定点観測

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生えてきたと思うのだけど・・・・・

・・・・・

天女は生えてきたわねというのだけど・・・・・

・・・・・

何か変わっていないような・・・・・



（朝から変なものをお見せして申し訳ありませんが比較の為にアップしました。）

君はげたまふことなかれ

草木の萌えいずる春はもうすぐ。

錆鉄人の頭髪は果たして生えいずるのでしょうか・・・



錆鉄人的には生えてきたと思っているのですが・・・
特に手前に数本生えている所、以前は1本しかなかったような・・・
って、年間で数万円分も飲んでいて、たったの数本かよ！
と嘆くなかれ
抜けるのを防いでいてくれるから現状があるのです。
ゆめ疑う事なかれ！


という事で再掲

「君ハゲたまふことなかれ」

ああおとうとよ、君を泣く
君ハゲたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親の遺伝はまさりしも
親は鏡を握らせて
むざむざハゲよとをしへしや
むざむざハゲて死ねよとて
二十四までをそだてしや

（中略）

君ハゲたまふことなかれ、
すめらみことは、カツラ屋に
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の毛を使ひ、
騙り（かたり）の頭で死ねよとは、
隠すを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思（おぼ）されむ。

毛はえ薬の効果

コンブソフトクリームの写真
ちょっと顔をアップしすぎたと反省しているのですが・・・
錆鉄人の毛、増えたと思いませんか？

天女に増えたと思わない？
と聞くとムシメガネを探し出すので
錆鉄人はやはりプラシーボ効果かがっかりしていたのですが、
札幌Ａさんが、
「鉄人さん（札幌Ａさんは錆を取って呼ぶのです）ボリューム感も出て毛が増えてますよ。」
と言ってくれたので、すっかり意気揚々になりました。

という事で、「毛少納言」の　春はあけぼの　を再掲。

春は、あけぼの。
やうやう黒くなりゆく生え際、少し毛生えて、
紫だちたるうぶ毛の細くたなびきたる。

夏は、夜。
月の頃はさらなり、闇もなほ、細毛の多く伸びちがいたる。
また、ただ一つ二つなど、ほのかに太りていくも、をかし。
トニックなどつけるも、をかし。

秋は、夕暮れ。
夕陽のさして髪の端いと明るくなりたるに、
太い毛の生えどころをみると、
三つ四つ、二つ三つなど、伸び出したるさえあはれなり。
まいて、同輩のつらねたるが、
いと薄毛なるを見ゆるは、いとをかし。
日入り果てて、風の音、虫の音など聴きながら、
はた飲用忘るべきにあらず

冬は、つとめて。
雪の降りたる日は言うべきにもあらず。
霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに
湯など急ぎ沸かして、
湯呑で用いたるも、いとつきづきし。
昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、
昼寝がちになりて飲み忘れて、わろし。

続「君ハゲたまふことなかれ」

君ハゲたまふことなかれの続編を考えました。
その前に何年か前に作った部分です。

「君ハゲたまふことなかれ」
ああおとうとよ、君を泣く
君ハゲたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親の遺伝はまさりしも
親は鏡を握らせて
むざむざハゲよとをしへしや
むざむざハゲて死ねよとて
二十四までをそだてしや

このあとの小節、特に「・・・旅順の城は滅ぶとも滅びずとても何事ぞ・・・」
という所を変えようがないので、その後の小節の本歌取りです。

君ハゲたまふことなかれ、
すめらみことは、カツラ屋に
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の毛を使ひ、
騙り（かたり）の頭で死ねよとは、
隠すを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思（おぼ）されむ。


（元歌）
君死にたまふことなかれ、
すめらみことは、戰ひに
おほみづからは出でまさね、
かたみに人の血を流し、
獸（けもの）の道に死ねよとは、
死ぬるを人のほまれとは、
大みこゝろの深ければ
もとよりいかで思（おぼ）されむ。


