錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

豚コレラ騒動記

2019-09-02 08:07:13 | 防獣・防鳥
去年、岐阜県で豚コレラに感染しているイノシシが見つかった時、錆鉄人は喝采をあげたものです。

錆鉄人だけでなく、中山間地に住むすべての住民が同じ考えだったと思います。

「これは必ず福井県にも伝染してきてイノシシが全滅するはず!」

冬の間は雪深い県境の山を越せないにしても、

春になったら福井県でも豚コレラにかかったイノシシが出て来るはずと思いました。


期待して待っていましたが、

なかなか豚コレラに罹ったイノシシが発見されたニュースはなかったのですが、

7月になって遂に大野で発見され、すぐに錆鉄人の住む越前市旧今立町で発見されました。

このニュースが出た途端、錆鉄人は市に電話して

絶対にワクチン入りのエサを撒かないよう要望し、

もし播くならそれ以降に発生する町内の被害は市で全部保証してくれと要求しました。


中山間地に住む住民は金額は小さいかもしれませんがほとんどみんながイノシシの被害に遭っていて

イノシシに食べられたり、荒らされてしまうので畑での野菜作りを諦めてしまった家も少なくありません。

諦めずに畑をする家は、イノシシに入られないように畑を鉄筋メッシュで囲ったり、電気柵を設置したりしています。

鉄筋メッシュは突進されて突破されてしまう事があるので電気柵が主流ですが

電気柵は設置したままだと雪が降ると支柱が折れてしまうので、

秋には撤去して春にまた設置する作業を繰り返す必要があるばかりではなく

電気柵の下の草が伸びて電線に接触すると「アース」されてしまう事になり

電圧が低下してイノシシの侵入を許してしまうので年間4~5回の草刈りが必要です。


全ての家の畑や田圃にこの費用・手間を掛ける事を考えれば、

局所的な養豚場を豚コレラの汚染から守る事はたやすい筈です。

イノシシの接触ではなく、ネズミや鳥、あるいは人間を介して豚コレラが感染するともいわれていますが

何れにしても養豚場を防御するほうがはるかにたやすく、費用もかからないはずです。

しかしながら、一般住民の被害や対策にかかる費用は見捨てられているのが現状です。

農政省の統計にも数字は全く上がっていないものと思われますが、

もっと重要な事は東京に住んでいるおバカな評論家、コメンテーターがその事実を全く知らない事でしょう。


養豚場への防染対策をどのようにしていたかは分かりませんが

7月中旬に旧今立町のN養豚場で豚が豚コレラに感染しているのが発見され、全頭殺処分され、

さらには8月中旬、天女さんちから1km程しか離れていない隣集落のSさんの養豚場でも豚コレラに罹った豚が発見され

約700頭が殺処分され、近くの田圃に埋められました。

発見された日は娘と孫を羽田空港まで送り東名に入ったばかりの所で市から電話が掛かり、

説明会を夜行うから出席してくれとの事でした。

高速はお盆帰省の渋滞がひどかったのですが、渋滞が終わったらぶっ飛ばして走り、説明会に出席しました。


説明会の趣旨は、

豚コレラは人間には感染しないので何ら問題はないとの事と

養豚場の豚は全数殺処分を行い、近くの田圃に埋めるとの事でした。

埋める場所は川のすぐ横であり、死体から流れ出る駅で皮が汚染されないかとの質問がありましたが、

ブルーシートを敷き、豚は袋に詰めて埋めるから心配ないとの説明でした。

誰も信じる者はいなかったと思いますが、

すぐ下流の集落の田圃ではその川の水は使わないので、区長や農家組合長も認めるしかなかったようでした。


この殺処分は豚コレラに罹った豚を人間が扱う為に防染対策として白い服を二重に着て作業する為

(この作業服は毎回焼却又は埋設処分されるのだと思われます。)

日中は暑くて作業できない為に、夜間に100人体制✖2交代で4~5日かかって行われました。

ざっと見積もって1か所5000万円から1億円の処理費用と思われます。

福井県知事は豚にワクチンを打つように政府に要求しましたが、

ワクチンを打つと汚染地域と国際的に認定されて「輸出が出来なくなる」為に

ワクチンを打たないとの事ですが・・・いったい金額にしてどれだけ輸出されているのか?

