先日、国立国会図書館で「女性自身」(1969年4月21日号)を閲覧したことはブログに書いた。
永山則夫の母親の記事読みたさに煩雑な手続きを経て貸出と複写を依頼したのだが、返却する前に椅子に腰かけて「女性自身」をじっくりと読んでみた。
1969年。
私が生まれる9年前。
母が高校生の時。
頁を捲りながら、「あの時代は社会が明るかった」と常々母が言っていたのがよくわかった。
インタビュー記事にせよ、街角のスナップショットにせよ、出てくる女性が全体的にイキイキと明るいのである。
着用しているお洋服も今より明るい色調や柄だし、なにより女性たちが極めてカラッと「素敵なボーイフレンドがほしい!そしてかわいらしい花嫁さんになりたい!」といったことを声高に発言しているんである。
「なんてあっけらかんとしているんだろう」と衝撃を受けた。
私は普段から斜に構えて物事を見がちだし、感想もひねくれているという自覚がある。
そんな私のことを「なんでイジイジしているの?」55年前の古い週刊誌の誌面を飾る女性たちが笑っているように見えた。
あと、思ったのは、嗚呼、母はこの明るい時代に青春期を生きたのだということ。
とても仲が良い私たち親子だが、時々、価値観に齟齬が生じる。
それは青春期をこのキラキラとした時代で生きたのか、バブル崩壊後の暗い時代で生きたのか、その違いだということがやっとわかった。
「今の人たちは可哀そう。明るい未来を描けなくて」と母。
高度成長期に20代を過ごしていた人たちはみんなそう言う。
そりゃ、こんな明るい時代を知ってるんだもの。そんな感想を抱きたくなるよね、と思った。
女子高生の時に女子大生ブームで、女子大生の時に女子高生ブーム、就職超氷河期で職がなくてエントリーシート200枚送って腱鞘炎になって、いざ入社しても給料の手取りが税金に負けて上がらない世代にはおとぎ話すぎる。
今日の夕食は王将。水曜日なのでクーポンを使って安く餃子にありつけた。
入浴剤はクナイプのいちじくミルク。
泡もこ風呂にしたのだがお風呂から出たら泡が消えていた。
自分が自分らしく生きられる時代はやはり今なのかなと思う。
コンサバティブな組織に属しているがゆえ多少の生きにくさとかはあるけれども。
あと、堂々と国会図書館でヲタ活できるんだもの!いい時代だよ!!
また野ばら先生の記事や永山則夫の記事を探すんだい!!
永山則夫の母親の記事読みたさに煩雑な手続きを経て貸出と複写を依頼したのだが、返却する前に椅子に腰かけて「女性自身」をじっくりと読んでみた。
1969年。
私が生まれる9年前。
母が高校生の時。
頁を捲りながら、「あの時代は社会が明るかった」と常々母が言っていたのがよくわかった。
インタビュー記事にせよ、街角のスナップショットにせよ、出てくる女性が全体的にイキイキと明るいのである。
着用しているお洋服も今より明るい色調や柄だし、なにより女性たちが極めてカラッと「素敵なボーイフレンドがほしい!そしてかわいらしい花嫁さんになりたい!」といったことを声高に発言しているんである。
「なんてあっけらかんとしているんだろう」と衝撃を受けた。
私は普段から斜に構えて物事を見がちだし、感想もひねくれているという自覚がある。
そんな私のことを「なんでイジイジしているの?」55年前の古い週刊誌の誌面を飾る女性たちが笑っているように見えた。
あと、思ったのは、嗚呼、母はこの明るい時代に青春期を生きたのだということ。
とても仲が良い私たち親子だが、時々、価値観に齟齬が生じる。
それは青春期をこのキラキラとした時代で生きたのか、バブル崩壊後の暗い時代で生きたのか、その違いだということがやっとわかった。
「今の人たちは可哀そう。明るい未来を描けなくて」と母。
高度成長期に20代を過ごしていた人たちはみんなそう言う。
そりゃ、こんな明るい時代を知ってるんだもの。そんな感想を抱きたくなるよね、と思った。
女子高生の時に女子大生ブームで、女子大生の時に女子高生ブーム、就職超氷河期で職がなくてエントリーシート200枚送って腱鞘炎になって、いざ入社しても給料の手取りが税金に負けて上がらない世代にはおとぎ話すぎる。
今日の夕食は王将。水曜日なのでクーポンを使って安く餃子にありつけた。
入浴剤はクナイプのいちじくミルク。
泡もこ風呂にしたのだがお風呂から出たら泡が消えていた。
自分が自分らしく生きられる時代はやはり今なのかなと思う。
コンサバティブな組織に属しているがゆえ多少の生きにくさとかはあるけれども。
あと、堂々と国会図書館でヲタ活できるんだもの!いい時代だよ!!
また野ばら先生の記事や永山則夫の記事を探すんだい!!