錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

エブリイ・ジョインターボの車中泊ベッドの組み立てと車中泊装備 その2

2017-01-27 19:20:31 | エブリイ
安くてパワフルで小さいエブウリイ・ジョイン・ターボで
夫婦2人で快適に車中泊が出来るように
一生懸命に考えてノコギリとドライバーだけで作ったの車中泊ベッドの紹介です。
(基本的にノコギリとドライバーだけで出来ますが、持っている電気ドリルやタッカーなども使用しました。)

ベッドフレームを組みつけた所



助手席後ろのシート部分にもベッドフレームを設置した所



その上にベッドボードを乗せます。
ベッドボードは60cm×90cm、厚さ12mmのベニヤ板に8mmの銀マットを両面テープで貼り付け
人造皮革の布を被せて裏側でタッカー留めしています。
(タッカーは大型のホッチキスのようなもので、1000円以下のもので十分です。百均にはあるかどうか?)
ベニヤ板は縦と横では強度に差があるので注意が必要ですが、
この場合は、90cm×180cmのベニヤ板を60cm×90cm3枚に切断するだけなので間違える事はないと思います。



長さ180cmが確保されています。
なお、軽ワンボックスカーの場合、前席で運転しながら出来るベッドは180cmがほぼ限界です。
カタログだけを見ると、
ハイゼットバンの荷室長は190cm以上あるのに、エブリイは170cm台だったので
最初はハイゼットしかない、エブリイではベッドが出来ないと思いましたが、
実際に測定してみると、
ハイゼットのその値はカタログ数値でしかなく、
それは助手席をダッシュボードにくっつくまで前に出した場合の数字であって、
シートを運転姿勢にセットした時の荷室の長さはほとんど同じでした。
(しかしながら、ハイゼットの後席は5分と足を置けない拷問席でした。)

60㎝×90cmの板4枚でベッドが出来上がりますが、
錆鉄人は運転席後ろの部分を2枚に分けて、
助手席後ろに座った天女が板の下のものを取り出しやすくしました。
(北海道に行く時のような長期遠征の場合は、運転席後ろのシートは取り外して
 軽量化による燃費向上と装備の積載能力をアップしていましたが、
 車検の為に取り付けて以来、そのままになっています。)

走行時は助手席後ろに天女が座り、
ベッドボードとベッドフレームは後部に置いておきます。
(雨天時など車内にいたままでベッドを完成させる為)



脚部分は運転席の後ろに置いておきます。


脚は外側が高いので反転して置きます。

次に自慢のアイテム「取り外し可能な高足テーブル」を搭載


何が自慢かというと、
車外に取り出してバーベキューなどのテーブルに出来るのです。

紐で下のベッドフレームにくくりつけておきます。
そうしないと、急ブレーキを掛けた途端、前に傾いて・・・


アイタタッ!となってしまいます。(凹みに注目)

クッション(布団)は120cm×180cmの1枚物だと狭い車内での取り扱いに苦労するので
錆鉄人は〇トリの3つ折りマットを2つ買って、1枚ずつに切り離しました。
当時2,980円のソフトタイプと3,980円のハードタイプがあったので、
錆鉄人は当然安いソフトを買いましたが、ヘタリを考えるとハードタイプのほうが良いかもしれません。
(実際に触って確認して下さい。)

錆鉄人の体重ではクッションだけでは底付きしする感じがしましたが、
上に130cm×180cmの絨毯を敷いたら、体重が分散されて寝心地が良くなりました。
(見た目も豪華)

マット2枚は天井に作った網棚に収納します。



網棚は2列目のグリップに金具を共締めしてステンレス針金を取り付けました。



後ろ側はバックドアのステーに電気ドリルで3mmの穴をあけて取り付けましたが、
穴を開けなくても取り付け可能ではないかと思います。


(針金の端でケガをしないように熱収縮チューブなどで「仕舞」をして下さい。
 ビニールテープは汚くなるのでお勧めできません。)

網棚から振動でずれ落ちないように後ろからゴム紐を伸ばし、クリップで網に挟みます。



網は〇メリで切り売りのものを購入し、インシュロックタイで取り付けています。
もう2枚のスポンジマットはあとで敷くのが面倒なので後部ベッド部分に敷き詰めます。
本当は上に乗せた装備品でスポンジがへたる可能性があるので上に置きたいのですが、
後述するようにたくさんの装備品を積んだ後で、それをどけてマットを敷くのは大変なのです。