中部各県でこれらの殺処分で使われた費用は数十億円になると思われますが・・・


実は、Sさんの養豚場で豚コレラが発見される数日前に

市からワクチン入りのエサを撒かせてくれと電話があったのですが、

前回と同じように、

「住民の被害を全て負担してくれると約束してくれるのならOKするけど、断固拒否します!」と答えました。

もしイノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒く事を許可したと言ったら、町内の人から袋叩きにされそうです。


しかしながら、近隣の集落の区長はどう答えたのか?

恐らくワクチン入りのエサを撒くことを容認して、イノシシはのうのうと生き延びているに違いありません。

S養豚場の下流の集落に一番姉が住んでいて、一昨日庭木を伐りに行ったのですが

切った枝を捨てる為に横の山際に持って行くと、イノシシが掘り返したまだ新しい穴がありました。

きっとワクチンで死ななかったイノシシの仕業です。


天女さんちの集落では最近はイノシシの被害を訴える人がいません。

昨日、ミョウガを取る為に山に行くと・・・



イノシシの骨と思われます。

胴体部分



頭の部分



ふーん、イノシシも虫歯があるんだ!


という事で、この付近のイノシシは死滅したのかもしれません。

この死体から300m程離れた所に檻を設置しているのですが、

イノシシが捕まらないばかりか周辺に掘り返した跡もありませんから。


しかしながら、25日にはお寺の横をウリ坊主(イノシシの子供)が通ったのを見たという事です。

天女さんちの集落だけワクチンを撒かなかった為に死滅したとしても、

すぐに近隣から移動してきてしまうので効果は一時的でしかないと思います。


国はなんという錯誤した対策を行っているのか!

もともとイノシシもサルもこの近辺には住んでいませんでした。

そういう状況に戻れる千載一遇のチャンスだったのに、未来永劫イノシシに悩まされる事になりそうです。

まさに「大山鳴動してイノシシ一匹」です。


そして、もっと怖いのはこういった獣が病原菌やダニなどを山にまき散らし、人間が感染する事です。

我々中山間地の住民は何十年も前に山の木が何の価値もなくなって以来、

山に行かなくなり、今でも山にはまず行きませんが

そうなった時、登山する人や山菜を取りに山に入る都会の人が被害を受ける事になると思われます。

日本人が何千年も掛けてこういう有害鳥獣を退治してきて安心に暮らせるようになっていたのに、

大昔の「恐ろしい国」になってしまったのです。

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豚コレラワクチン入り餌まき

2019-08-06 05:54:46 | 防獣・防鳥
昨日の3時過ぎ、市の農政課から区長である錆鉄人に電話が掛かって来ました。

「豚コレラから養豚場を守る為に、町内にワクチン入りのエサを撒かせて欲しい。」

との電話でした。

「絶対に撒かないでください!」

錆鉄人は即座に強い口調で拒否しました。

「何故でしょうか?」

職員は恐る恐る尋ねてきました。

「町内はみんな凄い被害に遭っているのに、イノシシを生かす為にワクチン入りのエサを撒くなんてもっての他です。

 そんな事を認めたら、みんなから袋叩きにあってしまいます。

 毒入りのエサを撒くというなら大賛成ですが!」

と答えました。


我々住民の被害は・・・(10年位前までイノシシはいなかったのです!)

