知人のOさんは家庭菜園を持ち、季節折々の野菜を育てている。島根県に住む友人のAさんも自宅近くに菜園を持っている。北海道に住むブログ友のSさんは自宅に広い菜園があって、豆類や馬鈴薯、さまざまな野菜などを作っているようだ。他にも家庭菜園を持っている人はいるが、熱心なことだと感心するし、収穫の喜びもひとしおだろう、自家栽培の旬の野菜はさぞおいしいことだろうと思う。
Sさんの菜園。ブログより拝借。
私は農業のほうはさっぱりだし、子猫の額の如き我が家の庭(と言うよりも隙間)には日当たりは悪く野菜を作ることもできない。私の家の前の独り住まいの老婦人の家には庭はないが、家の前に大きなプラスティックの容器をぎっしりと並べて野菜を作っている。これが実に見事で、ナス、ピーマン、唐辛子、ゴーヤ、ミニトマトなど、どれもたくましく育っている、ミニトマトなどは2メートル近くあり、まだ青いが葡萄の房のように実がついている。土つくりから始め、毎日こまめに世話をするからだろうが、その努力には頭が下がる思いがするし、過去に農業の経験はない東京生まれの東京育ちとのことだから驚く。
近所の百円ショップで、平鉢に植えてあるミニトマトの苗を売っていた。1つしかなかったから売れ残りらしかった。600円である。水だけやればいい、どうですと店の主人が言ったので、ふとその気になって買って帰って門の前に置いた。近所の奥さんには盆栽ですねと笑われた。それから2ヶ月ほどたち、前の家のトマトの足元にも及ばない頼りない代物だが、それでも実をつけ始めた。ひょろひょろと伸びていく先の枝には次々に花が咲いて小さい実が生りだした。赤く完熟したものをもいで食べてみたがなかなか旨い。この先いくつくらい生るのか分からないが、600円なら悪くはなかったなと考えた。
額に汗しないで収穫を得ようとするのはよろしくないことだが、まあ、これもものぐさな私には似合っているのではないかと思っている。
Sさんの菜園。ブログより拝借。
私は農業のほうはさっぱりだし、子猫の額の如き我が家の庭(と言うよりも隙間)には日当たりは悪く野菜を作ることもできない。私の家の前の独り住まいの老婦人の家には庭はないが、家の前に大きなプラスティックの容器をぎっしりと並べて野菜を作っている。これが実に見事で、ナス、ピーマン、唐辛子、ゴーヤ、ミニトマトなど、どれもたくましく育っている、ミニトマトなどは2メートル近くあり、まだ青いが葡萄の房のように実がついている。土つくりから始め、毎日こまめに世話をするからだろうが、その努力には頭が下がる思いがするし、過去に農業の経験はない東京生まれの東京育ちとのことだから驚く。
近所の百円ショップで、平鉢に植えてあるミニトマトの苗を売っていた。1つしかなかったから売れ残りらしかった。600円である。水だけやればいい、どうですと店の主人が言ったので、ふとその気になって買って帰って門の前に置いた。近所の奥さんには盆栽ですねと笑われた。それから2ヶ月ほどたち、前の家のトマトの足元にも及ばない頼りない代物だが、それでも実をつけ始めた。ひょろひょろと伸びていく先の枝には次々に花が咲いて小さい実が生りだした。赤く完熟したものをもいで食べてみたがなかなか旨い。この先いくつくらい生るのか分からないが、600円なら悪くはなかったなと考えた。
額に汗しないで収穫を得ようとするのはよろしくないことだが、まあ、これもものぐさな私には似合っているのではないかと思っている。