左側はシングル毛布と枕を収納したビニール袋(チャック付)2個です。
この袋はタイヤを買った時にくれたものですが、毛布がむき出しなのは体裁が悪いと思うので使用しています。
右側はホームセンターでピッタリサイズの絨毯があったので買ったものです。
前述したように柔らかいスポンジマットの底付きを解消してくれる優れものである上に、
絨毯敷きだとマットだけと比べて高級感が出てきます。


窓の防音・防寒用の銀マットは必需品
ただし、エブリイのサイドの後ろ側は鉄板むき出しでプラスチックのカバーがないので、銀マットをはめ込むのは困難です。
錆鉄人は網棚を取り付けている針金を利用して100均の薄い銀マットをカーテン替わりに洗濯バサミで吊るします。


車中泊時は気温がマイナスになる事が予想されるので、羽毛の寝袋を使用します。
グレードは#2と#3です。
3期用の寝袋でもペットボトル湯たんぽをすれば大丈夫かもしれませんが、
就寝時にホッカイロは酸欠になるのではないかと心配なので錆鉄人は使用しません。

それから、カセットコンロは必須



今回はここに収納しました。


天女が運転席後ろのベッドボードをまくれば取り出せます。
ここのベッドボードが2つに分かれているのは、
シートを取り外した場合にこの部分が全部収納スペースになるからです。
(後ろ側の30cmほどは荷室と同じ高さ)

勿論、ビールは忘れません。
夏だと凍らせてクーラーボックスに入れるのですが、
今の時期だとバックドアの付近に置いておけば十分な冷たさです。

それからポータブル電源
助手席の足元に置きました。



これは21Aです。
車中泊場所について、ビールを飲んだり食事をしながらカーナビ(ゴリラ)でテレビを見るなら1週間位持つはずです。
軽ワンボックスカーに冷蔵庫は無理なので(搭載したら冷蔵庫の発熱で夏は大変です)
高価で重いサブバッテリーシステムは不要で、これ位のポータブル電源で十分だと思います。

錆鉄人が運転中に、天女が目が覚めた時に入れてくれるコーヒーやココアなどの便利箱


その他、着替えなどを積んでも(助手席シートの上も空いています)
そのままでカセットコンロを使用出来るスペースがあります。
(今回はベッドフレームの下は何も積んでいない状況で、雪を考えてスコップだけ入れておきました。)



なお、走行モード(後席シート使用)からベッドモードへの移行は
天女をトイレに行かせている間にセットが完了します。
(邪魔なものは一旦助手席に置きます)

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エブリイで夫婦車中泊の旅 温泉とグルメの冬富山

2017-01-27 16:56:34 | エブリイ
ステップワゴンRP-1の燃費が驚異的に良いので、遠征のほとんどはステップワゴンRP-1でするようになったのですが、
今回は冬の富山、それも秘湯にも行く予定となると、
4WDで車体の小さなエブリイ(ジョインターボ4WD)が安心です。

という事で、今回は久々にエブリイに乗って夫婦で車中泊に行きました。

25日の氷見の天気予報で、26日から27日午前中まで晴れだったので、
久しぶりに雨晴海岸の夜明けの景色撮影(けあらしと北アルプスからの日の出)を行い、

もしかしたらこんな写真が撮れるかも?

(ある写真を撮影したものなので著作権を考え小さいサイズにしています)

富山の冬といえば氷見の寒ブリ、
それも漁協の2階にある「海寶」で獲れたばかりの寒ブリと漁師メシを食べる
というこれまで2回実行している遠征ですが、今回は温泉とグルメをボリュームアップ

温泉のほうは、富山の秘湯の中では錆鉄人的には大好きな神代温泉
読みは「かみしろ」とか「じんだい」ではありません。
「こうじろ」と読める人は地元以外では温泉通といえるのではないかと思います。

もう1軒は秘湯ではなく大いなる通俗温泉「金太郎温泉」
富山には立山や剣、飛越林道からの薬師など何度も登山で足を延ばしていますが、
いずれもとんぼ帰り(サラリーマンの哀しい宿命)
すぐ近くに金太郎温泉があっても入浴する時間がなかったのでありました。