写真をみたら、
KさんとSさんに比べればずいぶんとマシなので
ほっと安心した錆鉄人です。
（2人はややうつむき加減ですが、ちゃんと頭を上げた時はかなりの薄毛でした。）

という事で、
錆鉄人はせめて65歳までは（出来れば70歳までは）隠さずに済むように
薬を飲み続けたいと思ひます。


天女は
お父さんはよくそんなにたくさんの短歌や詩を覚えているわね、凄いわ！
と言いますが、勉強もせずにそんな事に学生生活を浪費していた証拠でありまして、
マジメに勉強していたら（前にも書きましたが）トウダイキョウジュに
なれたに違いないと思っています。


という事で、
トウダイキョウジュを錆鉄人的に漢字で書くと
「灯台居住」なので、こんな学力ではやはり東大教授は無理なのでありました。

若返り！

槍の幕営で登っていた時のことですが・・・

天女が
「お父さん、帽子かぶらないの？頭のてっぺんが薄いから日焼けしますよ！」
って言われたけれど、
帽子は基本的に好きでないのでやはりかぶらずに登ってしまいました。

という事で、すごく気になっていたのですが、
自分の頭のてっぺんを見るのは至難の業。

ところが、先日の田圃へのポンプ給水の写真で
天女がちょうどテッペンから撮ってくれていました。
（アップした写真）

「お母さん、頭のてっぺん、そんなに薄くないよ！」
「そうね、生えて来たのかしら？」

お盆のクラス会でも、
4年前より若返ったんじゃないと言われたのを思い出して
ニンマリする錆鉄人でありました。
（という事で、写真再掲載です！でも頭頂部アップにはしません。）

君ハゲたまふことなかれ

今日は太平洋戦争の開戦日の新聞1面を見て
坂の上の雲では日露戦争が始まった事を思い出しました。
日露戦争というと与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」です。
中学校の社会科の副読本に書いてあったので、
感銘をうけた錆鉄人は授業そっちのけで暗記してしていましたが、
悲しい事に今は全部を正確には言えなくなってしまいました。

思い出せば、この副読本は教科書よりよほど面白く、
124代の天皇の名前が書いてあったので、またまた授業そっちのけで暗記したり・・・
もう少し真面目に勉強をしていたら東大教授（灯台居住）も夢ではなかったかも？
（何故か通知簿の社会科は3年間ずっと10点満点でしたが・・・）

話が横道にそれましたが、
君死にたまふことなかれ」を思い出して詠んでみましたが、ついでに久々の本歌取り

「君ハゲたまふことなかれ」
　
ああおとうとよ、君を泣く
君ハゲたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親の遺伝はまさりしも
親は鏡を握らせて
むざむざハゲよとをしへしや
むざむざハゲて死ねよとて
二十四までをそだてしや


まだまだ本歌は長いのですが、
働き者の錆鉄人は、出勤の準備もありますので・・・
（おとうととは・・・錆鉄人は姉4人の末っ子なものですから）


参考の為に、こちらは本歌（の最初の部分）です。
（間違いがあるといけないので、検索して冒頭部分をコピーしました。）

与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」

あゝおとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生まれし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや

太平洋戦争突入の「カーネーション」を見ていると
即、逮捕されて死刑になりかねないような歌ですが、
この頃はまだおおらかないい時代だったのでしょう。
（かなり物議をそうですがかもした・・・）

毛も生える

張り切って天女に「見て！」と言ったのですが
天女はいつも錆鉄人ががっかりしないように「ヨイショ」するので
「そうね、生えてきたわね」と言ってくれても信用出来ないのですが、
先日、札幌のＡさんと電話していた時に、
ホームページの写真を見て「毛が生えてきた」と言って下さったのです。
という事で、もうプラシーボじゃないと確信して、写真をアップします。

よく分からないと言われないように、
近日中に髪の毛１本１本が見える写真をホームページにアップします。