1.畑の作物を食べる(特にジャガイモ、サツマイモ、代金は里芋まで)
  このために各戸は畑の周囲をトタン板や鉄筋メッシュで囲っているのですが、
  それらはイノシシが体当たりすれば壊れて侵入されてしまうので、最近は電気柵を設置する畑が増えています。

2.屋敷のあちこちを掘り返す
  ミミズを食べる為と思われます。

3.田圃に侵入して稲を駄目にする
  このため、農家が総出で春には電気柵の設置、秋には撤去を行い、その間は電気柵の下を定期的に草刈りしなければならい。
  この人件費だけでも馬鹿になりませんが、支柱はプラスチック製の為、数年で劣化して折れてしまうので交換しなくてはなりません。

4.山を掘り返すし、山は大荒れ状態
  上記のようにミミズを食べたり、野生の山芋を食べる為で、50cm位は平気で山を掘り、
  埋もれていた岩を一緒に掘り出すので林道に転がり落ちて除去しないと走行できなくなっている。
  (人間の頭位の岩がたくさん転がっています。)
  こういう穴は土砂崩れの要因にもなるのではないかと危惧しています。

5.タケノコを食べる
  春先のイノシシのエサはタケノコです。3月R中旬頃から斜面を掘って小さなタケノコを掘って食べるので
  竹藪は穴だらけで草さえ生えていない状態が5月上旬まで続きます。
  従って、タケノコ掘りに行ってもタケノコを見つけられる確率は限りなく「0」です。
  これも土砂崩れの要因になるのではないかと危惧しています。

6.農作物を貯蔵している蔵・小屋の戸やシャッターを壊して侵入する
  6月末に役員会を開いた所、出席した12人のうちの10人が蔵の戸を壊されたり、
  小屋のシャッターを壊されて中に侵入し、貯蔵していた農産物を食べられています。
  イノシシはカギを掛けたシャッターでも数回突進すればカギが外れて開けられるようになる事を「学習」したのです。
  米貯蔵庫を破られて米袋がズタズタにされた所も数軒あり、
  冷蔵庫を開けて中の食料品を食べられた所まであるのです。
  町内は60戸あるので、半数の30戸以上は被害にあっているものと思われます。

7.人間が居住している家に侵入しようと玄関の引戸を壊した。
  イノシシは人間を恐れる動物で、インゲンの気配を感じたら逃げてしまうと言われていますが、
  夜回りやウォーキング中に出会った人間が何も危害を加える訳ではないので
  人間なんてちっとも怖くないという事を「学習」してしまったのです。
  侵入したイノシシの物音で無防備に置きだした人間はイノシシの牙で苦も無く血祭りにあげられると思われます。
  これは開拓時代の北海道で熊によって一家惨殺された事件と本質的には変わりません。