温泉にはあまり興味のない天女ですが、
愛妻家の錆鉄人は「温泉よりだんご」の天女の為に
とびっきりのグルメを計画したのでありました。

それは・・・
上記の海寶さんのきときとのブリと漁師メシ(かぶす汁)にプラスして
吉宗さんのカレーうどん(高岡)に
福井に今はなくなってしまったけれど、あった時は他の回転すしは見向きもせずに
はるばる福井市まで食べに行っていたほどおいしかった「きときと寿司」の「本店!」(氷見)
で思いっきりきときとの寿司を食べる!
という「大判振舞い!」

金無し錆鉄人が大判振舞いする為には、
高速道路を使わずに下道を走って高速代をセーブするしかありません。
ご存知のように高速代は距離が短い間は1km当たり約30円、数百kmになればキロ20円となりますが、
エブリイの燃費は15~16kmなのでガソリン代はキロ7~8円(リッター120円の場合)です。
リタイヤして金持ちならぬ「時間持ち」となった錆鉄人なので、悠々と下道を走って往復してきました。

個々のブログは別途アップする予定ですが、
今回は往復440km走行だったのでガソリン代は約3,400円(満タン給油の実燃費は15.6km/Lでした)
温泉代が3,060円
夕食は天女が作ってくれたので食事代は6,465円(持って行ったビールやお菓子は除く)
合計13,000円ほどでした。



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エブリイ・ジョインターボの車中泊ベッドの組み立てと車中泊装備

2017-01-25 19:35:48 | エブリイ
明日・明後日と天気が良さそうなので、
今年初めての車中泊遠征に行く事にしました。
目的地はナイショ!
夫婦での車中泊はマラソンに行っていた頃からですからほぼ30年、延べ約500日になると思います。

我が家の車中泊のメインはステップワゴンRP-1ですが、
途中の道路が狭い秘湯に行く時や、駐車場の狭い登山口の駐車場に行く時の為に
軽のワンボックスカー「エブリイ」を買い、夫婦で車中泊出来るように改造しました。

という事で、納車後ちょうど5年ですが、65000kmほど走っています。
(ちなみに、エブリィと書く人が多いのですが、正確にはエブリイです)
今回は雪があるので走行能力の高いエブリイで行く事にしました。

エブリイ・ジョインは
エブリイでも5ナンバーのワゴンではなく4ナンバーのバンですが、
5ナンバーに準ずる装備のグレードで、我が家はターボの4WDです。
何故4ナンバーかというと、5ナンバーのターボ4WDだと160万円以上もするのですが、
4ナンバーだと20万円以上も安いからです。
軽の4ナンバーの良い所は、最初の車検は2年と短いのですが、
それ以降も2年毎と5ナンバーと同じになります。
(軽以外の4ナンバー車は1年ごとになりますが・・・)

残念な所は、
後席が5ナンバーの廉価版と同じシートが取り付けられているのですが、
スライドもリクライニングもしない所です。(法律で決められているようです)
それでも、左右別々に折りたためる上、センターにはひじ掛けも付いています。
1、2列のシートをつなげてフルフラットに出来ますが、
この車で車中泊する場合、そうやって寝る人はいません。(と思います)
シートの段差が大きいからです。

エブリイに限らず軽ワンボックスカーは2列目シートを折りたためば
幅130cm長さ180cm以上のほぼフラットな荷室が出来るので、
そこにマットや布団を敷いて寝るのが一般的です。

錆鉄人の場合は、登山装備(60L+50L)を積むという条件があり、
さらには金曜日の終業後に限界まで(夜中過ぎまで)走って、
若干眠ったあとはまだ暗い間に登山開始をするので
すぐに寝られるという事が非常に重要なのでありました。
また、1週間休んで北海道を車中泊で旅行する事にも使いたいと思っていたので、
たくさんの装備、荷物を積めることが非常に重要な要件でありました。

という事で、
考え抜いて作ったのが以下の車中泊ベッドです。

エブリイの助手席の足元は狭いので、天女は通常は後席左側に座ります。
(疲れた時は助手席を倒して足を延ばしていられます)

