ナチュラルな暮らし

穏やかな日常の一コマ

植物園の企画展と植物たち

2023-04-08 | 自然観察

「富山県中央植物園」の企画展は「牧野富太郎とサクラ」でした。朝ドラでも注目の「牧野富太郎」はたくさんのサクラを発見し名付けています。「ソメイヨシノ」をはじめ「オオシマザクラ」「ヤマザクラ」「センダイヤザクラ」「ウワミズザクラ」等々…それらのサクラの写真が展示されていました。

     

 

  

 

「牧野日本植物図鑑」の展示もありました。右は我が家の「牧野新日本植物図鑑」…1989年のものです。丁寧な植物の描画が素晴らしいです。

  

 

広大なこの植物園には落葉樹の森や湿地帯、ロックガーデンもありますし、富山ならではの薬の植物も植えられています。芝生の広場には「ドライストーンウォーリング」の壁がありました。

     

 

  

 

「アーモンド」の花がきれいに咲き、「山茱萸」も咲きほこっていました。私達が食べるアーモンドは核(種の中にある仁)と言われるものだそうです。

  

 

春の花…「ミツマタ」と「ボタン」です。このボタンには「雪重(ゆきがさね)」という名前がついていました。

  

 

「モクレン」と「タムシバ」です。「タムシバ」はいい香りがして生薬にも使われるそうです。

  

 

「原種チューリップ」も色とりどりでした。「ムスカリ」の原種もありました。

  

 

  

 

こちらは「ヌマスギ」の呼吸根だそうです。日本の杉の仲間ですが、地に伸びる根がところどころ肥大してすりこぎ状の呼吸根を出す特徴があって、不思議な情景でした。

       

 

こちらは中国雲南省の「チヨウキンレン」…蓮のような花は苞で内側に花が咲きます。

  

 

雲南温室には「トウツバキ(唐椿)」が咲き、熱帯果樹室や熱帯雨林植物室では「バオバブ」や「パイナップル」や「タコノキ」がありました。

  

 

  

 

注目はこの「クダモノタマゴ」…果肉が茹で玉子の黄身の様だそうです。「フスベノキ」⇒「フクベノキ(ヒョウタンノキ)」にも大きな実がついていました。

  

 

     

 

「ラン温室」も見てきました。ラン科植物は800属25000種もあるそうです。おもに熱帯や亜熱帯の原産ですが、今は園芸品種が多く作り出されています。たくさんのランの展示室はとても華やかな雰囲気でした。

     

 

  

 

     

 

桜をはじめ、たくさんの花たちに出会えた植物園でした。この日の歩数は8684歩でした…

 

コメント (6)
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