この時期の木々の花たちは白い色のものが多いです。まずは毎年見に行っている娘宅の「ハクウンボク(白雲木)」…この木は釣鐘状の花をたくさんつけます。今年は何時になくたくさん咲いたと知らせが来たので見に行ってきました。大きな木にそれはそれはたくさんの花をつけていて見事でした。
ハクウンボクはエゴノキ科エゴノキ属の落葉広葉樹でかなりの高木になります。花は房状にたくさん付いています。
木の下に入ると花に囲まれ、かすかな香りが漂い、素敵な雰囲気の空間でした。足元に散る花びらも風情がありました。
「ベニバナ朴の木」の花が咲いていました。最初は赤みのある色だったそうです。名残の花ですが見ることが出来ました。
その他に咲いていたのは「ミズキ」の花と「ガマズミ」の花でしょうか、見事に白い花をたくさんつけていました。
我が家で鉢植えの状態で30年以上過ごしていた「シャラ(夏椿)」を娘宅に植えました。窮屈な鉢から出してもらって生き生きしているような感じでした。「オウゴンアカシア(黄金アカシア)」の葉の色がきれいでした。
アカシア繫がりで、これは松本へ向かう東山山麓線の「ニセアカシア(ハリエンジュ(針槐))」…今が花盛りであちらこちらでその花と香りに出会います。
山麓線の道沿いの田んぼは田植えが終わって、麦畑が色づいてきていました。麦畑にたくさんの「ヤグルマギク」が咲いている場所もありました。
こちらは牛伏川流域で見た「ミズキ」の花…一週間前は蕾だったのにもうすっかり花盛りになっていました。
このところ、「ハクウンボク」をはじめ、初夏の風景や木々の白い花たちにたくさん出会えて嬉しかったです…
追加です…木々の花たちではこの花も欠かせません。「ユリノキ」の花です。地元の図書館のシンボルツリーになっていますが、この冬に強剪定され小さくなりました。それでも葉が出て花が咲きました!このチューリップ型の花は注目です。