尚、エブリイは2年ほど前にモデルチェンジして、助手席の足元はかなり広くなっています。
さらには車高がアップして、室内高さも5cmほど高くなったのも車中泊にはメリット大です。
さらに言えば、軽量化と新型エンジンの搭載で燃費がすごく良くなりました。
錆鉄人の旧型エブリイジョインターボ4WDの実燃費はリッター16~17kmですが、
新型ならリッター20km行くのではないかと思われます。(錆鉄人の走行パターンの場合)

荷物・装備をたくさん積んで邪魔にならないようにするには、
ベッドを作って下に装備を入れる事です。
しかしながら、高くしすぎると天井に頭がつかえてしまい居住性が悪くなります。
という事で、錆鉄人はベッドから天井までほぼ1mの高さが確保出来るように
ベッドフレームの高さを20cmに設定しました。
(現行型だと25cmに出来る所が素晴らしい!)

ベッドフレームをセットした所

材料は1×4材(18×89mm)で1.8m物で1本2百数十円です。
(錆鉄人が買った時はもっと安かったのですが・・・)

材料は御存じのように縦に使うのと横に使うのとでは強度に大差があるので、
当然写真のように縦で使います。
(ネットで製作例を見ると2×4材を横に使用している人がいますが、費用・重量が無駄である上、
 装備品の搭載スペースも狭くなり、重量増による燃費低下まであります。)

ちなみに真ん中の部分に当て板がしてあるのはベッドボードの脱落防止です。
(フレームの幅が120cmで荷室は左右に余裕がある為に、
 この真ん中のフレームに片方のベッドボードが乗らない場合、強度が心配になった為に受け部を拡げました。)

幅の大きなものを入れる事が出来るように中央の支柱は取り外し式です。


装着した所


前のベッドフレーム(後席シート部分)


脚は1×4材の差し込み式です。(ボルト締め等の手間がかかる事はしたくありませんから)

ベッドが水平になるように左右の足の長さは違っています。

1×4材の脚に適当な木をネジ止めしてフレームを支えています。


後ろ側は後部のベッドフレームの脚に同じように木をネジ止めして、その上に乗せるだけです。


後席左側のベッドフレームも、最初は右側と同じにしていましたが、
四角い枠だと使用していないときに案外邪魔になったので構造を変更しました。

材料はこの3つ


縦フレームの前部分を拡大


斜めのカットは装着したままで走る場合を考慮し、シートのリクライニングを確保する為です。

脚部分のはまり込み部分の切り込みにはめ込みます。


縦フレームの後ろ部分の拡大


後部ベッドフレームのはめ込み部


はめこんだ状態


脚にもはめ込んでベッドフレームが完成した状態

天女と錆鉄人が寝ても強度的に全く問題はありません。
(延べ数十泊しています)
あとは上にベッド床材を乗せるだけです。

以下、続く
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エブリイのベッドフレーム改造

2012-09-17 13:00:52 | エブリイ
エブリイでの車中泊、これまでに5回位したと思いますが、
ベッドの寝心地に関しては全く問題がありません。

しかしながら、ベッドフレームをセットした状態では
前席のシートをリクライニング出来ないのです。

という事で、愛妻家の錆鉄人は天女の(走行中の)安眠の為に
ベッドフレームを改造する事にしました。

要するに、ベッドフレームの前端部分を後退させれば良いのですが、
差し込み式の脚はほぼシートに接触している状態です。
という事で、まずは脚を変更し、さらに脚の差込部分を斜めに傾けて
やっとシートとの間に2cmほどの空き間を確保。
たった2cmですが、天女にとっては大きな2cmです。
(アーム外ロング船長よ、安らかに!)

次ぎに、フレーム後端の左右連結板を2cm前に出し、
その分の縦板を切って出来上がり。
(つまりベッドフレームの全長を2cm短縮)
この2cm分だけ前のベッドフレームが後退出来るようになり、
シートがリクライニング出来るという計算です。

セットすると、バッチリです。
(写真を見ても、フレーム脚がシートにくっつきそうで、これ以上は下げる事が出来ない事が分かると思います)

これで、天女は「さらに」ぐっすりと眠れる事でしょう。
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