富士見町の「信玄の棒道」前半は富士見高原ペンションビレッジから北への往復でした。後半はここから南、山梨県方面へ向かい、小淵沢の大平の信号までとしました。ここからはペンションビレッジの中の道を行きます。
ここには何軒ものペンションがあります。素敵な建物と素敵なお庭の一部です。
庭に咲いていた「ツキヌキニンドウ」と「オオデマリ」です。
ペンションビレッジを過ぎると周囲は林になっていきます。「ハクウンボク」の花が咲き、足元には「イカリソウ」が咲いていました。
林の中の気持ちの良い棒道…周囲の新緑が鮮やかでした。
まだまだ富士見町ですが、山梨県側(小淵沢)に向かうに従って下り坂になっています。ということは、帰り道は上り坂!…帰りが大変になるかと、途中で引き返し、車で小淵沢に向かいました。
鉢巻道路を小淵沢まで…大平の信号のすぐ下で棒道が横切っています。
ここから棒道を富士見に向かって登り、途中で折り返して帰りは下ってここに戻りました。この道と棒道はトンネルで交差していました。
この辺りの棒道はとっても幅が広く、片側はウッドチップが敷き詰めてあります。実はこの道、観光用の馬が通る道のようです。
周囲の林を渡る風が心地よい道でした。ただ鳥の声と共に、時には脇を行く鉢巻道路の車の音も聞こえる道でした。
林の中にはワラビが出ていて、摘みながら歩きました。
富士見町に入ってしばらく先まで行って折り返し、小淵沢まで戻りました。誰一人にも会わない、静かな道でした…
そしてこの時の出会いはペンションビレッジの公園のにいた「カルガモ」のヒナたちです!道路脇の木々が生い茂った小さな池です。池の近くに足を延ばしたら、何やら水面をワラワラと動くものがあります。よく見ると「カルガモ」のヒナのようです。
みんな一斉に集まって動き出しました。全部で12羽いました。カルガモのヒナは平均10~14羽孵るようです。
このヒナはまだ孵って2~3日くらいのようですが、親鳥が見当たりません…ヒナたちだけで動いていました。はっきりしませんが、ふわふわの可愛らしいヒナです。
生まれて間もないのでしょうけれど、スイスイと上手に水面を移動していました。
岩の上に登っているものも…
あまりに可愛らしく、しばらく眺めていましたが、ヒナたちは集団で池の縁を移動していました。その後先を進み、帰りにまた立ち寄って見た時は雛の姿がありませんでした。親鳥と一緒に移動したのでしょうか…
この日のおまけ…ここで出会った「ガードレール清掃車」!この車を見たのは初めてのこと、存在すら知りませんでした。水を流しながらブラシで丁寧に洗っていました。
小淵沢の観光案内所で信玄の棒道の山梨県版をいただきました。いつになるかわかりませんが、次は山梨県内も歩いてみたいものです…
「信玄の棒道」はウォーキングコースとしてとっても魅力的でした。この日はよく歩き、①と②を合わせて歩数は15918歩、距離は11.1㎞のウォーキングでした…