枚挙すればキリがないのですが、

年に1度位はイノシシが車にはねられる事件も起きています。

単にはねられて死ぬだけなら良いのですが、ほとんどの場合、車は大破して修理代が数十万円にもなります。

イノシシの糞などに生息する病原菌などで健康被害が起きないかという事も心配です。


という事で、電話を掛けて来た職員は困ったかもしれませんが、

日本中の中山間地にすむ何百万人の住民はイノシシが一匹もいなくなる事を望んでいるのです。

このままイノシシの数が増えれば、やがて都市部にも進出するものと思われます。

ワクチン入りのエサを撒いて日本中のイノシシを助けるのではなく、

養豚場をきっちりと守り、豚に豚コレラが感染しないようにすれば良いだけです。


養豚場を守るなら、我々住民も全て守るべきでしょう。

でも、費用対効果の点でそれは不可能でしょう。

おそらく養豚場を守る費用の千倍、万倍かかるはずです。

江戸時代には豚コレラが万円して本州のイノシシは全滅したと聞いています。

去年、岐阜県で豚コレラに罹ったイノシシが見つかった時、

ほとんどの人はこれでイノシシが全滅すると喜んだはずです。


繰り返します、養豚場は厳重に守ってあげて欲しいと思いますが、

イノシシは毒入りエサを撒いてでも全滅させて欲しいと思います。

ジビエ料理で生活している人には、養豚場ならイノシシ牧場を作って飼育すれば

はるかに効率も良く衛生的で安心出来るシシ肉が食べられるようになるはずです。


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テレビ取材

2019-07-26 22:31:35 | 防獣・防鳥
先日、イノシシが人が居住している家へ侵入をしようとして

玄関の戸を壊した事があったので、

区長として由々しき事態だと思って新聞社に連絡したのですが

新聞記事を見たと言う事で、今日はTBSテレビの取材を受けました。

夜中にもイノシシ撮影用のカメラのバッテリー交換をするとかで、

武生のビジネスホテルに泊まっていたら大変だわ

と言う事で、天女も予約なしで宿泊を受けました。

テレビ屋さんってあまり仕事もしないで高級取りかと思っていましたが

認識間違いだと知りました。

夜間には3時間置きにバッテリーの交換に行き、

運良く?クマにまで遭遇したそうです。(映像を見せて頂きました!)

今朝は、近辺の家々へ一緒に行って被害のインタビューを一緒にしました。


我々は日曜日の朝には横浜に出発するので

準備を考えると明日の昼までが精一杯なので

近所のTさんに後をお願いしました。

無理矢理宿泊まで頼みましたが、快く引き受けてくれて

本当に良かったと感謝しています。







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事件は養豚場で起きているんじゃない その2

2019-07-13 06:28:33 | 防獣・防鳥
福井県でも豚コレラに罹ったイノシシの発見が相次ぎ

確か昨日の新聞では5件目だったと思いますが

まだ養豚場の豚が豚コレラに罹ったというニュースはないので、

養豚業者さんも防染に取り組んでいるのではないかと思います。

もし1匹でも豚コレラに罹った豚が発見されたら全て殺処分になるのでその被害は甚大ですが

恐らく共済のようなもので大部分は保証され、さらに県などからの補助もあるに違いありません。


しかしながら、我々一般の農家

農家と言っても勤務しながら数反の田圃を作り、家庭用の野菜作りをしている者にとっては

10年ほど前からジャガイモやサツマイモを食べられてしまうという被害に遭っていて

自衛策として鉄筋メッシュで畑を囲っても鉄筋をひん曲げて侵入される事も頻発し

畑作りを諦めてしまう人も多くなってきています。

鉄筋メッシュでは駄目だからと1セット2万円程の電気柵セットを買って畑を囲っている家がほぼ半数

今の所、電気柵は100%の防衛力を発揮していますが、サルには全くお手上げです。

しかしながら、イノシシも食べる為に必死です。

電気柵で畑を防御する家が増えてエサを盗れる畑が少なくなった為か

いまでは収穫したジャガイモを保管している蔵や小屋の戸やシャッターに突進して破る知恵を身に着けるようになりました。

引戸は突進して破ったり倒したりして侵入し

シャッターは何度も突進すればカギが外れてしまうようで、それから鼻でシャッターを押し上げて侵入するのです。

それは真夜中、午前1時から3時頃のようですが、

イノシシは人間を恐れるので、人間のいない蔵や小屋を襲うのだと思っていましたが

遂に人間のいる家の戸まで破ろうとする行動に出たのです。

近所のYさんの玄関です。



泥はイノシシが付けたもので、引戸のアルミ桟が2本ひん曲げられています。

Yさんは恐怖に駆られてその日から電気柵を設置しました。



(日中は電気柵をどけているので、その電線だけ下に写っています)


次はどの家が襲われるか・・・

玄関を破られたら・・・台所が滅茶苦茶にやられるのは目に見えています。

戦々恐々のわが村、ホームセンターでは電気柵がじゃんじゃん売れているに違いありません。

(ちなみに天女さんちは数年前から屋敷の周りを電気柵で囲っているので、ここ数年イノシシに侵入された被害はありません。)


でも、これらの被害は誰も補償してくれないばかりか、

イノシシが豚コレラで死なないようにワクチン入りのエサを撒くのがお役所の仕事のようです。

「サルの惑星化」の前に「イノシシの惑星化」しているのかも?


