至近距離からの鹿の鳴き声で目を覚ました。
天女さんちの家屋の南側7~8mの所には高さ1m程の石垣があり、
かつてはそこをイノシシが飛び降り、駆け上がって石垣が崩れたので
石垣の上に電気柵を設置しているのですが、
鹿がその電気柵に触れて驚いて鳴き声を立てたに違いないと思いました。
ベッドから出て居間からそちらのほうを見ると、目が光っています。
驚かせようと光を当てましたが・・・逃げません。
しかたがありません、外に出て追い払うしかありません。
少し前に鹿の角に刺されて死んだ人のニュースを見ていたので
用心深く家の外に出ると・・・
もう鹿の目の光は消えていました。
数秒後、急傾斜地の防護壁の向こう側でゴソゴソと音がして
逃げていく気配がしました。
やれやれと思ってベッドに入って時計を見ると4時15分、
寝入る暇もなく、再び鹿の鳴き声!
居間から外を見ると、また鹿の目が光っていました。
もう一度外に出ましたが、
鹿は先ほどに懲りて逃げて行ってしまったみたいでした。
しかしながら居間に戻ると・・・
また鹿の目が光っています!
おかしいなぁ・・・
手を左右に動かすと鹿の目は消えました。
鹿の目の正体見たり常夜灯