「麦草ヒュッテ」に行った後、メルヘン街道から一本谷を挟んだ南側の湯道街道に向かいました。この道沿いにある「御射鹿池」はその池に映る景観が美しく、多くの方が訪れています。まずはその水鏡の一枚です…
ここに行くまでの森の中の道…途中で「ツルアジサイ」の名残の花を見つけました。
木々の枝に「サルオガセ」がたくさん掛かっていました。「サルオガセ」は樹皮に付着して懸垂する糸状の地衣類の総称です。
「湯道街道」は茅野市街から奥蓼科の渋温泉や明治温泉に向かう県道191号線です。「渋・辰野館」まで行って見ました。ここを開発した辰野茂翁の略歴の記載と銅像がありました。この辺りで標高1700mです。
「湯道街道」にはところどころに観音様が佇んでいて旅ゆく人々を見守っています。途中からは茅野市街も見下ろせました。
ここから下っていくと「御射鹿池」です。この池は農業用ため池ですが、東山魁夷がここをモデルに描いた絵で注目され、今では多くの方が訪れる場所になっています。その絵「緑響く」は長野県立美術館の東山魁夷館で見られます。以前は林の中の静かな池でしたが、今では駐車場も出来て雰囲気が変わってきています。それでも水鏡は変わることなく緑の木々を映していました。
この時も水面が凪いでいて夏の木々の緑が湖面に映えてきれいでした。
周囲の木々が映り込んだ水鏡はとってもきれいで、画家の絵心を魅了したのだと思われる風景でした。
池を眺めているうちにポツリポツリと雨が降り出しました。その雨が湖面に広がっていく様も注目でした。
久しぶりに夏の「御射鹿池」の水鏡を堪能したひと時でした…
今は下りていけなくなりましたね。
駐車場ができたのはいいけど････
人気が出ると入れる場所が、少なくなっちゃうんですねぇ。
もちろん一般の方も思わず見とれてしまう。
自然のアートは偉大ですね。
来月もよろしくお願いします。
花華さんは御射鹿池にいらっしゃったのですね。
いつもフットワーク軽くあちこち歩かれていてすごいです。
ここの水鏡に映る木々の姿は何度見ても良いものですね。
ただ、池の周囲は随分変わってしまいました。
そうなんです、以前は水辺まで降りて行くことが出来ましたよね。
いつ行っても静かな池でしたし、
水辺でゆっくり過ごすこともで来たのですが、
今では水辺に行けなくなってしまいましたね。
駐車場ができて柵ができた時はビックリでした。
今では観光バスも立ち寄るようで、
この日も見学の方が多かったです…
この池の水面に映る木々の緑…
たしかに思わず絵や写真に残したくなる風景かと思います。
以前はキャンバスを持ち込んで絵を描かれる方や
三脚や大きなカメラを持ち込んでおられる方がいる場所でしたが、
今は大型バスも来る観光地に変遷しています。
駐車場ができるとずいぶん変わるものですね。
それでも静かな水面に映る緑の風景は以前と変わらず
素敵な光景を見せてくれていました。
本当にこうした光景に出会うと自然は偉大だと感じます…
いつもこのblogを見ていただいてありがとうございます。
また初コメントをいただけて嬉しいです。
私もそちらのblogを訪問させていただき、
感じる事、共感させていただくことも多々あるのですが、
コメントできずスミマセン…
今後ともよろしくおい願いいたします。
実は私、これをしげしげと見たことがありません。
近くは何度も通過しているんですがねえ。
サルオガセって様々な形のものがあるようですね。
私の山荘の周りにもたくさんあるのですが、
今回こちらで紹介されたみたいな、長く垂れ下
がるものは、まったく見かけません。
加えて、サルオガセがくっついている木は、
まずほぼカラマツだけ。植物の世界って
おもしろいですねえ。
なんとすてきな！！！
これは心にだけではなく なにかの形で残しておきたくなることでしょう。
絵心、写真心があればね、
あ、写真には残そうと思いますが 見て感じた通りのものが写せません（私）
タッジ―マッジーさんが撮られたこの御射鹿池の水鏡、最高！
魅了されました。
きれいですね～。
緑の樹々が湖面に映える様子はもちろんですが
ポツリポツリと降り出してきた雨。
水面にポツリ、少しの水紋、そして広がる水跡と・・
よく撮られましたこと！
しっかり心に焼きつきました。
あ、「信玄の隠し湯」
ここにもあったのですね～。
またひとつ「信玄繋がり」が増えました。
武田ファン（？）の歴女の友に知らせねば
タッジ―マッジー様は行動的ですネ。
今回は御射鹿池にお出かけでしたか??
とても懐かしい光景が広がって居ますネ。
東山魁夷の「緑響く」の絵画が世に出る前に、
私はキノコ採集の名人と明治温泉近く迄行っており、
キノコを探す傾斜がきついので、この湖（？）付近を目印に待っていた事が在ります。
今ではとても信じられない舗装して居ない悪路で・・・
私も運転を交代しましたが、悪路でハンドルを取られ、しかも、カーブが多いので苦手な道でした。
当時は殆ど車も通る事無く、ボンネットバスが湯治客を乗せて通るくらいでしたヨ。
（大昔の話になってしまいましたネ）
明治温泉は秘湯というイメージでしたが、今は道路も駐車場も整備されて・・・
スッカリ観光地になりましたネ。
と言っても、もう何年も行っていません。
写真を拝見して、とても懐かしく、当時を思い出しました。
実物より、写真で拝見した方が良い景色に見えますネ！
サルオガセが繁茂していますネ。
何だか、幽霊にもみえますネ。
樹木に悪影響は無いのでしょうか？
麦草ヒュッテ付近の花々も、大分秋の花に移行していますネ。
昼間は猛暑ですが、朝晩は涼しくなってきましたネ。
数日前から羽根布団を出しましたヨ。
徐々に注目されてきました。
今では大きな駐車場ができていて、
それで人出が増えたのか、
あるいは車で来る方が多くなって
この脇を通る湯道街道の通行に支障をきたして、
やむを得ず駐車場を作ったのか、
いずれにしても賑やかな池になりました。
以前は竜神池のように静かだったのですが…
サルオガセはいろいろあるようですね。
ここでは長く懸垂したものが沢山見られました。
そちらの山荘の周囲にはまた別のものがあるのですね。
懸かっている木はここでもカラマツが多かったような…
何故でしょうか、
植物の世界は本当に面白いです！
四季折々素敵ですが、
東山魁夷の描いた「緑響く」の世界…
この日のような夏の風景も魅力的です。
写真にすると見て感じたものとちょっと違っている…
そんな経験は私もいつもあります。
なかなか感動をそのまま伝えるのは難しいですよね。
それでも私なりに伝えられたらいいかなと思いつつ…
ここの水鏡は本当に素敵です。
この日は風もなくきれいに樹々が映り込んでいました。
途中で雨が降り始めましたが、
雨粒の落ちる水面もまた注目で…
多少雨に濡れましたが、写真は残せました。
見ていただけて良かったです。
そうなんです、ここにも「信玄の隠し湯」が！
信州には「信玄繫がり」の場所がいくつもあって、
特に諏訪には多い気がします。
そうそう、「旅の手帖」の情報をいただいて
さっそく手に入れました！
岡谷のことも諏訪のこともいろいろ載っていて注目です。
知っている場所でも改めて興味津々に読んでいます。
教えていただいてありがとうございました。