このブログをみて面白がっている都会に住む人にご忠告します。

以前、NHKで放送していたように

エサ(食品廃棄物のゴミ)が多い上、廃屋がたくさんあって棲む場所には困ら都会には

ハクビシンやアライグマがどんどん繁殖していて、やがてあなたの家の弱点を見つけて屋根裏に住み着くに違いありません。

住み着かなくても、糞がその辺りにまき散らされ、それから病原菌が人間に感染する・・・

もしかしたら「ペスト」


こんな日本に誰がした・・・


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事件は養豚場で起きているんじゃない!

2019-07-09 07:29:54 | 防獣・防鳥
新聞を開いて驚いた!

なんと天女さんちから2kmほどの集落でイノシシがフラフラ歩いている所を発見され

捕獲して調べた所、豚コレラに罹っている事が判明したという事。

驚いたのは、イノシシの感染を防止する為にワクチン入りのエサを撒くという事でした。

2週間目に開いた区の役員会では出席した12人のうち、

10軒の家で土蔵の戸を破られたりシャッターを壊されて大変な目に遭っているというのに

(勿論、農作物の被害はもっと大変で、イノシシが田圃に入らないように電気柵をする作業・費用も馬鹿になりません!)

養豚場ではまだ何の被害もないのに、養豚場だけを守ためにイノシシにワクチンを投与するとは!

という事で、事件は養豚場で起きているんじゃない!

誰もそんな被害を市役所に報告はしないだろうから、市は知らないと思われますが、

言えば被害を補填してくれるとも思えません。

我々の被害は軽微だけど、養豚場が感染したら被害は甚大なのは分かっていますが

我々は田んぼを電気柵で囲ったり、シャッターの前に電気柵をはったり自衛柵を立てていますが

養豚業者はどうなのでしょうか?


養豚業者は対策にかかった費用は「経費」で落とせても

一般人は泣き寝入りするしかないのです。

怖いのは豚コレラじゃなく、イノシシやサル、その他の獣がもたらすに違いない様々な病原菌です。


そもそも、この辺りにはイノシシはいませんでした。

20代の頃、国道27号線を西へ走っていると、

大飯町辺り(福井県の西の端、その先は舞鶴)の山際にトタン板が並べられていたので、

不思議に思って聞くとイノシシが田圃に入らないようにしているとの事でした。

それが今では秋田県まで北上しているとか・・・


もう一度言いたい。

被害は養豚場で起きているんじゃない!


この辺りは限界集落ばかりです。

電気柵を田圃に張ったり出来るのもあと数年でしょう。

現代版「逃散」をするしかないのでしょうか?


ところでサルコレラってのはないのかなぁ?

アッブネー!サルに近い錆鉄人が先に罹ってしまうかも?
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巨峰の防衛

2019-06-26 08:17:55 | 防獣・防鳥
バーベキューハウスの屋根の下のデラウエアとマスカットはネットで全面を囲ってサルに食べられないようにしましたが、

続いて巨峰の防獣防鳥対策です。

今年は摘花しなかったのでこんなに長くなっているので



新聞紙で袋を作ってコガネムシの齧られないようにし、

それをネットで覆ってサルとヒヨドリに食べられないようにする作戦です。

という事で完成!



大きくておいしい巨峰になぁれ!


