年の
花あかり
闇夜で誘(いざな)う
四十路の妖しさ



幽玄すぎてうっとり。




これでもか!っていうぐらい容赦なく降り注ぐ薄紅の嵐。


ため息もの。



枝垂れっぷりが優美で見飽きない。







吉熊も大興奮。


吉熊「今年も見られてよかった!」
そうだね。



池の周囲も回ってみる。
昼とはまた違う顔を見せる。
スモークとブルーライトの演出があり、ちょっとあの世感が出ていた。


21時少し前、正門から出る。


退園を促す警備員の口調がユニークで失笑。

そうそう、この夜桜見物の時は先に夕食を済ませてしまう。
駒込駅前のドトールがデフォ。
20時を過ぎ、桜の見物客が減るのをここで待っている。



今年も元気に六義園の桜を堪能できて幸せ。
それにしても、桜って春が来ると毎年ちゃんと咲いてて偉い。
一年ぐらい「忘れちゃった!てへぺろ」っていう年はなかったのだろうか。
健気だな。

今日のBGM。
Rin' 『 サクラ サクラ 』