世界の中心で吉熊が叫ぶ

体長15センチの「吉熊くん」と同居する独身OLの日常生活

ねぇ、君。一緒に金閣寺に行きましたよね。

2023年08月01日 | Weblog
11:30に順天堂大学病院へ。
ラッシュ時が終わったせいで人の群れ、無し。
(職員、医者や看護師、医者が何軒かある病院に向かう様子及び病院内の人の群れを私は「ナンパオ感」と心の中で呼んでいる)

11:30に予約をしてあるはずなのだが、なんだか混んでいて名前を呼ばれたのが16:00前というね…。
心療内科の待ち時間(平均4時間)に慣れている私だが、いつものようにすんなりといくものだと思っていたので、とても長く感じた。

暇なので院内を散策。ローソン発見。
品数が豊富で良い感じ。


今日は執刀医と面談。
森に棲んでいるようなおじさん先生である(以下、森)。
「三味線先生(主治医)が森先生のことを『一番腕のいい先生に執刀を頼んでおいたので安心してね』って言っていました」と言うと、「それは常套句なんだよ~」と笑っていた。

三味線先生が私に伝えていない数値を思い切って森先生に尋問。
さらっと教えてくれた。…う~む。ちょっと不安になったが、まあ考えても仕方がないので考えないようにする。

森先生はサービス精神が旺盛なのでMRIの輪切り映像も見せてくれた。
おお~!私の体って輪切りにするとこんな風になってるのか!とひたすら感動。
患部はリュウグウではなく漆黒に浮かぶイトカワの全体画像に似ているなと思った(こんなところで宇宙クラスタを発揮)。

「三味線先生が急にあなたのオペ入れちゃうからさ~。あなたに会えるのは術前、今日が最初で最後なんだよね。何か質問はありますか?」と森先生に言われたが、冒頭の数値が気になり、その数値のことばかりを訊いてしまう。

まあでも前回の診察で三味線先生は「問題なし!」と情熱的に語っていたので大丈夫だろう。あとは手術後に考えよう。そうしよう…。

森先生に軽く自己紹介をすることに。
会社名と仕事の内容など。
「ああ、あそこですか。知っていますよ!」と電子カルテに書き込んでいた。

「数か月前まで仕事でパワハラを受けてて。辛くて…」と自分語りをし出しそうになった。

「節子、それドロップやない。おはじきや」ならぬ、「亮子、それクマ医師(心療内科医)やない。森先生や」と自制。

診察、終了。
入院受付もできたらするように言われたが、疲れていたし混んでいたので断念。



会計を済ませて終了。ちゅかれた~。お腹すいた~。


日中、大雨が降ったが帰る時は晴れていて涼しかった。爽やかな陽気。


少し歩きたくて神保町をぷらぷら。

15年ぶりにぐらいに、神保町のさぼうる2へ。
さぼうるに行きたかったのだけれども、今日は食事をしたかったので隣のさぼうる2。



名物のいちごジュースとミートソースパスタを堪能。




ミートソースは香ばしく、レトルトではないことが一目瞭然。とても手の込んだ一品。
いちごジュースはいちごのつぶつぶと細かく砕けた氷が口内で甘美なハーモニーを奏で、人を廃人にさせる…。





映画「失楽園」で役所広司が座った失楽園シートに座れた!!わ~い!!


情緒のある素敵なカフェー。


また来ます!!




嶽本野ばら先生がラクマで販売していた御品物が、無事に届いた!!


「嶽本野ばら先生と金閣寺に行った」と言えるグッズである。
ひゃ~!嬉しい!!
金閣寺に行ったのは修学旅行ぶり。
楽しかったですね、野ばら先生。
(品々を擦りながら妄想する俺)


ラッピングも超可愛い。

すごく素敵!
やはり野ばら先生は芸術家なのだな。

実家にいるときにスマホでポチったんだ。
隣で寝ている母ヨーコたんのいびきの轟を聞きながら、野ばら先生と取引メッセージの遣り取りをしたんだ。

母「…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~」

私「(スマホで)ごきげんよう、野ばら先生…」

母「…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~」

…お母様、娘は今、「下妻物語」の原作者と遣り取りをしているのですよ!?
お母様もご覧になって面白いと言っていたじゃないですか、下妻物語。
そう母に無言の訴えをしたのであるが、母はずっと「…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~…ぐぁぁぁあああああごおおおおおおお~」であった。





Francfrancのパジャマ(秘蔵&一張羅)を着る日がやってきた!
入院で、だけど。
もっと旅行に連れて行ってあげればよかったな。まぁ、これからも行くけど。この前、野ばら先生と金閣寺に行ったし(妄想)。



明日は仕事。
月一の大好きなルーティンがあるので、それをやるのが楽しみ。

病気にはなってしまったが、職場がストレスレスなので本当にありがたい。

指示された大掃除で更衣室を開けたら突然「西日が眩しい」と不条理にみんなの前で怒鳴られたり、陰湿ないじめを受けない日常がこんなにも幸せなことなのかと実感している。やっと基本的人権を手に入れたことに最近、安堵せざるを得ない。


治療に専念できる環境なんて万人が享受できるものではないはずだ。私は恵まれているに違いない。

感謝は仕事で返そうと思う。