棚を作っているこちらのほうはコガネムシに葉っぱを齧られまくっている上、

ヒヨドリに食べられて無残な状況なので放置することにしました。



それにしても、バーベキューハウスにしてもこの薪置き場にしても

屋根の下にあるだけでコガネムシの被害がないのは不思議です。

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サルとの血みどろの戦い

2019-06-26 07:17:02 | 防獣・防鳥
トウモロコシがぐんぐん育っています。

トウモロコシは毎年サルに壊滅的な被害を受けているので、

トウモロコシを植えた部分に木と竹で枠を組んで防獣ネットを張ったのですが、

ネットを食い破られて全滅・・・

食い破られない鉄筋メッシュならどうだ!

という事で・・・

去年は単管で枠を組み鉄筋メッシュで4m✖4m高さ2mの檻を作り

その中でトウモロコシを栽培しました。

これでサルをギャフンと言わせられると高枕の錆鉄人だったのでしたが・・・

収穫目前に侵入されてまたまた全滅!

15cmピッチのメッシュではボス猿は入れなくても小さいサルが入ったのでした。

ギャフンと言わせられた錆鉄人

トウモロコシを巡ってサルとの血みどろの戦いに突入!

入られるなら入られないようにすれば良いだけです。

15cmの穴をステンレス針金で半分にする作戦を開始しました。

ステンレス針金はイノシシ対策で木柵を作った時のものが余っていましたが、

足りないので追加購入して血みどろの戦いを継続

血みどろになるのはサルではなく今回も錆鉄人だけ

ステンレス針金の一端を鉄筋に巻き付けてねじって締め付ける時に

しばしば指に刺してしまうという締まらない話しです。

指先って0.8mmの小さな穴でも結構血が出るのですが、

作業を続けているので血がすぐには止まりません。

という事で、血と汗にまみれてワイヤーオペレーションを実行する事、約2ヶ月

(途中1ヶ月ほど休んでいましたが・・・)

膨大な時間と費やして遂に鉄筋メッシュの穴を小さくしました。



ここにあるのは天井部分の8枚

檻は4m✖4mで一面は防獣ハウスにくっつけているので、

3面✖4枚の12枚は檻に取り付けたままステンレス針金を取り付けました。

という事で天井部分に設置すれば終了ですが、経費をケチる為に竹で作った梁が劣化していたので裏山の竹を伐って一部を取替え



そして天井に鉄筋メッシュを載せ、またまたステンレス針金で指をさしながら所々を固定し、遂に完成!



トウモロコシはもうこんなに大きくなって穂も伸び出しました。

血と汗の結晶の全景です。



実はこれでも不安な錆鉄人なのです。

それは一部メッキの鉄筋メッシュを買ったのですが、それはピッチが20cmの所があり

半分にしただけなので針金のたわみも考慮すると12cm位にはなりそうで・・・

心配の尽きない錆鉄人、収穫時期までにはさらに小さくするかもしれません。

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サルとの対決は遂に流血の事態に!

2019-06-22 18:20:13 | 防獣・防鳥
ブドウが順調に成長していて毎日眺めるのが楽しい錆鉄人です。



今年初めて実を付けたマスカット



いちばんたくさん粒が付いているマスカットです・・・

デラウエアは凄い状態です。





恐らく200房位

成長するにつれてサルに食べられてしまうのではないかと不安になる錆鉄人でした。

サルには絶対に盗らせない!

全面対決だ!

と頑張ったのですが、流血の惨事に!

といっても、防獣ネットを掛けている時に、単管の金具に思いっきり頭をぶっつけて切ったという締まらないお話しですが・・・


去年もデラウエアに防獣ネットを掛けました、それも二重に!

今年はバーベキューハウスの屋根裏全面にネットを張る必要がありますが、

武器はたっぷり!



何故なら、トウモロコシ畑の全面を防獣ネットで囲ってサルに盗られないようにしたのですが、

ネットを食い破って入られてしまい、鉄筋メッシュで檻を作ったので不要になっていたからです。

たかがブドウにそこまでやるのと言われそうですが、やれることはやるのが錆鉄人流

まだ粒が小さくてネットの目にはまり込んでしまうので新聞紙を挟んだのですが



うまくいきません・・・

伸びた枝が邪魔をしていたり、支柱があったり・・・

苦労に苦労を重ねてやっと屋根裏全面い張り終えました。









もうサルもヒヨドリも怖くない!

