先週、東京へ行って来ました。12月も半ばになるというのに紅葉が素晴らしく、思いがけず師走の紅葉狩りをしました!午後に研修会があったので、都心の近場で行けるところをと「小石川後楽園」を訪れました。その前に東京への道中(JRあずさで…)の山々です。まずは甲斐駒…朝日に照らされて雄大な姿を見せてくれました。
北岳も見えました。さすが日本第二の高峰…真っ白な姿です。
地蔵ヶ岳のオベリスクもくっきり見えました。
良く晴れた日でしたが、富士山は逆光で霞んでいます…
小石川後楽園は水戸徳川家の江戸上屋敷があったところ…3代藩主の水戸光圀がこの庭園を完成させました。回遊式築山泉水庭園で、国の特別史跡、特別名勝のダブル指定を受けています。
門を入ってすぐのところから紅葉のお出迎えです!
庭園内はいたるところにモミジが植えられていて、みごとな紅葉でした!
池を配した庭に映り込むのもまた素敵です。
この時期は雪吊りと紅葉の出会いもいい風情です。
都心の庭園ですので、背景のビルもまた一興…
「西行堂跡」は西行法師の木像を安置するお堂があった跡…狛犬が佇んでいました。
「駐歩泉」…都心にきれいな湧き水が流れています。清水のほとりを歩いてしばし立ち止まったとの歌からの命名だそうです。
「述段」…切石と玉石を巧みに組み合わせた素敵な石だたみです。
「九八屋」…江戸時代の風流な酒亭を再現しています。「九八」とは「酒を飲むには昼は九分夜は八分にすべし」と、万事控え目にするのが良しとする教訓から来ているとか…
「円月橋」…橋が水面に写る形が満月になることから名づけられたこの橋、素敵な出で立ちでした。
「一つ松」…この庭の池は琵琶湖を模していて、琵琶湖の唐崎の一つ松にちなんで植えられたそうです。とっても大きな立派な松です。
裏門も趣きある姿…こんな東屋も趣があります。
もう一度素晴らしい紅葉と、この庭に咲いていた花々…サザンカは花盛り、なごりのホトトギスとジュウガツザクラです。
都心にありながら素敵な落ち着いた佇まいの江戸から続く庭園…紅葉と共にじっくり堪能できました。ちなみに後楽園ですので東京ドームがお隣…庭園の向こうに姿が見えました。
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