自民党大会が開かれたという記事を見ると、総裁よりも注目されたのは、アピール文を読み上げた、週刊誌などで「美人すぎる」と騒がれたらしい青森県八戸市の市会議員と、開会宣言をしたり青年代表として発言したりした、元首相自ら「親バカですが」と言って衆議院選に出して当選させた、世襲4代目の息子の議員だったようだ。
「美人すぎる市議」については、私のパソコンを開くとチャットで使っているWindows Live Messengersに付随して画面に現れるMSNというS新聞社が担当しているニュース欄で、一時しきりに取り上げていたので記憶はあった。私がとっている新聞では見た記憶がないのだが、S新聞社はよほどこの市議がお気に召したようで、何度も取り上げ、世界の美人政治家投票でトップになったことまで仰々しく記事にしていた。どうやら週刊誌に乗っかっていたらしい。写真を見ると確かに美人と言われる範疇には入るようだが、私にとってはどうでもいいことだった。第一、政治家の容姿を騒ぎ立てること自体が理解できなかったし、またぞろ週刊誌あたりが造りだしたらしい「美人すぎる」という言葉も嫌いだった。この「美人すぎる」はこのMSNでは、他にも「可愛すぎる歌手姉妹」などというのが紹介されていたので、どうやらこの「すぎる」は最近はよく使われるらしいが、「とても」くらいの意味なのだろう。
ところで自民党はこの市議を参議院選挙の比例区へ擁立するらしいとのことだ。29歳と若く、地方都市の政治家としてどれほどの実績があるのかは定かではないが、わざわざ党大会で壇上に立たせるくらいだから、保守政治家で党員なのだろう。少し週刊誌に「美人すぎる」と騒がれただけで、すぐに国会議員の候補者として白羽の矢を立てようとするのは、与党時代に有名スポーツ選手など著名人を多く擁立したこの党らしい。政治や党の運営は長老たち古参者が取り仕切り、この議員たちは採決の時に挙手をすればいいということなのだろう。しかし新聞記事によると、参議院選の候補者選びは辞退者が続出して難航しているようだし、与党時代には業界、官界、芸能界から希望者が殺到したのに、今回はさっぱりだと言う。栄枯盛衰は世の習いとは言うがこの党も例外ではないようだ。「美人すぎる市議」や世襲4代目の新人の人気を当てにしているようでは、党勢回復も覚束ないのではないか。
「美人すぎる市議」については、私のパソコンを開くとチャットで使っているWindows Live Messengersに付随して画面に現れるMSNというS新聞社が担当しているニュース欄で、一時しきりに取り上げていたので記憶はあった。私がとっている新聞では見た記憶がないのだが、S新聞社はよほどこの市議がお気に召したようで、何度も取り上げ、世界の美人政治家投票でトップになったことまで仰々しく記事にしていた。どうやら週刊誌に乗っかっていたらしい。写真を見ると確かに美人と言われる範疇には入るようだが、私にとってはどうでもいいことだった。第一、政治家の容姿を騒ぎ立てること自体が理解できなかったし、またぞろ週刊誌あたりが造りだしたらしい「美人すぎる」という言葉も嫌いだった。この「美人すぎる」はこのMSNでは、他にも「可愛すぎる歌手姉妹」などというのが紹介されていたので、どうやらこの「すぎる」は最近はよく使われるらしいが、「とても」くらいの意味なのだろう。
ところで自民党はこの市議を参議院選挙の比例区へ擁立するらしいとのことだ。29歳と若く、地方都市の政治家としてどれほどの実績があるのかは定かではないが、わざわざ党大会で壇上に立たせるくらいだから、保守政治家で党員なのだろう。少し週刊誌に「美人すぎる」と騒がれただけで、すぐに国会議員の候補者として白羽の矢を立てようとするのは、与党時代に有名スポーツ選手など著名人を多く擁立したこの党らしい。政治や党の運営は長老たち古参者が取り仕切り、この議員たちは採決の時に挙手をすればいいということなのだろう。しかし新聞記事によると、参議院選の候補者選びは辞退者が続出して難航しているようだし、与党時代には業界、官界、芸能界から希望者が殺到したのに、今回はさっぱりだと言う。栄枯盛衰は世の習いとは言うがこの党も例外ではないようだ。「美人すぎる市議」や世襲4代目の新人の人気を当てにしているようでは、党勢回復も覚束ないのではないか。