(サルはネットを食い破るかもしれないのでやっぱり心配ですが・・・)

あと残るは巨峰です!



摘花しなかったので長さが40cm程のものもあります。

今度は新聞で包んでからネットを掛けようと思います。


無事においしいブドウになぁれ!
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進化するイノシシに徹底抗戦!

2019-06-18 06:55:32 | 防獣・防鳥
昨日、町内のある人から電話があり、

最近何軒もの家の土蔵の戸や車庫のシャッターがイノシシに壊されているので

区として対応出来ないかと言われました。

どうしたらいいと思いますかと聞いたら

市に行って檻を設置してもらっても捕まるとは限らないし、どうしようもないかもしれないけど・・・との事でしたが

今週末に役員会を開く事になっていたので、みんなに検討してもらう事にしました。


そういえば近所のYさんの小屋の入り口のガラスが割れていたけどイノシシだったのかも?

と思って聞くと、その通りとの事で戸に木が当ててありました。



電話で聞いたHさんに様子を聞きに行くと

イノシシに突進されてガラスが割られたのでガラス屋さんに修理してもらったのに、

すぐにまた割られたので今は段ポールを当てているとの事でした。



夜ゴミ出しに出た時、大きなイノシシを見たとも言っていました。

さらにはシャッターを開けて侵入された家もあるようで、

イノシシはシャッターを押し上げるテクニックをマスターしたようです。


最近になってイノシシの荒らされ出したのはタケノコが出なくなったからかもしれません。

そういう事で、山に隣接している天女さんちの蔵の裏の戸は無防備で心配になってきました。

早速、対策をしなくては!

と木を打ち付けたのですが、表面が土壁で何処に木が入っているのかわからずまさに糠に釘打った状態


という事で、単管をコンクリートで固めて、そこに木を取り付けるしかありません。



木は取り外して単管に取り付けます。

土を掘ってさらにブロックや有り合わせの物で枠を作ります。





そしてコンクリートを作って投入



ちゃんと垂直を見るところが偉い?

とりあえず打設完了



蔵の裏の戸は写真のように地面からは50cm位の所にあるので今までイノシシに破られなかったのかもしれません。


という事で、今日は木を取り付けます。

天女さんちは屋敷の周りの狭い所は木の柵で、大部分は電気柵で完全に囲い

さらに万が一侵入された場合を考えて屋敷を南北に仕切り

さらにさらにジャガイモ畑の周りに電気柵を設置しているのですが安心は出来ません。

徹底抗戦です!


天女さんちは諦めたほうがいいと思うよ!

(愛奈ちゃん、イノシシにクリスマスカードを送って!)


翌日(18日)型枠?を外して策の設置をしました。

右のほうはちょっとコンクリートが固かったかなと思った通りでした。



まあ問題ないとは思いますが・・・

左のほう



そして柵を設置

これでバッチリ!

と思っていたら、今日(19日)はサル軍団の襲撃でナス、ネギ、ジャガイモに被害がありました。




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サル来襲

2019-06-15 11:36:54 | 防獣・防鳥
昨日の事ですが・・・

通常は一旦立ち去ると半月から1ヶ月は来なかったのですが、

昨日は途中で引き返して来たようです。

天女が外にいてロケット花火の音を聞いたというので外に出ると・・・

慌てて逃げだすサルの群れ!

被害はジャガイモ7株



サルは株を引っこ抜くだけで土の中のジャガイモは掘りません。

とりあえず引っこ抜かれた跡の土から顔を出していたジャガイモですが「初収穫」でした。



こんな形で初収穫したくはなかったのですが・・・

大きさはまだゴルフボール位でした。
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