最高裁判所裁判官の暴走を許さない

最高裁判所裁判官の国民審査は、衆議院選挙の時の「ついでに」ならないようにしましょう。辞めさせるのは国民の権利です。

これでも危険運転にならない?大阪地裁

2017-03-13 19:16:54 | 日記
時事通信の報道です。

児童ら6人負傷事故は無罪=危険運転罪、成立せず-大阪地裁

大阪府豊中市で2015年、登校中の小学生らの列に車で突っ込むなどし6人に重軽傷を負わせたとして、自動車運転処罰法違反(危険運転致傷)罪などに問われた中村恵美被告(51)の判決が13日、大阪地裁であった。田村政喜裁判長は危険運転罪は成立しないと判断し、事故については無罪を言い渡した。
危険運転認めず懲役3年6月=看護師死亡飲酒事故-大阪地裁

 中村被告は母親に対する傷害罪にも問われており、同罪に関して罰金30万円とされた。検察側は懲役4年6月を求刑していた。
 中村被告は、睡眠導入剤を飲んだ影響で正常な運転が困難な状態に陥ったのに運転を続け、15年5月20日朝、豊中市で登校中の小学生の列に突っ込むなどし、男児ら6人に重軽傷を負わせたとして、危険運転罪に問われていた。
 田村裁判長は、事故を起こす前に蛇行運転や信号無視などの異常な運転はなかったと指摘。「睡眠導入剤の影響で普段より注意力が減退していたとは言えない」と判断し、危険運転罪の成立を認めなかった。
 眠気を催したのに運転を中止しなかったとして、過失運転致傷罪も予備的に審理されていたが、田村裁判長は眠気で前方注視が困難になったことを否定。犯罪の証明がないとした。



実にひどい話です。

どうも危険運転致死罪が成立するには、平成20年10月16日  最高裁判所第一小法廷  決定  棄却  名古屋高等裁判所によれば、例えば飲酒後の運転でそれまで赤信号で停まった事や細い路地を通り抜けられたなどがあれば成立しないようです。単なる酒気帯び運転による業務上過失致死です。


裁判官は酒や睡眠薬を飲んだことはないのでしょうか?酒を飲んですぐに酔いが回る事はありません。ある一定時間過ぎないと酒も薬も影響は出ません。「眠気を催したのに運転を中止しなかった」、体質にもよりますが、睡眠薬は突然来ます。
今回は死者が出なかったのが幸いですが、少なくともこの事件は、睡眠薬だと認識して飲んでいるのですから、市民の感覚からすれば充分に危険運転にすべきです。